皆さんこんにちは、ブリスベン支店の Izzy です。
毎週火曜日は【Izzyの易しい優しい経済楽】の時間です。
身近な話題、気になる話題、親しみやすい話題をとりあげて
いきますので、オーストラリア経済(かなり大げさ?)を一緒
に勉強しましょう。
さて、先週、巷で少しだけ話題になっているインドネシアの牛
の問題をとりあげましたが、今週はその続編です。
今月8日から全面的に停止されているオーストラリアから
インドネシア向けの生体牛の輸出が、一部再開する可能性
が出てきているようです。
この問題は、インドネシアの食肉処理場で牛に残虐な扱いが
なされていることに対しオーストラリア国内で批判の声が上が
り、連邦政府が生体牛の輸出を禁止するという措置に踏み切
っていたものです。 しかし国内の畜産農家の一部が大きな
打撃を受けたことから、政府は輸出再開を視野に入れ問題
解決を図っているようです。
西オーストラリア州政府のレッドマン農相は19 日、ジャカルタ
近郊の肥育場を視察。連邦政府のラドウィッグ農相も同じ日
の夜、インドネシアに向かいました。 ラドウィッグ農相は20日
から3日間、インドネシア国内の食肉処理場を視察するととも
に、ススウォノ農業相を含めた政府関係者と会談する予定と
いうことです。
一方、オーストラリア食肉家畜生産者事業団(MLA)は、
インドネシア国内の牛の追跡管理システムを「緊急整備して
いる」と発表。 インドネシアの食肉処理場11 カ所がすでに
家畜の「無痛気絶機」を導入したとして、インドネシア向けの
生体牛の輸出が近く再開するとの見通しを示しています。
牛の残虐な扱いに抗議するかたちで端を発したこの問題
ですが、それら映像がネット上に流れたことでオーストラリア
の牛肉消費も落ち込んでしまっているということですから、
関係者はたまったもんではありません。
牛肉のオーストラリア国内での消費が落ち込み価格が下がる
傾向にあるので、我が家にとっては悪くない話なのですが。。。
うーん 不謹慎。
Izzy