この街が、どうしてこういう都市計画になったのかは知らない。
私が初めてクアラルンプールに遊びに来た、15年くらい前の頃は、たいした道路もなかった。
4年前に移り住んだ時には、もう完璧に車優先、歩行者の事なんかなんにも考えていない都市になっていた。
ブキッビンタンとか、KLCCのようなほんとの中心部になると、歩道があったり、信号があって横断歩道で渡れたりもするけど、ちょっと中心からはずれると、行きたいところがすぐそこに見えるのに行けないという状況になる。
この道路だって、市内を走る一般道。
この道の右側から左側に渡る術はない。
どうしても行こうと思ったら、この道路を横切るしかない。
信号なんてないから、ただひたすら車の様子を見ながら走って渡る。
たまにはこういう広告塔を兼ねたような横断歩道橋があるが、今度はまた随分と大袈裟な造りだ。
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。