帯同の決心はつきましたか?海外赴任することを決めたら何から始めていいのかものすごく不安だし、戸惑いますよね。初めてのことだらけの駐在準備どんなことをすればいいのか、経験をもとにまとめてみます!参考にしてみてください。
①手続き
□パスポート・ビザの手続き
□航空券購入
➁住居
□持家の方針決定
□駐在先の住居探し
③学校・教育
□現地校探し
□日本の学校への報告
④引っ越し
□見積もり・下見
□荷物の仕分け計画
⑤健康
□健康診断
□歯科検診
□予防接種
□母子手帳の英文訳
⑥文化・言語学習
□駐在先の文化
□言語獲得
駐在に必要なパスポートやビザの手続きは、駐在先の国によって異なります。
まずは勤務先に確認。その他駐在先の大使館や領事館のウェブサイトから情報を集め、必要な書類や手続きを確認しましょう。
パスポートの有効期限が切れている場合は、早めに更新することが大切です。
子どもがいる方はパスポートがないことも多いと思います。小さい子は写真を写真館で取ることをおすすめします。VISAやパスポートに必要な写真は細かな決まりがあります。
ビザ申請には一定の時間が必要なため、早めに手続きを進めるようにしましょう。
パスポート申請用写真の規格(令和3年5月18日更新)|外務省 (mofa.go.jp)
ビザ|外務省 (mofa.go.jp)
駐在先への渡航に必要な航空券の購入も、早めに進めることが重要です。
航空会社のウェブサイトや旅行会社を利用して、価格やスケジュールを比較し、予約を行いましょう。会社で航空券の手続きをしてくれるという場合も多いかと思います。担当の方と綿密な連絡をとって抜け漏れのないように進めましょう。
また、駐在地に到着後の移動手段や宿泊先についても確認しておくことが必要です。
➁住居関連 今住んでいる家の方針決定賃貸に住んでいる場合は早めに管理会社や大家さんに連絡をしましょう。
持家の方は売却するか、賃貸に出すか、家族が住み続けるかなどの方針を決定する必要があります。駐在期間中に持家を維持する場合は、管理会社の手配や家賃の支払い方法などを確認し、対応しましょう。
主に以下の3つの方法があります。
現地の住居探し駐在先の住居探しは、現地の不動産業者や不動産ポータルサイトなどを利用して行います。
住宅の種類や間取り、賃料、敷金・礼金などの条件について、事前に家族と相談しておくことが大切です。
場所によっては危険なエリアなどもあるので、家を選ぶときは様々な情報をもとに慎重に選ぶことが大切です。
また、駐在先での生活スタイルや移動手段に合わせて、住居の立地や交通アクセスにも注目しましょう。
アメリカの場合は学校がランキング化されており、その点数が高いほどその周辺は安全度が高いという判断基準にもなっています。ここから見ることができます。
School Ratings & Reviews for Public & Private Schools: GreatSchools
駐在先での子供の教育については、現地の学校探しを進める必要があります。
日本語学校、現地校、インター校などから考えます。現地の学校の種類やカリキュラム、授業料、などもしっかりと確認しましょう。
日本では4月始まりですが、アメリカは8月はじまりのため子どもの学年がどこにあたるかなども確認が必要です。→子どもの学年やダウングレードはコチラ
大切な子どものことなので、教育について悩まれたりするのは当然のことです。専門の相談機関に一度相談してみることをおすすめします。
□海外子女教育振興財団教育相談 | 海外子女教育振興財団コーポレートサイト (joes.or.jp)
□フレンズ帰国生母の会赴任前セミナー/相談 of フレンズ 帰国生 母の会 (bindcloud.jp)
駐在が確定したら、できるだけ早めに現在通っている学校への報告もしておきましょう。
④引っ越し 見積もり・下見駐在先での生活を始めるために必要なことの一つが引っ越しです。
引っ越しの手続きは、帯同家族が行う必要があります。一般的に、駐在員は企業から引っ越し費用の補助を受けることができます。
引っ越し費用は、荷物の量や距離によって異なりますが、引っ越し会社によっても異なるため、比較検討をして選ぶことが大切です。
荷物の仕分け引っ越しに際しては、荷物の仕分け計画を立てることが必要です。
特に、海外での生活では、家具や家電製品などの大きな荷物を持って行くことができない場合があります。そのため、帯同家族は、必要なものを持っていくことを考えなければなりません。
荷物の仕分け計画を立てる際には、どの荷物を持っていくのか、どの荷物を処分するのかを決める必要があります。
また、駐在先での生活に必要なものをリストアップし、そのリストに基づいて荷物の仕分け計画を立てることが重要です。荷物の仕分け計画をしっかり立てておくことで、引っ越しの際に不要なものを持って行かなくて済み、スムーズな引っ越しをすることができます。
不要と判断したものはどんどんメルカリなどで処分していくといいです。早めに決めることでお金に変えることも可能です。最後の方はそれどころではないので、荷物の仕分けは早め早めの行動がカギとなります。
海外駐在にあたり、健康管理は非常に重要です。私の場合は夫だけでなく妻も健康診断をパスする必要がありました。
歯科検診海外で歯科治療を受けると信じられない値段になることがあります。可能な限り日本で治療を済ませてから出国することをおすすめします。
予防接種海外での生活では、予防接種も必要です。
駐在先で流行している感染症にかかることがないよう、必要な予防接種を受けることが大切です。
また、小さなお子さんで定期接種が終わっていない場合などはかかりつけ医に早めに相談をして接種計画をたててもらう必要があります。
とくに日本脳炎は日本でしか受けられないなどもあるので、一時帰国に注射が必要かなども確認してきましょう。
海外渡航のためのワクチン (forth.go.jp)
私の子どもたちは特に大きな病気などもなかったので、全文英訳はしていません。
予防接種については、かかりつけ医に相談したところ英文で作成可能ということでしたのでお願いしました。病院によって対応が異なると思いますので早めに確認しておくことをおすすめします。
母子手帳の英文訳をしてくるサービスもありますので、必要に応じて活用してください。
予防医学推進センター(母子手帳英文翻訳)|東京都新宿区 (cppmed.com)
駐在先の文化に関する情報は、公式な情報源やオンラインでの検索で手に入ります。
気候などをチェックしておくと、荷物仕分けの参考にもなりますし、町の雰囲気などを見ておくことでこれからのイメージを沸かせることができます。
文化・歴史を学ぶことで、駐在先の人々とより親密になり、その土地での生活をより楽しむことができます。
言語学習言語学習については、現地でのコースや個人レッスン、オンラインの学習プログラムなど、様々な方法があります。現地でのコースや個人レッスンを受ける場合は、地元の言語学校や大学などが良い情報源となります。また、オンラインの学習プログラムも多数ありますので、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
言語学習においては、現地での生活や仕事で必要な語彙やフレーズを優先的に学ぶことが望ましいです。また、日常会話やビジネスシーンでのコミュニケーション能力を向上させるために、リスニングやスピーキングのトレーニングも必要です。
【まとめ】駐在決定~3か月前にやることリストまず、パスポートやビザの手続き、航空券の購入など、出発までに必要な手続きがあります。また、住居については、持家の方針決定や駐在先の住居探しなど、早めに対応が必要です。さらに、子供の教育や引っ越し、健康診断や予防接種、文化や言語獲得など、駐在に必要な様々な準備があります。
これらの準備は、駐在先での生活をスムーズに進めるために欠かせません。しかし、準備に時間がかかりすぎたり、うまく進まなかったりすることもあるかもしれません。そのため、早めに手続きを始め、計画を立てて進めることが重要です。
駐在帯同家族は、新しい環境での生活に不安やストレスを感じることもあるかもしれませんが、準備と情報収集をしっかりと行うことでわずかではありますが、心配事を減らしていけると思います。
早め早めの行動で無事に駐在先に到着できることを祈っています。大丈夫です!なんだかんだでなんとかなります!なりました!(とはいえ最後バタバタでしたけど…)