北半球にお住いの皆さま、寒い冬、いかがお過ごしですか?
ベルギーでは、昨年は11月後半には早くも初雪、積雪がありましたが、今年は1月も終盤になってようやくの初雪。
そんな中、1月後半あたりから、まわりでもインフルエンザらしき症状を訴える人が増え、子どもの学校でも欠席者が増えたりという状況です。
日本では、年明け早々から例年以上にインフルエンザの大流行が続いていたようですね。
実は昨年度、娘は恐らく人生初のインフルエンザにかかりました。「恐らく」というのは、病院で診断したわけじゃないから確認はしていない、というわけ。
昨年2月、カーニバル休暇直前に高熱を出した娘。まわりでも、体調を崩す人が増えていた時期でした。病院に行った方がいいのか迷ったあげく、毎年健康診断でお世話になっているブリュッセル在住の日本人医師に電話で相談したところ、日本と違ってベルギーでは、インフルエンザだとしても検査をするわけではなく、わざわざ救急に連れて行ってもさんざん待たされて、解熱剤を処方されるだけだから、市販の解熱剤を使い、家で安静にし様子を見ながら、もし数日たっても熱が下がらなければその時に病院に行けばいい、とのお返事。
そこで、先生の指示通り解熱剤と安静で様子を見たところ、2日後には熱も下がり、幸い病院のお世話になることもなく快復しました!
日本では、インフルが疑われたらすぐに病院に行く、というのが一般的ですから大きな違いですね。
先生曰く、日本の方針は少しヨーロッパと考え方が違うとのこと。インフルエンザは確かに命に係わる怖い病気にもなりえますが、ヨーロッパでは、病院では医師が本当に重症の患者のケアをしっかりとできるように、通常のインフルエンザらしき症状は、自宅でケアすればよいという考え方だそうです。
確かに日本では、医師が押し寄せるインフルエンザの患者さんの対応に追われて大変なことになっているという話をよく耳にします。ヨーロッパのような考え方も一理あるのかもしれませんね。
注射嫌いの娘。実はアメリカにいた8歳の頃以来、インフルエンザの注射は拒否し続けてきました。私も、「インフルエンザにかからないように気を付けるなら注射しなくてもいいよ。でも、かかったら次の年は予防接種するからね!」という約束のもと、それを認めてきたのですが、昨年の苦い経験から今年は娘も私も早めに予防接種をしました。その甲斐あってか、今のところ元気にしていますが油断は禁物ですね。引き続き、体調には気を付けたいと思います。
どうぞみなさんも、例年にない記録的な寒さの冬を元気に乗り切ってください!
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