テレパソは日本に設置をし海外にテレビを持ち出す事ができるテレビ録画サーバーです。前回の記事では、お使いのコンピュータからWEBベースでアクセスする手順をご紹介しましたが、今回はiTuneという優れたソフトを使いテレパソのある日本から自分の海外のコンピュータに自動で録画ファイルを転送する方法をご紹介します。
iTuneというソフトは一般的に音楽のファイルをiPhoneに同期して利用するという方法が主流なのですが、テレパソと連携させると実はすごい便利な活用ソフトとして利用する事ができるのです。
回線の比較的遅いとされるハワイで実験してみました。まずマックまたはPCにiTuneソフトをインストールして開いてみます。左側にポッドキャスト(Podcast)と書いてある項目をクリックすると下記のような画面になります。
初回は空っぽです。ポッドキャストというのはラジオ番組などで自動で番組が更新され番組登録しておけばiTuneに自動でダウンロードされてくるという便利な機能なのですが、あまり日本で使う機会はないかもしれません。そのポッドキャスト機能をテレパソでは利用します。
まずは仕組みですが、テレパソにはポッドキャストサーバーという機能がついています。その為テレパソで日本の番組を録画するとiTuneが自動で探知。登録したコンピュータに自動転送をしてくれるというものです。
上のiTuneというアイコンは海外のコンピュータにインストールされているiTuenソフトです。iTuneソフトはテレパソと自動で通信が出来る他、テレビとつなぐAppleTVとも自動で通信ができます。これを利用すると日本のテレビをiTuneを通じてハワイのテレビに出力するというめちゃくちゃ便利な事が出来るようになるのです。
テレパソとiTuneの登録はめちゃくちゃ簡単です。テレパソにログインをしてWEBでテレパソの画面を開きます。オレンジのアイコンがありますのでそれをギューッと引っ張ってきて自分のコンピュータ内のiTuneに移動するだけ。これだけで登録完了です。(たったこれだけで日本のテレパソとハワイのiTuneがつながります。)
ハワイの自宅のテレビには、AppleTVという機器をHDMIケーブルでつなぎます。これだけでハワイのiTuneとテレビが通信出来る様になるのです。 これがAppleTVです。そしてこのリモコンで操作ができます。
これでハワイのiTuneとテレビがつながったことになります。つまり復習しますと、日本の自宅にあるテレパソとハワイにあるiTuneさらには、ハワイのリビングにあるテレビが1つにつながったということになります。これでどのような事が起きるかと言いますと。。。。
このようにハワイのテレビをつけると日本から自動でiTuneに転送されてきた番組がハワイのテレビに一覧で映し出されます。後はAppleTVの専用リモコンで選んでみる。ただそれだけでハワイのリビングが日本のお茶の間になります。
前回のブログでも説明した通り、iTuneソフトは録画終了後自動でダウンロードがされてきますので、一度登録してしまえば何もする必要はありません。
ダウンロード時間もハワイの環境で30分番組たったの4分!(お使いの回線速度、テレパソ設置場所での環境に依存します。)ファイルはダウンロードしてしまいますので、高画質のまま回線を切っても視聴ができるのが最大の利点です。
基本的にiTune内に取り込まれたすべての番組がいつでも見たい時にハワイのテレビからみれるなんてこれほどの贅沢はありません。海外のテレビはスペースもあってか大きいのが主流ですが、テレパソでは日本と同様1920x1080の最高画質まで録画できますから、海外側のリビングのテレビは80インチでも余裕の高画質で視聴が出来ることになります。
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