写真は南極のノボレザレフスカヤという早口言葉の様なロシア基地併設の滑走路です.
当然アスファルトの滑走路ではなく,雪面を整地して作った夏期間だけのものです.
いよいよ次のシーズンの南極調査日程が立ってきたので,今日は南極行きのフライトの話.
これまでも少しご紹介してますが,僕らの南極調査は昭和基地から遙か遠く離れたセールロンダーネ山地という内陸山地で行います.
かつては昭和基地から遙々雪上車に乗ってセールロンダーネ山地まで移動したこともあったそうですが,今はDROMLANという国際共同運行で飛ばしている大陸間フライトを使って,南アフリカのケープタウンから南極大陸まで直接飛んでしまうルートを使っています.
ケープタウンでは,普通の国際旅客ターミナルから出国します.
だからDestinationに他の都市名に混ざってAntarcticaという文字があります! 不思議.
一応出国検査もあります.南極は国ではないので向こうでの入国検査はありませんが.
そして一晩のフライトの後に南極到着.ノボレザレフスカヤの滑走路です.
初夏のケープタウンから,いきなりー20℃以下の南極大陸.早朝なので「かたば風」も凄くて,かなり寒い..凍傷にならないように急いで装備を身につけなくては.
そして,このあと更に小型の飛行機を乗り継いで調査地へと向かう訳です.
こんな感じで我々の南極調査は突然始まります.
しらせでじわじわ南極に近づくのと随分違いますね.
フライト中もいろいろと面白い事がありますが,それはまた別の機会に
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