オーストラリアに長年住んでいた年配のフィジー人女性からきいた話。
ブリスベンにいたころ、ワーホリで着たばかりの知り合いの日本人の女の子(日常会話程度)に頼まれて一緒に携帯電話屋にいった。
実はその日本人女性は同じ店にいくのは2度目。
1度目は、店の店員が、ゆっくり
と話すその日本人の女の子に早口で、
「あなたのいうことはわからないから英語ができるひとをつれてきて」
といって、別のお客の対応にいってしまった。
そこで、再度フィジー人女性に付き合ってもらって携帯屋にいくはめになったとか。
その店員だって、英語をオーストラリアで学んで現地で働いている外国人なので、英語はネイティブじゃない。
「オーストラリアは忙しいから、そんなのに付き合っていられない、みんな英語が早いし。そんな感じなのよね。」とフィジー人女性はいっていた。
たとえば、だれかの家を訪ねたら、すぐに用件をいって、どんどん話をしださないとだめ。
出だしでもたついていたら、拒絶されることも。
さっさと話をして、さっさと立ち去ってくれると喜ばれる、そんな感じ、なんだそう。
その点、フィジーは逆。
初めて訪問するローカルの家だと、まずゆっくりとした挨拶に続き、お互いの自己紹介がはじまる。
お互いに共通の知人や親戚などがいたり、出身の村や地域が近かったりすると、そこで話がまたはずみ、本題に入るのはいつ?と思うくらい。。
そして、ジュースがでてきたり、のおもてなし。
英語が片言でも気にせず、優しくつきあって聞いてくれるのもいいところ。