KABE

とある夜、嫁はんの携帯にTextがはいった。

「これは無理だなー。」と嫁はんがいった。

「なんしたん？」と、おいら。

Textは息子の同級生のお母さんからやった。

その子のお母さんが仕事のシフトが変わるらしく
月～木曜日の2時間ほど子供をみてもらえたら
助かるんですが、大丈夫でしょうか？という
ものやった。

おいらと嫁はんで考えた末、月曜日だけなら
大丈夫ということにした。
毎日はさすがに、今の我が家の現状では
まだ無理が多い。長男の稽古事が週2日間あるし
長女はまだパッパラパーだし、次女は金魚のフンで
嫁はんから離れる気全く無しやし。

相手側にその意向を伝えたら、月曜日だけでも
大丈夫との事。

ということは・・・壁を綺麗にしなければ！
もともと壁紙を貼るか、壁紙ステッカーにするか
色をまた塗りなおすか？というプランはあったのやが
中々やる暇がなかった。っちゅー事で・・・・
「やるなら今しかねーーーーー！」

色を塗る前に壁を紙やすりで磨いて元の色を落とす
事にした。
ある程度磨いたいた時に、ふと、どうせ色を塗るなら
子供達に落書きさせようと考え、学校が終わるのを
待った。

学校に子供達を迎えに行き、子供達を家の中に入れ
「今から壁に絵を書きまくれ！」
そういうと、すぐに鉛筆を持ってきて絵を描き始めた。

↑長女作。
一体なんなんなのか？

↑長男作
モンスターだそうです。

しかし、次の日にはもう色が塗られしまい
彼らの絵は、消えてしまいました・・・・。

そして、色を塗った次の日・・・・
相手方のお母さんから嫁はんに再度Textが。

”月曜日は息子を見なくても大丈夫になったわ。
　本当にありがとう”

・・・・。結果良かったという事なのかな。