もうずいぶん前だけれど、フィジーの国内線はサンフラワー航空とエアフィジーの2会社あった。
離島は未舗装の砂利の滑走路。

ずいぶんのどかでまた、面白いハプニングもいっぱい。

ランデブーに泊まっていたイギリス人女性バックパッカーが本島からカンダブ島にいったときのこと。
1時間以上前にチェックインして座って待っていたのだが、時間になってもいっこうに呼び出しがない。?
何度かカウンターにいって尋ねたら、「ノープロブレム、座って待っていてね。」といわれるだけ。
30分以上たったし、やはりおかしいな、と再度便名と行き先を確認したら。。
その飛行機は彼女を残したまま、すでに出発してしまったあとだった。

特にいきり立って怒らなかったけれど、「一日に一便しかないので、どうしようか」と思案していたところ、なんと、上空にいる飛行機を呼び出して、飛行機が彼女のためにナンディ空港に戻ってきた!

親切といえば親切なんだけれど・・
ともあれ、それで無事に島にいけて楽しくダイビングし、本島に戻る日になった。
飛行場にいったら、今度は本島からきた飛行機のドアが壊れて飛べない。(涙)
しばらく待っている間に大胆にも機体にドリルで穴をあけてボルトとナットで応急処置にドアを固定し、やっと飛行機は飛べるようになった。
帰りの飛行機の乗客は彼女一人だけ。
パイロットとふたりきりでフィジーの素晴らしい景色を見ながらの飛行。
「なんだか優雅な貸切フライトの気分を味わった!行きも帰りも面白かった」とおっしゃっていた。
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