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料理は「無理しないこと」「不味くしないこと」で楽しく、おいしくなるんだな。

こんにちは、nodayaです。本日東欧の国は、数日振りに晴れて気温が上がりました。最高気温氷点下じゃないってうれしい。雪とけろーー。

さて今回は、年末のローマ旅行で出会ったピザと、年始に読んだ家庭料理の大きな世界-ほぼ日刊イトイ新聞から、私の料理への向き合い方がひとつかたちになってきたので書き記しておきたいと思います。

ずばり、料理は「無理しないこと」「不味くしないこと」!

こんな感じで家庭料理屋できたらすっごく楽しいんだろうなって今からわくわくしています。

ではどうぞー。

ローマのフードコートで出会った、「無理しない」ピザの美味しさ。

この年末ローマに2泊ほどしてきました。2回目の滞在です。

そこで「無理のない」ピザに出会いました。場所は、ローマ最大級のショッピングモールのフードコート。クリスマスシーズンだったので、フードコートは人人人。。。ほとんど下調べもせず来たので、とりあえず一番人が並んでいないイタリアンの店に入りました。正直、味は期待してませんでした。フードコートだし、ファーストフード的なやつがでてくるんだろうなって。

でも、違った。確かに手は込んでなかった。ピザ生地にチーズとパプリカとマッシュルームくらい。でも。とても美味しくて!目をみはるくらいおいしくて!!びっくりしたんです。

なんでこんなシンプルなのにこんなにおいしんだろうって考えました。それで私がたどり着いた答えが、このピザ「無理してない」からだ、でした。

近くで取れた野菜を、これまた近くで作られたチーズの上に乗せて焼いたんだ。だから、新鮮。そして同じ場所で作られているものだから材料同士が相性がいいんじゃなかって。

言い換えれば無視しないってことは、腐らせないために保存料を入れるとか、豪華に見せるためにあっちこっちから食材を集めることをしないってこと。

で、家に帰って調べてみたらそのお店は、Rossopomodoroというお店でした。

少し古いブログからですが、お店の概要は以下。

1997年ナポリ創業のピッツァ・チェーンで、イタリアを中心に世界に76店舗を展開、イギリスに7軒、東京にも1軒あるらしい。ナポリ近辺から仕入れた食材を使い、伝統的な薪窯で焼き上げる本格的ナポリピッツァが売りだ。

引用;ROSSOPOMODORO NEAPOLITAN PIZZERIA @ HOXTON SQUARE

各国に店を構える、ナポリピッツァのチェーン店だったんですね。

ローマとナポリが近いかっていえば微妙だけど(車で2時間半)、、同じ場所(ミラノ近郊)で作られたものを使っているのは間違いなさそう。

私は食べながら、「こういう食材同士を合わせると無理しないピザができるんだ。作り手が手の込んだことをしなくても、新鮮な相性のいい素材あわせただけでおいしくなっちゃうんだな。当たり前のように聞こえるけど、日本でこれをちゃんと実践しているお店がどれくらいあるんだろうか。」なんて考えていました。

さらに、料理に無理がないと、食べる人にも無理させないってことも分かりました。ピザって重たいイメージあるけど、このピザはすすすーって食べれちゃいました。

土井さんの「不味くならないように」とは「無理しない」ということ。

さらに、今年に入ってこんな連載を見つけたので読みました。家庭料理の大きな世界-ほぼ日刊イトイ新聞

これは、料理研究家である土井善晴さんと糸井重里の対談です。家庭料理店を開業させてい私としては、土井さんは最近注目していて、料理本も購入したばっかりで、この対談も全部おもしろくて毎日更新されるたびに読んでいました。

その対談のなかで、一番私の心に響いた言葉がこれ↓

ええ、「不味くならないように」ということを
徹底してやることです。
そっちのほうがよほど大事なんですね。
「どうすればおいしくなるか」とか
「どれだけおいしく作ろう」とか、
考えすぎないほうがいいんです。
そっちに神経が行きすぎると、
「不味くならないように」の部分で
いっぱい落とし穴ができてきますから。

引用:http://www.1101.com/doiyoshiharu/2017-01-10.html

「不味くならないように」料理をするという考えが目からうろこでした。いつも、「どうやったら美味しい料理がつくれるようになるのか」「おいしいレシピはどれか」なんて事ばかり考えていたので、「え、不味くならないだけでいいの?」って最初は思いました。

そのときにふと、先ほど書いたローマのピザを思い出しました。無理がないと感じたピザは、「不味くならないように」作ったともいえるのではないかと。不味くならないように、新鮮なうちに、相性のよい素材とあわせて作った。ただそれだけ。

それさえ守れば、料理はおいしくなるんだ。ていうか、おいしくなるしかないんだ!

料理は食材ありき、自分がおいしくさせなきゃ!なんて意気込まない。

そもそも、料理って料理する人の能力の前に、食材がないと成り立たないですよね。だから、まずはその食材を無理させて不味くさせないにはどうしたらいいかってことから始めるのがいいんだと気付きました。肩肘張って、「おいしい料理つくるぞ!!」って意気込んだり、「今日の料理まずかったな、自分の腕のなさにがっかり」って意気消沈する必要はないんだなと。

そうすると、肩の荷が下りて料理が楽しく、そしておいしくなる。

そう考えてみると、私は肩の荷がすっと下りる感じがしました。そして、目の前の食材に集中することができます。「これとこれを使ったらうまくいきそう」とか「今日は下ごしらえをしっかりして、あとの味はシンプルでいいや」とか考えるようになる。そうすると、なぜかおいしくなるんです。私自身、今年に入って急に料理の腕が上がった気がしてます。久しぶりにうちにご飯食べに来た友人にも「料理がすごくおいしくなってる」って言われたし!何より、前より俄然料理が楽しくなってます!

まとめ、今ここにあるもので自分に何ができるか、おいしい思い出を思い出しながら考えてみよう。

といっても、いきなり「無理しない」「不味くしない」料理って具体的にどうやって始めればいいかわからないですよね。私がオススメするのは、今、冷蔵庫を開けてみて、またはスーパーの商品を眺めて、あるいは料理本を眺めてみて、そのなかのある食材(料理でも)に注目して、それが使われたおいしい思い出を思い出してみるのがいいんじゃないかと。

料理初心者で料理した経験は少なくても、「これおいしかったなー」ていう思い出はけっこうあるはず。例えば、お母さんの作ってくれた好物料理とか、皆で囲んだお鍋とか。そこから、どうして美味しいと思ったのかな?どうやったらその味に近づけるかな?って思い出しながら考えてみる。

最初から上手くいくとは限らないけど、少しずつ近づいていったら楽しそうだって思いませんか?てかおいしくなるしかないのは確実!私はこうやって、少しずつ料理の腕上げていきたいなって思ってます♪

では。

 

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ブログ紹介

海外移住を本気で考えるブログ

http://nodaya56.com/

駐在妻として東欧の国で生活中。1年半経過。パワフル2才児の育児中。生後6ヶ月から家族で合計7カ国海外旅行しました。海外生活に目覚め、将来自立した海外移住を目指し、日々考えたり試したり。その辺も含めて海外生活のあれこれをブログに書いています。

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