日本国内、海外国内ではサクサクインターネットができるのに、日本にアクセスすると急に回線が悪くなる。そのようなことが海外では多く起こります。回線は目に見えないだけに何が原因なのか?何を修復すればよいのか?なぜ問題があるのか?というような具体的な解決策が見えず途方にくれる方も多いのが現状です。WatchJTVでは、海外にお住いの方にこれらの原因、解決策、回避策を目で見れる形でご案内し、海外在住者のIT生活をサポートしております。
言葉の壁、IT知識の壁で思い通り相談もできない海外生活
日本であればプロバイダーに連絡をして回線が遅いとか不具合があるとかすぐに連絡がとれるのですが、海外となるとこのような単純なことでも言葉の壁に阻まれ諦めてしまうことも多いのが現状です。
海外では思い通りに回線環境が整わず、いくらプロバイダーに連絡しても一向に解決しない。挙げ句の果てには、あなたのPCの問題と言い放たれるなどというケースも少なくありません。
WatchJTVは、そのような海外事情をよく存じ上げておりますので、テレパソユーザー様には海外在住者向けの明確な理由を分析してお伝えするように心がけております。
とある中国の一例
最近起きた事例ですが、日本にテレパソを設置されているのですが回線がよく切断されるということでご相談をいただきました。通常の業者での対応とは違い、弊社ではその回線が切れる原因と理由をお客様に目で見れる形で常にご提供しております。
通常海外から日本にインターネットでアクセスする場合、幾つかの拠点を通過して日本まで届きます。下記はそれを示したものですが、13行つまり13の拠点を通過して通信がされていることがわかります。
赤く囲んだ数字の部分はパケットロスの割合を示すものなのですが、通常0−100%で表示されます。ここの数字がすべて0である場合は正常ネットワークつまり、止まることなく快適に通信ができるというご理解になります。 ご相談いただいた回線が切断される、カクカクするというときに測定したデータを見てみると
同じく13拠点の経由で赤い枠部分が100%, 50%, 100%,100%となっており前回の綺麗なゼロの表とは打って変わった数値なのが目でお分かり頂けると思います。
さらに詳細を見て行きますと中国国内ではパケットロスゼロ。日本国内でもパケットロスゼロ。つまり、国内ではインターネットはサクサク問題がないということも伺えます。
この結果から見ると中国と日本を結ぶ回線間でパケットロスが大量に発生していることから、回線が止まる、カクカクするという障害が起きているのが数値で見ることができます。
パケットロスとは?
パケットロスというのは、データの流れですが、赤い枠の部分がたとえ数字の1つまり1%のパケットロスでも延滞を生じてきます。正常時はゼロであるのが通常です。このケースですと国際回線4拠点で全てパケットロスがでているため通信が安定してこないことが目でわかります。
100%のパケットロスというのはわかりやすく例えますと水道にホースをつなげておいて 水を流します。そしてホースの途中を足で100%踏むことで水が一時的に止まります。水の流れがデータの流れとなり足で止めている部分が数カ所にも及んでいるため水がホースから出てこないという状態になります。
4箇所でホースを踏み潰しているため、1つの足を外しても他の部分水は滞り、データは先に 動かないということになります。また一部は50%という部分もあるためついたり消えたりということが繰り返されるということになります。 国際回線ではこのようなことが日常で起きています。
誰が修復するのか?
国内回線は各プロバイダーが修復を試みるのですが、国際回線というのは国外になるためプロバイダーはあまり関わりたくない部分です。その為、担当する人も修復する人も国外での障害についてはあまり相手にしてくれないのが現状です。
正直現状では、事態の深刻さをプロバイダーの知識のある人が気づくことで修復が試みられるという非常にアナログ的な部分がまだあります。
テレパソがあればいつでもお手伝いします
このようなネットワーク診断が海外からできるのも、日本にテレパソを設置している為です。日本に機器を設置してテレビを見る場合は、どうしてもこの国際回線を経由しなければならない為、海外在住者にとっては避けられないトラブルです。
海外に渡航されても遠隔からしっかりと状況を判断し、正確に問題の根本を把握し的確なアドバイスを差し上げております。
テレパソは、地上波、BS、CSの視聴ばかりでなく、VPNの接続、ファイルサーバー、IoT家電の操作、遠隔サポート等、海外在住者が必要なことをすべてご利用いただけるようになる海外在住者にとっては貴重な1台となります。
海外渡航前には是非一台設置の上渡航ください。 テレパソはこちらからご利用いただけます。