現在タイに在住しております。タイでは3年前に導入した他社のストリーミング機器を日本に設置してきましたが、操作性(チャンネルを切り替えるのにめちゃくちゃ時間がかかること)、視聴が低画質であること、海外がADSLなので視聴に耐え難い時があることなどあまり快適な環境で利用しているとは言えないため思い切ってテレパソの導入を検討しています。このような環境ですがテレパソなら視聴ができるのでしょうか?
100MBプランでは実際に出る速度は3分の1である
日本のインターネット環境は世界でも1、2を争うほど高速なのは日本にいる方はあまりご存知ないことが多いようです。当たり前に高速な環境に慣れている日本人ですが、これはあくまでも日本国内で利用する場合のことで一旦国際回線を使うようになると速度は大幅に減速してしまいます。
例えば、光ファイバー100MBのプランの場合。100MBと明記されていてもこれは実際に出る速度ではなく、最高に出るとすればここまででますよ。という数字です。つまり100MBプランを契約して100MBが出るという意味ではないことに注意が必要です。多くのケースで100MBの場合の実際の速度は3分の1。つまり30MB程度が平均値になると思います。ただしこれは国内(日本)で使う場合のケースです。
国際回線はさらに10分の1に減速
30MBが実際に出る速度ということになるわけですが、海外から利用する場合はさらに国際回線を通過しなければなりません。国際回線をを通過するとさらに10分の1に減速してきます。つまり海外で手元に残る速度はたったの3MB程度になります。
これは弊社のお客様の速度を見ていてもおおよそ正しい数字でして高速の方でも4MB程度の速度しか海外からは利用できません。HDの高画質の最低条件が2MBですので3MBはギリギリみれるという程度の速度になります。同じご家庭で他の人がインターネットなどを利用していれば当然速度はその半分になりますから1.5MBにまで簡単に減速します。つまり、海外からストリーミングで高画質(HD)視聴は現時点のインターネットの世界の環境では非常に難しいというのが現状です。
低速な海外でも視聴ができる理由とは?
ストリーミング配信というのは、データの移動ができませんので常にデータを日本から海外まで流し続けて視聴する方法です。上記で出た計算式の通り、1.5MBでは高画質の視聴はできないため、データは低画質配信に切り替わりますので海外のテレビで視聴すると少しぼやけた画面になってしまいます。回線の速度はPCや機器ではどうすることもできません。そこでテレパソでは日本で番組を録画しそのまま番組ファイルを海外のPCに丸ごと転送させます。
転送中は視聴ができませんが、転送時間は速度がある程度出る国であれば1時間番組数分程度でダウンロードができます。数分間のダウンロード時間だけ少し我慢していただき、ダウンロードが完了した時点で視聴を開始します。このことでファイルが丸ごと海外側に移動しますので回線の速度がたとえ1.5MBでも全く関係なく高画質HDのままの画像を海外で再生することができるようになります。
扱いづらいHDを扱いやすく!
通常ブルーレイレコーダーで録画をさせるとその機器からファイルを丸ごとPCに移動することができなくなります。そこで、ブルーレイディスクレコーダーでテレビのシグナルを受信させ、録画はさせずにシグナルだけ通過させてPCに送りPCで録画処理を行います。このことで番組ファイルはPCで扱えるファイルになりますのでファイルを丸ごと転送するということが可能になります。
ブルーレイディスクレコーダーでは取り出せない録画番組ファイルもテレビ録画サーバーで録画させることで自由自在にインターネットで転送が可能になります。家電は自宅で視聴するための機器ですので遠隔からの視聴の機能はありませんが、家電にテレパソを追加することで、遠隔から快適に日本のテレビを視聴することができるようになります。
タイの大画面テレビで快適に日本のテレビを高画質で視聴できるようになります。一度ご相談ください。(ご相談いただいた方には特別価格をご提供いたします。)
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