みなさま、こんばんは
なんだか、微妙に熱があってなかなか下がりませんね
まあ、休めないんでぼちぼちやるしかないんですがね
ところで、今日は言語心理学の授業で、動物の言語能力実験の話をきいてきました
よくありますね、チンパンジーに手話を教えたりするやつ
で、70年代に300程度の単語を覚えて操れるようになったチンパンジーがいたそうです
しかし、言語というのは文法という規則体系がはっきりしていて初めて言語と呼べるので、単語だけ使えても言語を習得したことにはなりません
ですから、実験は失敗という形で、支援が打ち切られて中止されました
そのご、チンパンジーは動物園に送られ、子どもや仲間のチンパンジーに手話を教えていたそうです
教えられた子どもたちの手話能力についてはレポートがないのでわかりませんが、微笑ましい話…
ではないですよね
チンパンジーは、自分の話を聞いてくれる相手がいなくなって寂しかったんじゃないかと思います
実験中は常に周りに人がいて、自分の「発言」に常に気を配ってもらえたわけです
それが、動物園では周りにいる人間たちは自分とコミュニケーションを取ろうという気はさらさらないですし、そもそも彼女が表現できるとも思っていないのです。
自分は意思発言ができるのに、誰もそれを聞いてくれない
可哀そう過ぎる・・・
人間の、何の役にも立たないくだらない実験につきあわされた結果がこれだよ
人間は勝手ですよね
研究者は論文書けて、次の研究に移ればいいかもしれないけど
研究対象は、もとの何も知らないチンパンジーには戻れないものね・・・
なんだか、また悲しくなってきたので、今日はもう寝ます・・・
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