アメリカシリコンバレーでは今、音声認識型のパーソナルアシスタントの機能が自宅のホームオートメーション化を加速しています。
AppleのSiri、AmazonのAlexa、GoogleのOK googleとシリコンバレー3大企業が様々な家電とつながり、まるでひと昔みたSF映画の中の世界のような現実を作り出しています。
現在最も将来性のある音声認識型パーソナルアシスタントをご紹介いたします。
Hey Siri(Apple社)
使える機種: iPhone, iPad (iOS10)
コマンド: Hey Siri
言語:日本語対応
HomeKit対応の家電をアプリが自動探知し家中の家電を自動化することができるようになります。 例えば、
「ファミリールームの照明を消して」「明るさを 55% に設定して」 「温度を 22 度に設定して」 「玄関の鍵締めたっけ?」 「オフィスのファンを回して」 「読書のシーンを用意して」 「アメリカにある家の照明を消して」
というようなことをSiriに告げるだけですべての家電をコントロールすることができるようになります。
自宅内の家電ばかりでなく、遠隔の場所の操作も可能なので海外から日本の自宅の家電、また日本から海外の自宅の家電の操作も可能になりますので海外駐在者には大変便利なシステムとなるかと思います。
このHomeKit(ホームキット)を利用しテレパソを日本に設置することで海外から
「テレビつけて」「テレビ消して」「チャンネル5に変えて」
というようなコマンドで海外のテレビで日本のテレビを操作できるようになります。またHomeKitのScenes (シーン)という機能を使えば、
「ただいま」
といっただけで自宅の電気をつけ、日本のテレビをつけて、空調を快適温度に設定するというような自動化を自由自在に組み合わせることができるようになります。
自分所有のiPhone, iPadのSiriに対して命令をするタイプですが、HomeKitは家族での共有が可能です。
Alexa(Amazon社)
使える機種: Alexa Echo, Amazon Fire TV/Stick
コマンド: Alexa
言語:日本語未対応
サポートされている家電がアメリカで一番多い機器です。最近では電気屋さんでもAlexa対応というようなロゴをよく見かけます。
Appleとは違い一家に1台というように部屋の中心に設置し誰でもいつでも話しかけることができますので小さなお子さんでも利用ができるのがSiriとの大きな違いです。
また、ソフト、ハードともにIFTTTにも対応しているのでかなり柔軟性がでてきます。AlexaはIFTTTと組み合わせることで様々な家電、ソフトの自動化をすることができます。
ただし、現在はすべて英語なので日本語対応はされていませんので日本ではまだあまり馴染みがないかもしれませんが、アメリカでは一番人気のバーチャルアシスタントになります。
Alexaを利用しテレパソを日本に設置することで海外から
「Trigger Start Live TV」 -テレビつけて「Trigger Stop Live TV」 -テレビ消して「Trigger Change channel 5」 -チャンネル5に変えて
というようなコマンドで海外のテレビで日本のテレビを操作できるようになります。
Ok Google(Google(Alphabet)社)
使える機種: Google Home,iPhone, iPad, Android
コマンド: OK Google
こちらは現在Chromeブラウザーで使えるOK Google のホームバージョンです。年末に発売開始になる予定で今後の展開が注目されます。
テレパソと連携できるSiri
現場日本語対応しているのは、AppleのSiriのみです。テレパソではいち早くHomeKitに対応しなんと世界初の試みである、海外のテレビに日本のリアルタイム放送をボイスコマンド1つで出力できるようになりました。
Hey Siri, テレビつけて
というだけで世界中どのテレビで日本の自宅のテレビが自動で再生されるようになります。(まるで映画の中のような世界で信じがたいですが。。。真実です。)
難しい操作は一切不要。取り付けるだけであとは専門家にお任せください。誰でも設置可能です。
必要なもの(日本側)
テレパソ(弊社推奨レコーダーとつなぎます)
必要なもの(海外側)
オンディマンドスティック(USBキーボード、マウス)
Appleホームキットサーバー(オンディマンドスティック内にソフトを追加します)
年末のクリスマスのシーズンはご家族やお友達をちょっぴり格好よく驚かせることができますよ。
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