皆既日食なオーストラリア

こんにちは、コウダイです。

日本でも11月にはしし座流星群など、天空の天体ショーがはじまるようですが、先日から繰り返しお話ししているように、海の向こう側南半球でのオーストラリアのケアンズでは、今年丁度、南国のトロピカルリゾートエリアでありながら、先住民アートと現代アートや音楽が集まる芸術の森でもあるクランダ地域などに囲まれる素晴らしい立地条件で皆既日食は"Eclipse"(エクリプス)という大きなイベントがはじまります。

今回のイベントでは入場料が必要な野外の音楽・アートフェスティバルも行われますし、ケアンズ市内、市外、山の中、ビーチの上など、各地でアートがつまり、世界中のアーティストがいるので、どこに行くか迷ってしまいそうなくらいですね。

恐らく、今回のケアンズのエクリップスパーティで一番のメインと思われるのが、エクリップス2012です。

http://www.eclipse2012.com/

2012年11月10日～16日にわたり催され、14日のエクリップスに向けて今はボルテージがあがるばかり！！

週末には、ケアンズ在住の友人が主催しているDragon76アート音楽イベントがケアンズのカジノのREEFで催され日本人も多く駆けつけているようですね。カジノを使う事ができるなんて、これも本当にすごい事です。

http://www.facebook.com/events/216467478486859/

オーストラリアの都市部や田舎以外の地域他、タスマニアなどの離島ではあまり触れ合う機会がないかもしれませんが、オーストラリアのケアンズは都市部の有数のリゾートエリアでありながら、多くの先住民アボリジニが生活している地域でもあります。

この文化の交差点伴っている場所に、皆既日食が訪れ、世界中からの旅人が集まり、ある場所では一晩中踊ったり飲んだり、笑ったり。ある場所ではひっそりと奇跡の天体ショーの為の準備をして、その日を待つ人がいたり、もしかしたら、その日食の訪れを恐れて（アメリカ先住民などは日食を恐れていた記録があるそうです）物陰に隠れる動物や人々も共生しているのかもしれません。

それだけ文化の混じるケアンズでは、驚くべきアートが溢れています。

キャンプをしながらゆっくりとした時間を過ごし、自分の好きな音楽やアートなどを見たり、参加型のイベントにいったり、ヨガをしたり、仲間と時間を過ごしたり思い思いの時間を過ごすと良いと思います。

それこそ時間があれば、ケアンズの北側にあるポートダグラスなどを訪れてみるのもひとつの手ですね。

現地の語学学校では、皆既日食の日程に合わせた、日食留学なんていうイベントも行われ、英語でエクリップスについての正しい知識を学びます。

こういったイベントは本当に教育的なイベントでもあり、芸術的もあり、様々な方面から良い刺激を与えてくれるものだなと感じます。

この大きな規模のイベントを参加する事によって自分の『ヤル気スイッチ』を刺激してみるのも良いかもしれませんね。

ちなみにですが見てください、ケアンズの野外フェス、エクリップス2012の会場地図です。当日ゲートチケットは$500という値段すら理解できるような気がしてしまいます。

サバイバルガイドという注意事項を知らせるガイドラインも配布されていますがその中には、スパイダーやクロコダイルに気をつけろ！だなんて、衝撃的な警告もあります。

ルールさえ守っていれば安全なのですが、それでも十分御注意下さい。

ちなみにオーストラリアでは、公共の場所での飲酒が法律で禁止されています。

つまり、指定された場所以外では、日本のように＜外でお酒を飲む事ができません！！＞　この時期は多くの国から観光客も訪れ、取締りも厳しくなるかと思われますので、そんな事で警察に捕まったり、罰金を払うのはショックですので、お気をつけ下さい。

逆にスピード違反や飲酒運転も増えるかもしれませんので、ドライバーもそうでない方も気をつけてくださいませ！本当に怖いのは自然ではなく、人間かもしれません。

■ケアンズには、海の世界遺産のグレートバリアリーフというさんご礁もあり、熱帯雨林のクランダやディンツリーなどの山の世界遺産もあります。パーティだけでなく、沢山の側面をみてみるといいですね。