虚勢と戦う。

誰かが他人を怒鳴りつける時、自信が無いのは？('A`)

答えは簡単。怒鳴られる側ではなく、怒鳴る側。

いつか誰かが自分を否定するんじゃないかという恐怖心が
弱い心を守るようにぎちぎちに固まって
鋭利な刃物のようになって相手を傷つけるんじゃないだろうか？
そうすれば蛇に睨まれた蛙のようにしてしまえば歯向かってこなくなるから。

そして怒鳴る人というのは同時に嫌われる事も恐れる。

「あれはあなたのためを想って言った」などとしばらく経ってから優しい口調に切り替えて話すのは、相手が離れていくということを認めたくないため。本当に嫌われてもいいというならそんなことはしない。

それに、そういう風に『相手のため』だと後から付け足すという行為も、実際は「自分が正しいんだ」と改めて主張したいという意志の表れなんだと思う。これも社会経験、他所はもっと厳しいのだという情報を組み込みながら、さも常識というように諭すことで恐怖観念を植え付ける。自分が経験してきたことは全て正しい、この考えに尽きる。

結局は自己中心的で自分に牙を向ける存在を遠ざけたいという弱い人間が、怒鳴るという最も簡単な解決策に溺れているんじゃないかな。

そりゃあ当然、突然怒鳴られたりしたらビックリするし落ち込んだりするのは誰だってそう。ただ、そこでそれを常識なんだと理解してしまい、いつ怒鳴られるかわからないという恐怖の下で怯えるような生活を送ってしまうと・・・・・いつか自分が同じような立場になったとき、今度は怒鳴る側になっているかもしれない。

日本のストレス社会っていうのはつまりは自分が若い頃に受けた仕打ちをそのまま部下に繰り返してるだけのループでしかないわけだから、やっぱりどこかで間違いを気付かなくてはいけない。
幼い頃家庭内暴力を受けた人が大人になってから子どもに同じことをしてしまう問題と同等。
適応障害だとかPTSDだとか、本人は気付いていなくても立派な病気なんだと思う。

怒鳴ったら得ることよりも失うことのほうが大きい。
ボクはそう考えておりますけどね、、
怒鳴ることしかできないなんて、それこそ己の力量のなさを露呈してる気がしますし。

生憎のことながらボクは怒鳴られたからって１００％自分が悪いだなんて思えない人間。反省はしっかりして２度目は無いようにはするけれど、おかしいと思うことに対しては苛立ちすら覚える。

怒鳴れば萎縮するだなんて思うなよ！
半分は怒りを抑えて演技してんだから！

”普段はまったく怒らない温和な人間が怒った時”
その瞬間が一番恐いということを知ってるからさ、普段から怒ってるような人間の言葉なんて重みが少ないんだよ！！

恐いよ？トラウマだよ？？（笑）

まあ、とにかく
怒鳴られたからって自分を責めすぎないこと。自分の非と相手の正当性を見極めないと鬱病になってしまいますよ(；´Д｀)

ストレスフリーな社会はまだ遠い・・・・

See you.