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兵隊さんが通る街

こんにちは、コウダイです。行進やマーチといえば、やはり小学生の頃に練習させられた、「右向け右!左向け左!ぜんたーーい止まれ!休め!」などの号令や掛け声でお馴染みでして、運動会では鼓笛隊など歩きながら楽器を奏でるなど、今考えると小学生も中々のパフォーマンスが発揮できるものだと思わさせられますよね。

 

 

留学やワーキングホリデーで海外に滞在をしていると、日本とは全く異なるイベントを祝い、国民の休日が存在します。このホリデーに関しては、ワーキングホリデービザなどで祝日も関係なく仕事をしているサービス業の方にとっては通常より、お給料が1.5倍や2倍になったりすることがある為、ちょっと嬉しい日でもあったりする事でもおなじみで、こういった部分の社会構造の違いは、やはり海外留学だからこそ出来る体験です。

 

欧米で定められている祝日のほとんどは、キリスト教に由来するものであり、仏教徒やイスラム教徒にとっては特別な日でもない為、街が静まり返るクリスマスでも「チャイニーズレストランならやっているよ」という話は、海外での文化の多様性を感じさせられる瞬間であり、生活の知恵です。

 

実は日本の祝日もほとんどが神道、いわゆる天皇陛下に由来する神事や祭事がほとんどで、戦後のGHQ統治自体に天皇の力を弱める為にも別の名前に変えさせられたという話はさておき、11月の欧米系を彩る赤いポピーの飾りは、第一次世界大戦の「終戦記念日」を意味しており、第一次世界大戦が終結をした、11月11日午前11時が、大いなる犠牲を受け亡くなった軍人さん達を偲ぶ、そして彼らの事に思いをはせ仲間と集う日でもあります。

 

 

日本の法事にも似たようなもので、同窓会のように楽しみにしている人もいれば、現在進行形で世界のどこかで行われている戦争で被害にあった方々が主役になる日です。そこには退役されてもまだまだ現役ではないかと思わせる体躯をした屈強の欧米人が並びますが、イギリスはもちろん、カナダやオーストラリアの様に移民の集合体である国の兵隊さんは、南米系もいれば、インド系やアジア系などのまさに多国籍軍にふさわしい顔ぶれが並びます。

 

この祝日の呼び名は、各国によって様々なのですが、本家である英国を含め、リメンバランスデーと称されるのが一般的で、私個人としても英語表現としては、Rememberance、つまり兵役に出た過去の戦争で亡くなった英雄の事を思い出す日という解釈の方がしっくりきます。そして、彼らの国が軍のおかげで、国家として守られていると感じる事の出来る良い機会であるというわけです。

 

侵略戦争を必要悪として行った戦争を肯定する事はできませんが、左翼的な考え方をすれば「戦争推奨」と言われるような、軍隊をが主役になる祝日です。

英国を中心とする英国連邦ではリメンバランス・デー、日本で訳すと戦没者追悼記念日とされるこの日は、アメリカではVeterans Day(バテランズ・デー)という別の名称で呼ばれており退役軍人の日と日本語に訳され軍人さんにフォーカスを当てた祝日であります。名称ひとつで、ここまで大きくイメージが変わるものですが、それほどアメリカでは軍人さん達の地位や権力が高く、尊敬されていると同時に他の国と比べると好戦的な存在であると感じさせられます。

 

悪い政治家の中には戦争を仕掛けている人もいるかもしれませんが、多くの兵士達、そして国民達が「戦争推奨」をしているわけではありません。これは原発も同じ事で既得権益や利益がある人達には推奨をせざるを得ない立場がいる構図とほとんど同じだと思います。

 

 

政治やカネに汚職されたごくわずかな悪人をのぞいた多くの民間人は、戦争被害の犠牲者であり、被害者であるという事であり、彼らの存在を1年に1度思い出す日として意味がある事であります。過去に多くの過ちを犯し、そして、今も世界のどこかで戦争を繰り返されている事実を正面から見る為の日でもありますが、結局は戦争勝利の美酒に酔いしれる日と考える人がいる事も事実であり、複雑な気持ちである事は間違いありません。

 

特にインド兵などは、英国軍に占領され、兵士として育てられ次はイギリスの為に戦争へ出向くという構図は、アジアの国の視点から見るといびつです。

 

ふと、思い出してみるとこれと全く同じ事が行われる日は、日本では8月15日の終戦記念日にあたります。残念ながら、敗戦をした日という不名誉な日ではありますが、多くの犠牲をもたらした戦争が終わると安堵の息がもれた日でもあります。

 

最終的な敗戦国である日本では、イギリスや戦勝国とは異なり、戦争に参加した兵隊さん達は、AからCに犯罪の種類によって種類分けされ、英雄ではなく犯罪人として処刑される運命にありました。

 

その後、戦争によって失われた多くの命を祀る神社への参拝に行く行為ですら、犯罪者を讃える事になると言われ、終戦記念日は右翼団体と警察、反日組織や中国人、韓国人などが入り乱れ、野次馬も集まる大道芸人ショーの様になってしまっており、公の場で胸を張って靖国参拝が出来ない状況が今も続いています。

 

 

戦勝国では戦争で亡くなった人達は、偉大なる英雄と讃えられ、敗戦国では犯罪者として罵られ、真正面から見る事もはばかられる現状が今の日本にあります。

 

嫌なモノを見て見ぬフリをしているままでは、日本は前に進む事が出来ません。

苦手なコトを克服して、自分のモノにしなければ次への一歩は開かれません。

 

海外留学などで世界の文化の違いを見ると日本との根本的な考え方の違いに気付かされる事が多々あります。これは海外に住み続けなくても、1年か2年などの長期スパンで海外に触れる事によって十分に身につく感覚です。

 

憲法改正は自民党の悲願、安倍総理の悲願と言われていますが、恐らく自衛隊の合憲化は、自衛隊員とその家族すべての悲願である事も間違いありません。日本がアメリカに頼るのではなく、自立する方向を選ぶのであれば、自衛隊が軍隊化する事は避けられませんが、今の日本に最も大切な事は、いつまでも引き伸ばしにしていた問題を解決する為の「決断力」です。

 

自分のやりたい事、挑戦したい事、夢、これらはすべて自分の決断によって方向性が決まっていきます。

 

 

すべての物事には表と裏、メリットとデメリットがあります。自衛隊を合憲化し、国防軍として正式な軍隊という名称に変わるのであれば、各町や各都市にある記念碑などを中心に終戦記念日には兵隊さんのパレードが行われる日も現実のものになるのかもしれません。その時は、日本も欧米国家のようなイメージを参考にするのか、北朝鮮スタイルを参考にするのかは、議論の予知がありそうですね。

恐らく日本は、組織の透明性が実証されれば、自衛隊が軍隊化する事に不満を持つ人はいないと思うのですが、話題の相撲協会ではありませんが、グレー部分や闇の部分が多いからこそ、簡単に憲法改正に賛成できない現実があるという事を忘れてはいけません。

 

これらを暴く事が出来るのがメディアの存在なのだと思いますが、現時点での日本のマスコミの忖度事情を見ると期待出来ないのが正直な感想でもあります。そういった膠着状態であるのであれば、今のうちに海外に出て、海外のやり方や視点など、柔軟な脳みそを作っておく事こそが、ミレニアル世代に出来る、これからの時代に備える方法なのだと思います。

 

今の日本には軍隊があるわけではないのですから、常にみんなと同じ、全体行動をする必要はありません。自由に生きる権利がある先進国です。もちろん、せっかくやるなら中途半端ではなく、ある程度は本気でいきましょう!それでこそ胸を張って自己投資と言えるものです。

 

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