皆さんこんにちは、ブリスベン支店の Izzy です。
毎週火曜日は【Izzyの易しい優しい経済楽】の時間です。
身近な話題、気になる話題、親しみやすい話題をとりあげ
ていきますので、オーストラリア経済(かなり大げさ?)を
一緒に勉強しましょう。
さて、今週はホテルの宿泊料金に関する話題です。
大手会計・コンサルタント会社の調査で、オーストラリアの
各都市でのホテル宿泊料金が上昇していることが分かり
ました。 ホテルの建設が少なく、客室稼働率が上昇して
いることが原因のようです。 これにより会社にとっては
社員の出張費の負担増などが懸念されています。
この調査によりますと今年通年のシドニーの客室稼働率
見通しは87.0%。 この数値は非常に高く、平日ですら部屋
を確保することが難しいことを表わしています。
1泊 1,000ドルもするホテルもあるとのことです。 宿泊料
金は上昇を続け、2012年までに前年比14%増の平均222ドル
になると予想されています。
また、メルボルンの客室稼働率は同79.8%の見通し。
2012年には83.0%まで上昇し、宿泊料金は同11%増の
204ドルになると予想されています。 メルボルンでの
ホテル建設は、なんと、2014年まで予定されていないとの
ことです。
パースでは2012年に客室稼働率が88%に達し、シドニーや
メルボルンを上回る見込みだそうです。 宿泊料金は
同20%増の206ドル。
一方、我らがクイーンズランド、ゴールドコースでは
客室稼働率は同1.5ポイント増の65.5%になる見通しだ
そうです(ほっ)。 これは新たにヒルトンホテルがオープ
ンしたことに加え、豪ドル高の影響で観光客が減少する
と見込まれているためのようです。 宿泊料金は同2%
増の135ドルになるようです。
それにしても高い!
Izzy