いよいよ令和が始まりました!
海外にいると元号を使う機会が少なく、新年を迎えるたびに今年は平成何年だっけ?と悩むような有様でしたが、メディアを通して新元号を迎える日本の様子を見ながら、少しだけお祭り気分を味わいました。
心機一転、こちらのブログももう少し更新頻度をあげられるよう頑張りたいと思います!
ブリュッセルに来て間もない頃から面白いなあ、と思っていたのが「キックボード」の普及度合い。
アメリカでも日本でも、キックボードは子どもの遊具というイメージでした。しかし、こちらでは子どもから大人まで、ちょっとした距離を移動するのに、よくキックボードを利用しているのです。そのまま、地下鉄やトラム、バスに乗ることも可能なようです。
ブリュッセルは、それなりに公共交通機関も充実していますが、最寄り駅までが遠かったり、バスもなかなかこなかったりという不便さもあるせいか、キックボードが重宝されるのでしょう。
そんな中で、一年ほど前から見かけるようになったのが、道端に放置してある緑色の電動キックボード。最初、「誰のだろう?」「こんなとこに放置されて、盗まれるのでは?」と疑問に思っていたのですが、実はこれは新しい移動サービスLime(ライム)だったのです。
使い方は簡単。
1)携帯にLimeのアプリをダウンロード
2)支払い用のカード情報などを含むアカウントを登録
3)使用したいときは、アプリをチェックして現在地の近くにLimeがあるかを地図で確認
4)アプリを通して、Limeについている機器のバーコードを読み込むとLimeが始動。
5)目的地まで自由に利用して終了の操作をすればおしまい。
費用は、起動するのに1ユーロ。その後時間(距離だったかな)に応じて、加算されていくという仕組み。
私有地に持ち込むことはできないそうです。また、Limeは電動キックボードなので、バッテリーが切れると使えません、そういう場合は、サポートを呼ぶようになっているそう。
私自信は、自分の車があるのでLimeを使用する機会はなかなかなさそうですが、高校生になった娘は、地下鉄の最寄り駅までの1kmほどや、近所の友人の家などに行くのに利用したいと言っていました。私自身は安全性なども心配だったのですが、先日、娘は初めて利用する機会があったそうで、なかなか快適だったとのこと。
去年から今年にかけて、スウェーデンの女子高生グレタさん
が始めた環境保護活動がヨーロッパを中心に広がり、娘の通うインターナショナルスクールの友人の中にも、デモに参加する生徒がいたり、学校も自家用車ではなく、自転車などでの通学を呼びかけるなどの運動が広がっています。そんな動きも追い風になっているのか、最近は同じ電動キックボードのサービスでもLime以外のものも数種類目にするようになりました。
このLime、ヨーロッパだけではなく、アメリカなどでも広がっているそうです。
これからの展開が楽しみです。私もいつかトライしてみたいと思います!
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