*虫のお話ですので、お食事中の方はお読みにならないようにお願いいたします。
先日、我が家にまたあの“悪夢”がやってきました。
ブラジルの脅威、クッピンの季節になったのです。
*クッピンとは、外では樹木の中や土で作った巣に住むシロアリの一種。人家に入り込むと、家具や床・壁・ドアなどを空洞になるほど食い尽す恐ろしいもの。移動の際は羽で飛び、適当なところに上陸するとすぐに羽を落として這いまわります。大きさは、体長6~8mmくらいで、羽はもう少し大きく、体の色は茶色です。
急に温かくなった冬の終わり(8月から10月初めの時期)のある日、
突然大量発生(元々の住みかの街路樹などの中から大移動)するそう。
それが、先週の金曜日、私たちの住んでいるマンションに一斉に押し寄せてきたのです。
↓街中いたるところに木が植えられていますから、虫は避けられないのですが…
*去年の被害については、過去の記事をご覧ください。
「ブラジルの脅威「クッピン」が我が家に…!最終章」 リンクはこちら→★
日没直後の午後6時ごろ、去年と同じく、ふと気付いたら、リビングの電灯に飛び回るクッピンがもう10匹以上。
*まず、お部屋の電灯の光に寄ってくるのです。カーテンを閉めていても、光が少しでも漏れていたらダメなようです。。。
今回は、急いで電気を消し、その下に水を張った洗面器を置き、水面に懐中電灯の光をあてました。
通常は電灯をつけたままその真下に洗面器を置くのですが、こうすると、
洗面器の水面で反射する光に向かって飛び込み、溺れてしまうという習性があるそうなのです。
すると聞いていた通り、光を当てた洗面器の中に次々ダイブしてきましたよ!
*懐中電灯を持った手の近くに飛んでくるので寒気との戦いでしたが…
飛び回るクッピンにはこの方法がおすすめ。懐中電灯の光の方がより強いので効果が高いようです。
でも、「まさか他にも…?」と恐る恐るお部屋の電灯をつけて見てみたら、
またしても去年と同じく、ベランダから入ってきた大量のクッピンが、あちこちの床を這っていました。
窓はピッタリ閉めていても、窓枠などあちこちに隙間があるので、食い止めようがないのです…。
(ブラジルの家はどこもそうだと思いますが)
もはや1匹ずつではらちが明かず、今回は、掃除機でそのまま片っぱしから吸い込んでしまう作戦に出ました。
*床を這うクッピンを見つけたら掃除機がおすすめ。中のダストパックを破って出てくるのではと思っていましたが、大丈夫でした。
そうして、2時間くらい経った頃にはピタリと入って来なくなり、どうやら一派が終了した模様…。
ベランダの窓枠の隙間には、ひとまずティッシュ(笑)を詰め、
窓の周りにゴキブリ用のスプレーをまき(「アリの巣コロリ」は効果がなかったので)、
ひとまず騒動は終息いたしました。
(鳥肌と冷や汗いっぱいの長い2時間でした… (゚_゚i) )
今年の生き残りが我が家に住みついたかどうかは、しばらく先にならないとわかりませんが、
この“悪夢”が、我が家の毎年の恒例行事にならないことを祈るばかりです…。
*ちなみに、我が家は9階なのでこれでもまだマシだったそう。1階の門番さんのお部屋では、もっともっと大変なことになっていたそうです。Y(>_<、)Y
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