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目的を持ってブログを書き続けると、情報リテラシーが向上するからやってみて。

私は、当ブログをほそーく1年間続けてきました。

当初、ブログを始めたきっかけは、「駐在妻で外で働けないから、ブログを書いて少しでも稼げないか?!」なのですが、

正直いうと、まだまだドメイン&サーバー代すらペイできていない状況です(汗)。

当初の目的はまだ果たせてないけど、でも、1年間辞めないで本当に良かったと思っているんです。負け惜しみじゃなくてほんとに!

なぜかというと、お金以外で得られたものがとても大きかったから。

文章書く早さとか、wordpressの使い方とか、cssなどの基礎知識とか細かいこと言い出したらキリがないのですが、

ダントツに得られて良かったスキルがあります。

それは、「情報リテラシー」!

え、何でブログを書くと情報リテラシーが向上するのか??

最近、よく「駐在妻はブログ書いたほうがいい!」ということをちょいちょい主張しているので、

今回は情報リテラシーの向上という点で、ブログの効用をお伝えしたいと思います。

情報リテラシーとは。

まず当記事における「情報リテラシー」の定義を決めておきます。

情報リテラシーを説明するウェブサイトをいろいろ見てみて、これが一番しっくりきたので引用させていただきます。

情報リテラシーとは、

情報機器やネットワークを活用して、情報やデータを取り扱う上で必要となる基本的な知識や能力のこと。ITの世界で単に「リテラシー」というと、通常「情報リテラシー」のことを指す。

(中略)

広義には情報機器の操作能力だけではなく、「情報を活用する創造的能力」のことを指し、情報手段の特性の理解と目的に応じた適切な選択、情報の収集・判断・評価・発信の能力、情報および情報手段・情報技術の役割や影響に対する理解など、“情報の取り扱い”に関する広範囲な知識と能力のことをいう。

引用:情報マネジメント用語辞典:情報リテラシー(じょうほうりてらしー)/ITmedia

特に、後半の「情報を活用する創造的能力」=情報リテラシーとしたいと思います。

つまり、目的に応じてインターネット上にある情報(ブログ記事、ニュース、ツイッターのつぶやき等)を集めたり、情報が正しいか、信用できるかを評価したり、評価した上で発信したりする能力です。

では、この情報リテラシーがなぜブログを書き続けると向上するのか?私の経験からその理由を書いていきたいと思います!

文章がうまくなりたい!稼ぎたい!という目的のために、多くのブログ、書籍、SNSに触れ、自分の持つ情報量が増える。

ブログは書く文章が読む相手に理解される必要があります。つまりある程度理解しやすい文章を書く能力が求められます。

簡単に言うと、文章がうまく書けないと伝わらない!わけです。実際に書き始めて分かったのですが、伝えたいことをまとめて文章にするって初心者には本当に難しい。苦行です。

そもそも私は始める当初からブログなめてたんです。前職では企画書や提案書を書く仕事をしていたから、好きなことをブログぐらい余裕っしょみたいな、、、。

ところが、いざパソコンの前に座って書こうとすると、、、全然筆が進まない。書いているうちに、何が伝えたかったのか見失う始末。

会社員時代にで何となく文章かけてたと感じてたのは、他人(上司orクライアント)が予め作った目的や文章構成に従って書いていたからだ、目的や枠組みから作るところが一番大変なんだということに気がつきました。はっきり言って、新人の私の主張なんかは求められてなかったから。

と、前置きが長くなりました。

じゃあ、ブログが書きたくても上手く書けない場合どうするか?

自分でできないなら、文章のうまい人や先人を参考にするしかない。わけです。

私は、ブログ運営に関する書籍を読んだり、他のブログを読んだり、SNSで情報を集めたりしました。(たまに書けないという現実から逃避していただけのときもありましたがw)

そうすると、自然と自分が触れる情報量が増えるんですよね。書けないからいろんな文章を読む→参考にする→情報量が増える。これである情報が正しいか必要か、判断する材料が増えるわけです。

ダメな文章を書くことで、どれがダメな文章か真に理解する。

参考にしてもすぐに納得のいく文章が書けるわけではありません。でもとりあえず書く。そしてダメな文章のできあがりw!

こんなこと言いたいわけじゃない~長くなりすぎて伝えたいことがぼやけとる~独りよがりの文章じゃんこれ~と自己嫌悪する日々。

ブログを書き始めた当初は、書いた文章を2度見することができませんでした。自分のダメさ加減に直面するのが嫌で。

でもダメ文章を書き続けることで、どんな文章がダメかがより具体的に分かってくるんですよね。だから他の文章読んでいても、「これはちょっと意味わからん」とか「矛盾したこと書いてるな」「主にコピペした文章やなこれ」的なことが分かる。

そういう??な情報には引っかかりにくくなります。

都合のいいことだけ伝えたい誘惑を知る。

ブログで自分の主張を伝えたいと気持ちが高ぶる時、ある誘惑に襲われることが分かりました。それは「~べきだ」と断定的に言って自分の主張に都合のいい情報だけを載せるてしまおう、、、というものです。そうすれば、自分の主張は正しい!→正しい情報としてたくさんの人が見てくれるはず!!と思ってうから。

自分の主張は自分の主張としてするべきだけど、他の意見があることへの言及も必要だなと思います。

あと可能な限り、他からの情報も引っ張ってくる。そうすることで、読んだ人がより公平に情報を判断できる。それが「役に立つ」ことだと思うから。

また前置きが長くなってしまったんですけど!

要は、何か主張をしたいと思っている人は、常に都合のいいことだけ伝えたい誘惑にかられていて、その誘惑に負けて文章を書いている人も多いだろうな、とうことが実際にブログを書いてみて分かったんです。

だから、ブログを書く前より随分文章を慎重に読むようになりました。この書いている人は何が主張したいのかな?とか。この主張以外の意見もありそうだ、他も読んでみようとか。

自分が情報発信者になることで、他の「情報発信者」を意識するようになる。

最後に、自分がブログを使った1人の情報発信者になったことで、いろんなサイトやメディアの情報発信者を意識するようになりました。「○○サイト」の記事ではなく、「○○サイト」の△△さんが書いた記事まで情報を探すようになりました。情報だけにとらわれるのではなく、その情報を発信している「人」により注目するようになったんですよね。

これによって、大手の「○○新聞」だから、有名な「■■」氏の主張だからという点だけで、情報を評価することを躊躇するようになりました。昨今のニュースを見る限り、大手だから国だからといって信用できるかはかなり怪しいことは明白ですからね。。。

一方で、信頼できそうな人、主張が一貫している人と私が感じた人はたとえリアルで会ったことがなくても信用できるなと思って積極的にその文章を読んだりするようになりました。

これも自分が小さい一人の情報発信者になったからできるようになったことだと思っています。

まとめ、自分で情報発信してみないと、他の情報を評価することはできない。

以上、最後に主張したことがあります。

それは、自分で情報発信してみないと、他の情報を評価することはできない!!!

です。受動的に情報を受け取ってばかりだと、その情報を発信した人の主張にどうしても流されてしまいがちです。

今までは情報発信する機会や発信範囲はより限られていて、一部の人だけが論文、書籍などでやっていました。

でも今の時代、誰もが、多くの人に情報発信できます。

特にブログはより手軽に誰でも始められるツールだと思うので、誤った情報や他人の主張に流されない情報リテラシーを手に入れるため、ブログでの発信はほんとうにオススメです。

騙されたと思って、ほそーくながーく続けてみてください。

では!

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