どこにでもいるであろう”俺が俺が!”男。
もちろん今住んでいるイギリスのこの片田舎にも
いたるところに山ほどいる。
うちの息子6歳児も我先とばかりに前に出てくる。
まだ道徳というものをしらないこの6歳児を叱りながら
日本にしかない道徳というものを教えているつもり・・・。
最近になり娘2歳児も内弁慶がどんどんとなくなりつつあり
それとともにいたずらが増してきた。
兄に便乗するかのようにこの2歳児も叱られている・・・。
まー、そこはヨーロッパ諸国のお国柄。
自分の意見を尊重しなくちゃ生きていけない。
イギリス育ちの我が子たち。でもいずれ日本へ帰国するから
それは治さなくてはならない。と親心。
そしてドイツ駐在時代。
イタリアはフィレンツェへ行ったとき。
客先のエンジニアの一人が「Me、No.1.」とおいらと
握手するなり言い出した。
おいらが「Are you number1?」と聞き返すと
「Si No.1」とこのイタリア人。
「へー。」とおいら。
んでもって何が問題?なんでおいらが呼ばれたかは
まだ何も知らされてへんかった。
ここで登場したのが通訳兼その会社のPA嬢。
マネージャーのPAだけにとっても美人さん。
残念ながら彼氏あり。
お「いきなり呼ばれたけど何があったの?」
PAとマネージャーとエンジニアでイタリア語でなにやら
話をしていた。
PA「機械から油漏れがあるんですって。あと少し質問が
あるそうよ。」
お「じゃー、直そうか。」
直ぐに修理に取り掛かり、機械のパッキン交換で無事修理
終了。何時間もかけてきた割にあっという間の出来事。
PAはその間も付きっきりで現場にいた。
PAに「終わったけど。」PA「もう!」
後は質問タイム。バルブは日本製は高いからアメリカから
輸入したけど互換性はあるか?といわれた。
「今現在使ってるのは?」とおいら。
イタリアNo1はPAにこう伝えた。「アメリカの物を使ってる。」
「今、機械は無事作動してるよね。って事は大丈夫って
事だよ。気にしない気にしない。」
そしたら急に”イタリアの俺がNo1男”が
「You、No1!Me、No2.」と言い出した。
理由は良く分からん。意味も分からん。
その日、昼飯を連れて行ってもらいNo1男がユヴェントス
サポーターということを知った。
ということはやはり・・・。
そう、当時必ずイタリア出張すると言われた一言があった。
NA KA 〜〜TA!
やっぱりね。
日本人と分かるとここでも言われたか。
そう思った瞬間やった。
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