ヨーロッパに住むようになり、子どもがインターナショナルスクールに通っているおかげで、オランダ、スウェーデンなどヨーロッパのお母さんたちと接することが多くなりました。そんな中で、少しびっくりした話を紹介します。
まずは娘のスウェーデン人の友人のこと。彼女は、アフリカに住んでいた経験があり動物を大事にしたいという思いが強くなったことから、1年ほど前からビーガン(純粋菜食主義者)になりました。家族はビーガンではなく、娘の前でもお肉を食べるとのこと。お肉を食べないとどうしてもタンパク質が不足しがちなため、お母さんは豆腐や豆をいろいろ工夫して食べさせているそう。
まだ15歳という成長期の子どものこの決断を受け入れることって、なかなか簡単なことではないですよね。子どもの意志を日本よりももっと尊重する風土があるように感じます。
そしてもう一つはオランダ人のお母さん達との会話でびっくりした話。
オランダ人 「アメリカでは、大学での成績を保護者に知らせるらしいのよ」
別のオランダ人「えーそうなの?もう大学生なのにね。オランダだったら、保護者がお願いしても子どもの許可がないと成績なんて見れないわよね。」
別のオランダ人「アメリカの大学は学費が高くって、親が高額な学費を出してるから仕方ないのかしらね」
この会話を耳にしながら、私は何も言うことができませんでした。なぜって、日本は就職活動にまで、親が大学に相談したりすることもあるぐらいですよね。なんだか状況が違い過ぎて何を言っていいのかわからなかったのです。
もちろんどこの国の教育や子育てにも、良い点・悪い点があり、個人による考え方の違いもいろいろとあります。
そんな中でも、いろいろな国に住んで、自分がこれまで思ってきたこととは異なる考え方に触れることは、大きな刺激であり、自分の考えを見つめなおすきっかけにもなります。まだまだ、世界には知らないことがきっとたくさんあるのでしょうね。。。
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