皆さんこんにちは、ブリスベン支店の Izzy です。
毎週火曜日は、【Izzyの易しい優しい経済楽】の時間です。
身近な話題、気になる話題、親しみやすい話題をとりあげて
いきますので、オーストラリア経済(かなり大げさ?)を一緒
に勉強しましょう。
さて、今週は、オーストラリア人の「労働」に関する意識調査の
結果について触れてみたいと思います。
政府統計局(ABS)の調査によりますと、オーストラリア人の
5人に1人(約220万人)が、自分を「働きすぎ」と回答している
ことがわかったそうです。
えー、冗談でしょって言いたくなるは私だけでしょうか?
ABSの調査は2007 年に行った聞き取り調査に基づいている
とのことですが、「働きすぎ」の人は、週平均46.9 時間働いて
いるということです(えっ、それだけで働きすぎ???)。
自分を「働きすぎ」としている人の傾向としては、35-64 歳の
男性で高収入、仕事は管理職のほか医師や教師、弁護士な
ど専門職に多くみられるということです。
この「働きすぎ」は年齢が上がるにつれて高まる傾向にある
とのことで、自らを「働きすぎ」と答えた15-24 歳が7%だった
のに対し、45-65 歳では27%に達しているとのことです。
一方、4歳以下の子どもがいる労働者140 万人のうち、父親
のおよそ26%が、母親のおよそ19%がそれぞれ労働時間の
短縮を望んでいることも分かりました。
しかし、「労働時間を減らしたい理由」については、豪州社会
における人々の個別化を顕著に反映しているよです。 労働
時間を子育てのために減らしたいはわずか11.2%、家族に
関連したほかの理由では9.2%だけだったようでで、社会生
活や余暇のために労働時間を減らしたいという人は35.7%ま
で上っているようです。
ここオーストラリアで暮らしていて感じるのは、確かに朝早く
から働いている人はたくさんいますし、夜遅くまで働く人も多
くいます。 勿論、夜中に仕事をする方々も星の数ほどいる
ことでしょう。 でも、多くの方々は、オンとオフをはっきり区
別しプライベートの時間を大切に、有効に使っているように
思います。
私たちもオーストラリア人の時間の使い方を見習うべきだと
思いますが、「働きすぎ」はちょっとないんじゃないでしょうか
???
Izzy