苦難と希望を見てみる。

こんにちは

ボクは東北関東大震災によって生まれてしまった多くの被災者を見つめているうちに、日本国内での救済支援の限界と、潜在的に増加しているであろう経済難民の存在について考えるようになりました。大地震や津波被害、福島原発事故の影響はこれまでの日本の常識を覆すものでありますし、近年の景気低迷も含めると先進国と呼ぶには非常に難しい状況になってしまったからです。

これまでの災害と違うのは首都である東京も多大なるダメージを受けたこと。地震や津波、原発という危機的な局面に晒されている被災者はもちろんですが、都心でも食料溜め込みや経済活動の停滞が数多くの難民を生み出しているでしょう。ホームレスもそうですし、ネット難民や就職難民とよばれる人達です（ボクもかなり近い位置にいます）。

災害が直撃したところばかりが注目を浴びてるけれど（仕方ない事ではありますが）、そのような報道ばかりで果たして大丈夫なのものか？　灯台下暗しと言うように、都心にも食べ物を満足に口にする事もできず、寒空のもとで夜を明かさなくてはいけない人が潜在的に多くいるのではないのか？そんな風に常々不安を抱いております。

また、直接的被害は少なくとも日本全体でガソリンが不足、電気も計画停電実施で、半強制的に営業を停止しなくてはいけない企業や個人経営店も多いはずですし、もはや国全体としての経済の回転がストップ中。それこそ地方の都道府県なんていうのは車社会ですから、まず社員が職場へ行く事すらかなわず営業自粛で利益も激減で壊滅的であることは容易に想像できます。

金銭的に体力のある企業や個人は「耐え忍ぶ」というカタチになるでしょうが、世の中そのような人間ばかりではありません。家計が苦しく日々の生活も困窮しているような人達はお金を稼ぐこともできず、どうなっていくのでしょうか？国は対策・保護しきれるのでしょうか？

ボクは石原東京都知事の言葉を聞いて耳を疑いました。

彼は定例記者会見の場で、大阪市の個室ビデオ店放火事件に関連した質問に対して、「大いに使っている人はね、帰り損なったサラリーマンだ。ただカフェ難民、難民って言うけれども、あなた山谷のドヤに行ってごらんなさいよ。200円、300円で泊まる宿はいっぱいあるんだよ。そこに行かずにだな、何か知らんけれども、ファッションみたいな形でね、1500円っていうお金を払ってね、そこへ泊まって、『俺は大変だ、大変だ』と、『孤立している、助けてくれ』って言うのはね。ちょっと私はね、人によって違うのでしょうけれども、カフェ難民なるものの実態とはとらえ難いね」、「やっぱり1500円の宿泊費を払えるんだったら、もっと安い泊まり宿がいっぱいあるよ、東京は」等と述べたのです。

東京という日本経済の中心地を統べる人間が、実状を理解せずに時代錯誤のような妄言を吐いているこの政治体制、、、東電の原発管理や情報隠匿、管首相の迷走などを捉えてもちょっと、、、、、不安です。

でも

みなさん、希望は捨てずにがんばりましょう！！
政治も社会システムも大幅に変わる時が今なのかもしれません。この災害はその大きく変わるためのきっかけだとボクは信じてます(･∀･)

どうせ失言おじさんは当選しないと思うし、国のトップも変わるでしょうし、
ボクはこれからは意外と農業が伸びていくんじゃないかと思ってますし、復旧工事でインフラや建築関係を中心に停滞気味の産業も活発化すると見ています。

ボクもカナダでもっと生活出来るように粘ってみます、、、より極寒の土地へ行って（苦笑）
別にマゾというわけじゃないですよ？？ただ、諦めるにはまだ早いのかもという情報をゲットしたのでトライしてみようかと思ってるんです。

だからもしかしたら帰国がかなり先延ばしになるかも。

今は情報収集中、、こんなことが無ければ知る事もありませんでした。

まあ、、

なんとかなるさ。

生きていれば色んな事が起こる。

みんな後悔しないようにやりたいことやろうよ、、

See you.