“育児”が思ったよりも大変だ、と感じたのは、
娘が一歳近くなった頃から。
それまで食欲と睡眠欲さえ満たせば泣きやんでいたのに、
そうもいかなくなってきた。
この世に生れてたった一年なのに、
もう大人と同様の豊かな感情表現をする。
喜び、悲しみ、怒り、嫉妬し・・・
自我が強いのに言葉は不十分だから、
感情が上手く表せず、最後には泣く。
私も上手く理解してあげられなくて、もどかしい。
お互い泣いたり怒ったり笑ったり・・・
毎日が、手探り。
予定通り、計画通りにいかないという点では、
仕事してた時より大変かもしれない…
そのくせ、“育児”という仕事は、結果や成果が見えにくく、
他人から評価されにくい。
具体的な目標を達成するわけでもなく、
何か資格を取るわけでもなく、
ただひたすら毎日ご飯をあげて、おむつを替えて、
病んだ時は徹夜で看病して、
よく遊んであげて、
本を読んであげて、
身支度してあげて、
十分寝かしてあげる。
唯一目に見える成果といえば、
「子どもが健康に育っている」ということ。
自分のお腹から出てきた子が一年で立ちあがって喋っているということは、
自分から見ると奇跡的な一大事。
ただ、世間一般的にあまりにも当たり前のことすぎて、
誰もすごいとか、思わない。
すごいとかえらいとか言ってもらえなくてもいい。
でも何だかすごくモヤモヤした気分になることがある。
言葉では上手く言い表せないけれど・・・
こう見えてすごい負けず嫌いな性格。
同世代の友人達が仕事を頑張って成果を出していたり、
スキルアップしたりという姿を見ると、
いてもたってもいられなくなる。
そもそも土俵が違うのに・・・ね。
普段は自分式育児にけっこう自信を持ってるけど、
ふと時々こんな気持ちになるんですよね。
こんな時、まだまだ未熟な人間だなーと思う。
と、珍しくうだうだと↑のようなことを夫に話していたら、
「愛は人間を育ててるんだから、すごいよ」と言ってくれた。
誰に認めてもらえなくてもいい、
ただこの人にそう言ってもらえたことで、
今の自分を認めることができた。
子どもと接する毎日を、どれだけ「愛情を持って」送れるか。
縁の下の力持ちとは・・・・
人間力が問われる大変なものなんだと・・・
親になって気付きました。
さて、そんな時はうまいもんでも食べよ?
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