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子どもの在るべき選択余地。

こんにちは


今日、「スーパーサイズミー」というアメリカのドキュメンタリー映画を観ました。

2004年に発表されたこの映画は、肥満の原因をファストフードであるとマクドナルドをある青少年が訴えたことや、次第に増加していくアメリカの肥満率の高さをとりあげ、一人の男性が30日間三食をマックの食品だけで過ごすという過酷な内容となっています。




その中でボクが一番注目したのが、学校給食でした。





信じられないほどにそのほとんどがジャンクフードと呼べる高カロリーな内容だったからです。あるところでは冷凍食品を加熱するだけだったり、甘いお菓子や炭酸飲料の自販機が当たり前のように存在しています。







何が問題なのかというと、”子どもの選択の余地がそこには無い”ということ。



気が付いた時には目の前の事が当たりまえのものとなり、これが間違っているだなんて発想はありません。子どもが小さい頃から自分の意志で全てを選び、決断することは不可能。学校や親から与えられた中でしか価値観を培うことができず、影響されやすいのが子どもなのです。




大人になってから「アノ時ああしていれば良かった」と思うのは、その時にそれだけの視野でしか物事を判断できなかったからであり、その最も大きな原因というのが環境ではないでしょうか?
そしてそれを大きく操っているのは周囲の大人ではないでしょうか?



給食に関して言えば、”地消地産”という名目で福島県産野菜を学校給食に使おうとするあの自治体なのか国なのかはわかりませんが動きも、本人の選択など無視した政治的・経済的な大人の判断によるもので、可哀想な事に子どもの意志など介在してません。自己防衛など出来るはずもなく、福島県産野菜を使用する事に反対の保護者はまるで過剰であるかのように報道では批判の対象になりました。

実際に被害があるにもかかわらず風評被害だとして政府がキャンペーンするのはボクはもう犯罪だと思います。
子どもは放射能汚染の実験台かよっ!!!










また、教育に関しては逆に、親は子どもに自己責任論を押し付けてはいないか?と思います。



よく、「勉強は学校で学ぶもの」という人がいますが、カナセウは少し疑問です。たしかに、授業内容が覚えられるかどうかは本人の資質や努力が要素として大きいのはわかりますが、勉強しやすい環境というのは本人ではなく親が用意するものだと思いました。


個別の部屋と机を用意して「ハイ、じゃあ勉強しなさい」ではなく、どうしたら上手く勉強できるかを教えるのは学校の先生ではなく親の仕事です。北米の家庭ではリビングやダイニングなどで勉強させるのが一般的で、質問があればすぐに聞けるし、勉強は楽しいものだという風な認識を子どもに与えています。実際カナダで子どもをもつ人にも聞いたし、日本でも子ども部屋で勉強させた子と、親の見える範囲で勉強させた子とでは学力に開きがあるということを番組か何かで観ました。


あと、自分ができなかったことを子どもにさせる、、、それ自体は良いのですが、丸投げしてしまうことが問題。


自分ができる、または昔できた事を教えたい、子どもと一緒に勉強するなど、、、、他人事ではなく自分のことのように置き換えることを親ができれば、自然と結果はでてくるような気がします。

ボクはまるで駄目な子でしたが、それはやっぱり勉強の仕方がわかっていなかったんだなと、振り返ってみると納得。現在シェアメイトの子は高学歴の大学生。親は教授で、海外で働いているなんてのを聞くと、、、ああ、子は親の背を見て育つっていうのは本当なんだと悲しくも思ってしまいます(笑)

((あ、ボク家族は好きですし別に親を批判するつもりはありませんので宜しく))




まあ、つまりは
子どもの姿というのはそっくりそのまま親の姿であるわけで、自分のキャパシティ以上のモノを子どもに望みすぎるのもどうかということです。

中国語が全くわからない親に中国語をやれと言われても子どもはなんでそんなことをしなくちゃいけないのかがわからないし、それが正しいのだと言われればそうも思えちゃうし、、、とにかく勝手な都合で責任を押し付けるのは良くないということと、一番身近な大人を子どもはよく見ていいるんだということをわかっておきたいですね。






なんていうか、、、ボクらも充分生きづらいけど、これからの子どもはもっと生きづらい世の中になると思うと、この腐乱しきった社会がはやくどうかなって欲しい。



息が詰まりそうだ



See you




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カナセウブログ

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今日のできごと、趣味のイラスト、カナダWH、世界的なことについて書く低クオリティな日記です。

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