オーガニックな街・バイロンベイ

こんにちは、コウダイです。

猛暑の連日ですが、皆様お体には気をつけてくださいね。

世界の習慣では、6月末又は7月からサマーホリデー（夏休み）に入り、働く時期でもあり、中東ではラマダンが行われる時期も重なります。

海外の考えでは、どうせ暑くて仕事にならないのだから、いっそのこと休んで夏をエンジョイする人達に溢れかえっていますが、なかなか日本にいると、みんなが働いているのに、自分だけ休むとひけめを感じてしまいますよね。

欧米文化では、『自分はとにかく休む！』というのも、ひとつの自己主張ですし、それでも“しっかり自分のノルマ、またはそれ以上の事”を済ませていれば、特に何も言われないのも、事実なんだと思います。

『オーストラリアに行く！』と一言に言っても、どの都市に行くのか？で大きく内容が変わります。日本でも、東京や大阪、沖縄なのか、北海道なのか？京都や四国でも大きくことなると思います。

同様に、オーストラリアにも沢山の都市がありますが、その中でも私が今回最初に訪れたバイロンベイという街は、独特な発展を遂げ、100万人を超える観光客が訪れる程にまでなり、“シドニーで成功したら、バイロンベイに移り住む”とも言われるようになる街となりました。

信号機やコインパーキングを設置してなく、チェーン店などの有名店は参入が認められておりません。その為、マクドナルドやケンタッキーなどはないですし、もちろんスタバもありません。その代わり、街のハンバーガー屋さんやコーヒー屋さん、昔ながらのカフェやブレックファストのお店も集まり、体に悪い化学物質などは使わず、オーガニックのお店でも溢れています。

しかしながら、土地の値段や物価は急上昇してしまい、今や中々手が出ない人が多くなってしまいましたが、オーガニック気質でありながら、お洒落な人も多く集っており、初日に出掛けた　ブレックファストのお店にはノートパソコン（しかも全員アップル）が並んでいるのを見て驚きました。家族連れがいると思えば、外のデッキではヨガをしている人がいたり、本当に自由な環境です。笑

ファーマーズマーケットはバイロンベイを含み、周辺の村で週代わりで開催されており、小さなマーケットは毎週木曜日に開催されているので、取れたて新鮮野菜、オーガニックフードやアート、クラフトなどを買う事ができ、生産者との距離が近く、物々交換などの営みが行われております。

日本のコンビニやファストフードなど時間に追われ、ストレスを貯める資本主義の形がいまや崩壊しようとしている中、新しい地域の形、街の形としても注目されております。

日本のガイドブックには、ほとんど掲載されていないと思いますが、ダイビングも出来て、ホエールやドルフィンウォッチングでも人気の岬を中心とした場所に位置しており、様々な地形を持つため、世界中からサーファーも集まってきます。

地域活性化や地方分権など、新しい社会の形が注目されるようになってきている近年ですが、はだしや水着で街を歩く人達が行きかう、自然とスポーツに囲まれた健康的な生活を送りながら、iPhoneなどのスマホやタブレット、ITが融合した地域から学ぶ体験の方が貴重なこともあるかもしれませんね。

オーガニック、地産地消、バイオダイナミック農法、パーマカルチャー、アーユルヴェーダなど楽しいキーワードが一杯詰まっている街ですので、立ち寄るだけではなく、英語を勉強しながらやワーキングホリデーで周辺地域に滞在して、地元の人達と同じ視点で色々と発見を楽しんでみると楽しく英語も勉強できそうですね。

ちなみに、水不足で飲料水が高いというイメージのオーストラリアですが、物価のイメージとして水よりビールの方が安い！という話を聞いた事がある人もいると思います。

実際、コンビニや自動販売機などで600mlの水を買おうとしたら、約$2.50という高額な値段が相場ですが、きちんと（？）スーパーマーケットなどの量販店で購入すれば、全然安い値段で購入ができますので、ご安心下さい！1,5リットルで70円くらいだったら、文句なしですよね！