David McCulloughによる「The Wright Brothers」は英文としても読みやすく、とても良い本です。
カリフォルニアへ帰省中にどこかに紛れtしまって半分ほどで中断していますが、大学への進学を諦めた彼らが、多くの困難を乗り越えて、大学教授らを始めとするアカデミーの予想を裏切って有人飛行を成功させるまでのストーリーにはとても勇気づけられます。
子どもたちとの会話の格好の題材となりました。
彼らの父親はキリスト教の司祭ですが、兄弟は4男1女だったようです。このうち、いわゆるThe Wright Brothersとして世界になお馳せるのは3男のWilburと4男のOrvilleです。幼少の頃に母親を亡くしたり、Yale大も間違いないと周りから囁かれていたWilburの大けがなどけっして平坦な道のりではありませんでした。
大学進学を諦めた兄弟が始めに起こしたビジネスは印刷業、ローカル新聞の発行でした。 そして当時またたくまに流行となった自転車の製作販売を手掛けます。
この自転車ショップはかなり成功したようで、いくつか博物館として当時の様子が保存されています。
私も自転車に乗りますが、個人的には当時すでにここまでスレッドがしっかり入ったゴムタイヤを使っていたことには感心しました。
次回はいよいよ彼らの飛行機についてです。