NPRのインタビュー記事をとても興味深く読みました。
「The Distracted Mind - Ancient Brains in a High-Tech World」 (Adam Gazzaley and Larry D. Rosen)という本を書いた、Dr. Gazzaleyです。
前半を簡単に要約すると、次の通りです。
情報技術が日常生活に浸透するにつれて、かつて食料を求めて狩猟採集に勤しんでいたヒトの本能が、今度は「情報ハンティング」へと向かうようになってきた。これには良い面もあることは否定しないが、日常生活においては集中力の欠如や注意散漫といった負の側面が懸念され、特に教育の現場では大きな問題となる。
以下この記事のイントロです。food-foragingで食料採集という意味ですが、info-foragingとは面白い表現だと思いました。
Maybe the smart phone's hegemony makes perfect evolutionary sense: Humans are tapping a deep urge to seek out information. Our ancient food-foraging survival instinct has evolved into an info-foraging obsession; one that prompts many of us today to constantly check our phones and multitask.
情報技術や情報機器の進歩と浸透にはたくさんのメリットがあり、今の世の中、情報機器なしに生活することは不可能ですね。ただ我々人間は自分たちの感情や行動をcontrolすることができます。Dr. Gazaleyから一つの提案がありましたが、technology "time outs"という言葉も面白いと思いました。
あと目先の情報に振り回されて、本質的なもの、大切なもの、何よりも自分にとっての幸福や大きな目標を見失わないように気をつけないといけませんね。
私も毎日が忙しすぎて自分を見失いがちですが、反省しました。
以下、英辞郎からです。
foraging 【名】 狩猟採集
【形】 狩猟採集(生活)の、採集狩猟(生活)を特徴とする
Foraging about, I found a bottle with some brandy left, for Hands;
ごそごそ探し回って、ハンズのために少しブランデーが残っているボトルを一本見つけた。◆【出典】日英対訳文・対応付けデータ(国立研究開発法人情報通信研究機構)◆【書名】Treasure Island(宝島)◆【著者】Robert Louis Stevenson◆【和訳】Katokt 全文表示
foraging activity
採餌活動
foraging ant
行軍アリ
foraging behavior
採食行動
foraging behaviour
〈英〉→ foraging behavior
foraging efficiency
獲得効率、食料探しの能率
The important thing is to identify the "future that has already happened"