やりたい仕事 自分に合った仕事を見つけよう
挑戦 研究 やる気
そんな言葉で溢れる就職活動。ボクも去年”体験”しました。
そりゃあやっているうちは自分も真剣に取り組んでいたと思いますよ、、、しかし、なんだか空しい気持ちになりますよね。
働いた経験が少ない学生に自分に合った仕事なんて判別できるの??
学生は学業を無駄にして就職活動をすることが正しい事なの??って。
”夢は後で追えば良い、とりあえず就職してください”、、、そんな言葉が胸にぐさりと突き刺ささったアノ頃。
夢を追うと道は狭く、諦めるとそこに就職したい理由が見つからず、なんだかなあ〜〜〜って感じでした。
”一方では”夢を追え”
”一方では”夢を追う余裕は無い”
そんな矛盾の中で就活生が戦っているのを見ると心が痛みます。
(ボクはもう新卒じゃないし、正しいレールから外れてしまった駄目なヤツなのである意味第三者的な立場、苦笑)
毎回毎回メディアには「今の若い世代には馬鹿が増えたから就職が困難だ」などと卑下されますしね、こんなにネガティブな活動他にありますか?(笑)大学を必要以上に増やして世に高学歴者を増やしたのも前の世代、ゆとり教育を導入したのも前の世代、現在の就職活動システムを作り出したのも前の世代。でもそんな事は議論に取り上げられず、「〜できない人間が増えた』ということを好んで報道。まるで昔は優秀な人間ばかりだったという風にメディアは前世代の負の局面を隠したがる、、、いや責任転嫁しようとするのはどうもフェアじゃない気が、、。
昔も今も天才がいれば馬鹿もいて普通もいる。初めから優秀な人間ばかりでなく経験と実績を積んで成る人はたくさんいるのに、社会で経験を積んでくださいなんてことを言われても、まずそもそもそのチャンスがもらえない学生達が溢れてる。
ボクはもちろん自分の事をおもえばそんな事を大それていえる立場じゃありませんが、疑問を持ちそれを表現する事も大切だと思うので書いてます。現在、新卒で就職活動中の学校の後輩のことをいつも心配してますしね。
それと、よく感じるのは日本というのは差別社会だったんだな〜〜ってこと。
欧米の文化・思想が流れ込み、同和教育をし、男女平等も訴え、まるで素晴らしい世界だなんて昔は思ったけど、そうじゃなかったのね〜〜。日本は良い国だけど、なにかおかしな方向に進んでる。
・前も書いたけれど、履歴書に生年月日、性別、顔写真が必要だなんて世界と比べたら異常極まりない。何で人を判断してるんだか。
・電車で優先席に座ると白い目で見られるような慣習もおかしい、、、、優先席≠専用席。それでもってお年寄りが目の前にいても譲らない不思議。。
・レディーファーストを差別だなんて言い始める女性、、、、いやいや、過剰すぎ。
・景気が悪くなるとこれまで”男は仕事、女は家事”なんて古い!!と言ってたのが嘘のように『結活』で結婚を目指す女性達。結局人々の意識の根底にはいつまでも”男女差”は残り続けるものね、、、、
・”男が子育て”そんなことをメディアで取り上げて問題になっているような社会じゃ今後も長らく”男は仕事”な意識は続くでしょう。カナダじゃ男の人が積極的に子育てに参加するのは当たり前なことです。
戦後60年で驚異の復興、、、そんな話は聞き飽きた。いつまでもそれにすがって盲目的に日本は先進国だなんてばかり考えていると成長できない。もちろん素晴らしいことだけどさ、ちゃんと成長期に伴うニキビの膿を出してやらないとこれからどんどん悪化していくよ、、、、。表面が良くったって駄目、根本を治さないと。
若い世代は駄目だと批判されても、まだ社会に飛び出せてもいない人間に何ができる?経験も実績も無いのに人のせいにされ、馬鹿にされて、、、ボクらは実に無力。
もう正攻法でのやり方で人生上手くいくとは言い切れない時代かもしれない。
もう昔とはちがうんだ、という覚悟が必要かもしれない。そういう風に自分で切り開いていかなきゃ押しつぶされちゃうね。
('A'*)
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