こんにちは、みゆきメダカです。今回はタイに初めてできた日本のドン・キホーテに行ってきましたので、そのご報告をしたいと思います。この手の商業施設は開店当初はかなりのテナントが未開店なので、そろそろいいかなと思って行ってきました。少しの間、お付き合いいただければ嬉しいです。
概要 焼き芋売り場今年の2月22日にバンコクのスクンビットエリアにオープンしたタイでのドンキホーテ1号店となるドンドンドンキは5階建の複合商業施設ドンキモールトンロー店の1階、2階に入っています。同社の海外進出としては、アメリカ、シンガポールに続き3カ国目となっています。場所は上記の通り、スクンビットエリアなのですが、最寄りのBTSトンローもしくはエカマイからかなり離れており、徒歩15分と言ったところです。(距離的にはBTSの一駅分ぐらいでしょうか。詳細はきかのGoogleMapご参照ください。)この手の商業施設の立地条件としては、あまり良いとは言えないと思います。ドンドンドンキに限らず、この建物全体が日本のドン・キホーテの関連会社の開発によるものですので、1階から5階までご紹介していきます。
1階 一階案内図1階は食品を中心としたスーパーマーケット、ドンドンドンキが約7割ほどの面積を占め、残りが飲食を中心としたテナント約10店です。
スーパーマーケットはやはり生鮮食品が豊富で日本の食品、特に調味料が豊富です。バンコクの日系スーパーマーケットと比べてあまり高くないように思います。自炊をする単身赴任者にはありがたいですね。また、なんと、24時間営業しています。また、魚を中心に調理をしてくれるのもバンコクでは新しい試みですね。また、買ったものを店内で食べることができるスペースもありました。
生鮮食品コーナー 調味料コーナー スーパーマーケットとテナントの間の通路 2階 2階案内図2階は化粧品、文具、生活用品を扱ったスーパーマーケットとタイでもおなじみのダイソー、ツバキ薬局、日本の眼鏡屋さん、長野県とマルコメみそのコラボ店舗、ゴルフ洋品店です。客層が重なるダイソーとツバサ薬局がこの建物に入っているのは面白いですね。店舗運営と施設運営はまた別物ということでしょうか。1階同様、2階のスーパーマーケットも24時間営業です。
トミカのミニカーコーナー海外のショッピングセンターおもちゃ売り場のガンプラと並んでの定番、トミカのミニカ。
化粧品売り場2階の売り場の半分ぐらいは化粧品。
BNK48現在タイで人気急上昇中のBNK 48関連の商品
文房具売り場パイロットの消せるポールペンとマーカー
ダイソー競争相手のダイソーとツルハ薬局も仲良く出店していました。
3階 3階案内図3階は食堂街です。日本のテナントがほとんどを占めています。バンコクでは聞いたことがない名前のお店もありました。
3階中央部 オンザテーブル ZEN 4階 4階案内図4階も食堂街です。日本のテナントがほとんどを占めています。4階にはカラオケもあります。一部の店舗スペースはテナントが決まっていないのか、空きスペースが目立っていました。
カラオケ かつ真 4階 Coming Soon 5階 5階案内図5階はハローキティのアミューズメントエリアと複合屋内スポーツ施設になっています。アミューズメントの方はよくわかりませんが、スポーツ施設の方は結構本格的で大人でも楽しめそうです。
Hello Kitty Go Around Grand Opening Event跡 Information displays wall climbing Multi court Ticket price 行って思ったことさて、日本製品が溢れており、商業施設が飽和状態にあると言われるバンコクですが、ドンドンドンキーは今後発展していけるのでしょうか。以下はあくまで僕の私観ですが、この店舗はやはり立地条件がかなり悪いように思いました。BTSの駅からは遠く(最寄りの駅から徒歩約15分ですが、この店に来るようなタイ人の方はこの距離は歩かないように思います。)、かつ渋滞が頻発するこの場所で、客はどのような手段で来店すると想定しているのでしょうか。また、週末の滞在型ショッピングセンターとしては、規模が少し小さいのではというのが正直な感想です。24時間営業のコンビニが所狭しと営業しているバンコクで本当にこの手のショッピングセンターの24時間営業は必要なのでしょうか。(もちろん利用者としては、便利ですが。。。)
ちょっと否定的なコメントも書いてしまいましたが、個人として、ドンキーさんには頑張って欲しいと思います。今後も商売繁盛され、店舗数も増やされて競争原理により、既存の競争相手とともに商品単価が下がっていけば良いなと思っています。現在、バンコクでは、伊勢丹さんのスーパーマーケット等を除けば、実質的にフジスーパーの1択なので、十分に競争原理が働いていないように思います。
持ち株会社の名前(株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)からも海外進出は企業としての大きな基本方針なのではないかと思います。現在プライベートブランド商品はあまりないようですが、今後の海外進出の結果は販売コンセプトと独自の流通ルートにより、どれだけ魅力的な商品を手頃な価格で提供できるのかにかかっているように思います。
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。さようなら。