パスポートの色と留学応援歌

こんにちは、コウダイです。

急に暖かくなってきて、一気に18度にもあがってしまうという春と冬がせめぎ合う気象状況ですが、ずいぶん極端な温度変化ですよね。

日本だけでなく、全国的に寒い冬が、少しずつ春に向かっているというのは、なんだかちょっと嬉しい気持ちにもなってきます。そりゃ、道を歩く小学生が、『は～るよ来い♪』なんで、っくちずさみますよね。笑　そんな光景を見ると、ほろっと笑顔になってしまいます。

3月は卒業式、そして4月は入学式で、別れと出会いの多い時期でもありますね。

学校は3年間通ったり、塾や専門学校などのコースでも1年間は通ったりするので、長い間勉強を一緒にする事となりますが、留学の場合は2ヶ月や3ヶ月の短期留学もあるし6ヶ月の留学など、期間は自由に選べるのがスタンダードとなっております。

その為、語学学校は入学時期が細かく定められておらず、基本的に毎月入学が可能。もしくは、毎週入学が可能な学校もあります。

つまり必ずしも、他のクラスメートが自分と同じ時期に入学した人ではないかもしれないし、勉強期間も異なる場合があります。

その場合、出会ってからすぐに別れてしまったり。と、思ったら新しい生徒が入学して、また『出会い』が生まれる。

これが、海外留学の醍醐味のひとつでもあると思います。

クラスメートは様々な国から集まってきており、台湾や韓国、タイやインドネシアのアジア系はもちろん、スイス、ドイツ、フランス、スペイン。インドや中東系、トルコなどなど、ロシアにラトビアなど聞いた事のない国から、ブラジル、メキシコ、グアテマラ、チリなど陽気なラテン系も学校を明るくしてくれています。

違う国から来る人もたくさんいますが、もちろんの事、日本からの生徒さんもいるわけです。

海外から来る生徒さんは、自分と育った環境が違うのはあたりまえなのですが、一口に日本人といっても日本全国から、海外の都市・町のひとつの学校に集まる事になりますよね。

鹿児島、沖縄、北海道や大阪、兵庫、福岡、青森、宮城や静岡、三重に石川、山口などなど。普段の生活だけをしていたら決して会う事のなかったような“日本人”に会えるのも留学ならではです。

もちろん、『留学に来たのだから、日本人の友達は作らない』という意思も、重要な事だと思いますが、こういった日本にいたら、会う事のなかったような“一期一会”も素敵な事ですよね。

日本でも一期一会はありますが、海外に来ると『日本では知りうる事のなかった文化的背景』も垣間見る事があります。時として、それは知らなくても良かったことなのかもしれません。

もしかすると、同じ日本人なのに、パスポートの色が違う。という体験をする事があるかもしれません。日本では日本名を使用していても、海外での公的機関への登録は、パスポートに記載されている名前を使用するのが原則となっております。

一般的に日本の場合で良く聞く話は、友人は実は在日韓国人だった。という例で、一緒に海外旅行にいったり、留学先で国境を越えるときに初めて知った。なんて事もあります。

この件に関しては、私達日本では、ほとんど道徳という面で、勉強をしないまま、またはタブーというまま学校を卒業し、社会に羽ばたくのですが、いざ海外に出るとこういった事実と直面する事があります。

これはとてもデリケートな問題で、一言で片付けられるものではありませんが、分かっている事は同じ人間であり、日本で育った日本人であり、そして海外では、みんなが『外国人』であるという事です。

ただし、忘れてはいけないのが、自由にビザを取れたり、国境を楽々と行き来できるのは、日本人の特権であるという事です。

クラスメートのメキシコ人とアメリカに行こう！などといっても、そう簡単にアメリカに行く事はできません。それは、ビザや国と国との問題からだったりします。

私達日本人は、ニューヨークに行きたい！イチローを見に行きたい！などという時に、何も考えずに入国が出来ますが、中には簡単に入国が出来ない国籍の人もいるわけです。そういった時にはじめて、『日本人は特別なのだ』という事に気づく事になります。

当り前の事が、当り前じゃなかった。

こういった事に気づく事がまた海外留学での貴重な体験だと思います。

韓国は、昔に比べかなり緩和がされ、アメリカへの行き来も難しくなくなってきましたが、それでも在日というアイデンティティは海外に行くと露骨にあらわれるものです。

在日韓国人の生徒さんたちこそ、国を超える時に、自分は韓国籍なんだ。と感じる時はないと思います。中国国籍の、私の友人も一緒でした。日本語しか喋れない、けれども、税関を通る時は中国人として事務処理をされる。

当り前の事が当り前じゃないという事実は時として、受け入れがたいものもあるのですが、それでもそれに気づき、一歩前進する事が私は重要な事だと思います。

これから留学をする人達にも、新しい事に挑戦したい人、そして『変化』を迎える勇気が欲しい人へオススメの応援ソングをご紹介！

私も海外に行く時や何か新しく挑戦をする時、けじめをつける為にも、今でも良く聞いている曲です。

私にとっては、初心を思い出させてくれる素敵な曲。

これから留学する人にとっては、自分と重なる応援ソング。

今しかないチャンスに向けて。海の向こうで頑張ろう！

要チェックSingerでもあります。今しかないチャンスに賭けて。

チェホン|CHEHON - SAYONARA JAPAN

■前に進む為に、自分の為に、人生を良くする為に、ちょっとの間だけ日本とお別れになる“留学”というアクション。アフォーリーフでは新しい新天地で頑張る皆さんを応援しています！