車社会のアメリカ。今回は、車に関する英語表現をご紹介します。
車のパーツの日本語は、英語圏では通じない和製英語が多くて困ります。日本で40年近く暮らしてきた私にとって、頭にしみついた和製英語は一番やっかいですね。どうしても和製英語のほうが先に頭に浮かんでしまうから!
映画とドラマからの英語フレーズと、アン・クレシーニさんの著書「ペットボトルは英語じゃないって知っとうと!?」をご紹介します。
「Shotgun!」は「私が(僕が)助手席に座る!」という意味です。
リーズ・ウィザースプーンとソフィア・ベルガラ主演のコメディ映画「キューティー・コップ」(原題:”Hot Pursuit”)の例をご紹介します。
「Shotgun!」といえば「助手席に座る」という意味だとたいていのアメリカ人は知っています。なのに、リース・ウィザースプーン演じる婦警クーパーは、文字通り「ショットガンを持っている」とカン違い!この出来事で警察署内でも有名に、いや、笑い者になってしまいました。
下の動画の38秒近辺をごらんください。「I got shotgun!(オレ、助手席!)」 と言った若者に対して、銃を持っているとカン違いしたクーパー(リース)が「銃を捨てなさい!」と叫びます。
上司:You’d never heard someone calling “shotgun” to sit in the front?(助手席に座りたいから”shotgun”と誰かが言うのを聞いたことないのか?)
クーパー:That’s a negative, sir. (ありません)
クーパーは、なんでも文字通りに(というか教科書通りに?)受け取ってしまう杓子定規なカタブツなのです。
ちなみに「助手席」は「 passenger seat 」といいます。
リース・ウィザースプーンは、真面目で融通がきかない役を演じさせたら右に出る人はいないですね〜(笑)。リース主演のドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」もオススメです(あ、これはセレブな主婦役です)。
ゴルフで使う「ショットガン」とは?ショットガンスタートとは、ショットガンの発砲を合図に各ホールのプレーヤーが一斉にスタートする方式。スタートはアウトの1番、インの10番に限らず、組数が多いときには18のホール全てからスタートします。
Eyes on the road!「ちゃんと前を見て」よそ見をして運転している人には、
Eyes on the road! (ちゃんと前を見て!)
と言って注意します。
コメディ・ドラマ「モダン・ファミリー」にも出てきました(シーズン1,第16話)。
北九州市立大学准教授のアン・クレシーニさんは、アメリカのバージニア州出身のアメリカ人。日本の面白いことをバイリンガルブログに書いています(日本語は博多弁)。
そんなアンちゃんは和製英語が大好き。和製英語のおもしろさを200を超える実例で楽しくわかりやすく解説したのが「ペットボトルは英語じゃないって知っとうと!?」。
これ、本当に面白くてためになる本なので、ぜひ読んでみてください。
車に関する和製英語はたくさんあります。これだけは覚えておいたほうがいい、と私が思うものをご紹介しますね。
アンちゃんが英語と日本語(博多弁)のバイリンガルで書いているブログは、超オススメです。
眼の前でアンちゃんがしゃべっているような錯覚におちいるほど、おしゃべり口調の英語&日本語。すぐにマネして使いたい英語フレーズの宝庫なのです!ぜひ読んでみてください。
車に関する英語フレーズ、いかがでしたか?
和製英語に引きずられず、ぜひ正しい英語を覚えて使ってくださいね。
Have a wonderful day!
投稿 和製英語が多くて困る!車に関する英語表現【アメリカ生活】 は Naoko's English Cafe に最初に表示されました。