アフリカのブラックダイヤモンド、成功の秘訣は母校にあり。

こんにちは。
津梁貿易の金城です。

最近、アフリカのブラックダイヤモンドについて言及した書籍や記事が多くなってきていますが、
なぜ彼らがそんなに騒がれているのでしょうか。

私も過去にブラックダイヤモンドについて記事を書いています。

アフリカ：急増するブラックダイヤモンド。アフリカの”ミドルクラス”

ではちょっとだけ話はズレますが、同窓会を思い浮かべてもらえるでしょうか。

（私の母校・・・）

高校などの同窓会で久しぶりに昔の友人と会うと、いつものとはまた違った雰囲気になりますよね。

損得抜きで相談し合える友達とは学生の頃の友人と言う方がほとんどだと思います。

実は、アフリカのブラックダイヤモンドにも同じことがいえるのです。

（ブラックダイヤモンドは高学歴が多い）

アフリカは日本のように多くの小学校・中学校・高校があるわけではなく、学区制度もきちんとしていないので、多くのブラックダイヤモンドはは現地の同じ学校に通っています。

また日本と違い転校が当たり前なので、
高校を卒業するころには３校以上転校経験があるのも普通です。

つまり、

現地の学生生活を終えるまでにいろいろと転校しながらコネをつくって行くことになります。

そして、何年後かにはそこで富の集中が起こります。

（ブラックダイヤモンドは専門職、実業家、投資家が多い）

子どもの頃からの気心の知れたもの同士、しかもお互いに親からの財産があるもの同士、
ビジネスをどんどん発展させていくのです。

（ショッピングモールで買い物をするブラックダイヤモンドと呼ばれる若者たち）

ヨーロッパなどではその効果を狙って、子どもの頃から全寮制の学校に入れたりといった習慣があるそうですが、アフリカの場合も学生の頃の繋がりはとても強いのです。

ブラックダイヤモンドの中に入れば、芋ずる式に他の裕福なアフリカ人と知り合うことができます。

経済学的な数字には中々表れてきませんが、ビジネスをする上では利益額や利益率よりも、そういった感情で動かされる部分がまだまだアフリカは大きいと感じています。

アフリカビジネスを行っていく際には数字だけでなく、その裏の感情も見てはいかがでしょうか。

～追伸～

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