みなさん、こんにちは。ブリスベン支店のRyoです。
出張で、2週間ほどオフィスを不在にしておりました。戻ってきて
溜まっていた仕事をこなした為、出張していた日々が遠い昔の
ように感じるのですが、まだ一週間しか経っていません。
今回は震災の影響を実感すると言うこともあり、東京近辺に
滞在していましたが、復興してきたとはいえ、節電が行き届いて
おり、今までと比べて街灯も消されていて、暗さを感じました。
また、コンビニの冷蔵庫が何となく冷たくなかったり、ATMが
軒並み休止になっていたり、駅のエスカレーターやエレベーターが
使えなくなっていたりするのを見ると、震災の影響がいかに
大きかったのかを感じました。
昔、どこかのオリンピックの際に、日本代表チームを応援
する時に、頑張れ日本!というフレーズを多用していた時期が
ありました。あの時はもちろん、日本代表サポーターと言う
立場から、日本代表を応援すると言うことだったので、頑張れ
だったのですが、今回の震災復興の際に使われている
フレーズは「がんばろう日本!」でした。これはやはり、
日本人一人一人が頑張って国を復興させる、ということで
選ばれた語ではないかと思います。がんばろう!は、自分
自身に呼びかけている言葉なのでしょう。
今回の震災で、オーストラリアに居たたくさんの方が、日本の
為に何かをしようと考える様になりました。オーストラリア人も
チャリティーと言う形で募金活動を行ったり、ボランティアと
いう形で、支援を行ったりしていました。オーストラリアに住んで
いる日本人も、日本支援の為に一時帰国をしたり、人によっては
長期的に帰国をした方も居たようです。ワーキングホリデーで
来た方の中には、今は日本で何かをするべきだと考え、予定を切り
あげて帰国をされた方も多いようです。こういった事件は、
辛く悲しいことですが、たくさんの人の心をひとつにするという
側面もあります。これだけたくさんの人たちが日本の為に何かを
しようと考えてくれたことは、ここ数十年無かったのではないかと
思います。
弊社が行っている留学事業は、皆様のキャリアを伸ばして、日本や
世界で活躍してもらう為にあります。出張中には、色々なところで
「日本の為には、今、何が出来るか?」という言葉を耳にしました。
日本の為に出来ることはたくさんあります。もちろん、ボランティア
として、被災地で仕事をするのも1つの方法です。また、留学を
通して、自己を磨いて、何年後かに希望の職業で活躍することも、
結果的には日本の為になります。物理的な復興は意外と早い
かもしれませんが、精神的な復興は思いのほか時間が掛かります。
かつての日本を越え、さらに裕福な国を作っていくには、一人でも
多くの人が、様々なフィールドで活躍していかなければなりません。
自己精進も立派な復興活動なのです。自分も含めた一人一人の
日本人に、がんばろう日本!のメッセージを送りたいと思います。
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brisbane@ssaust.com.au (Ryo)