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Ⅳ「アメリカ社会に馴染む」


カルチャーショックの正体

アメリカ社会はとてもシステマティックです。アメリカで生まれ育った人たちは自動的にこのシステムの中で暮らしていますが、外国から来た私たちはそこに横入りしなければなりません。しかしなかなか融通の利かないことが多いのが実状です。
これから銀行やクレジットカード、自動車保険、医療や教育などさまざまな手続きをしていく中で、ソーシャルセキュリティナンバーがない、州発行のIDがない、クレジットヒストリーがない、自動車の運転歴がないなどの理由で、様々な困難にぶつかることがあるかもしれません。それを乗り越えるためには、アメリカ流で「助けてくれ」と言う必要があります。

企業や役所に問い合わせをして「それはできません」と言われたら、あきらめずに「他に方法がありますか?」「どこに問い合わせればいいでしょう?」「私はどうすればいいでしょう?」と聞いてみてください。解決策がでてくるかもしれません。あなたが他の方法について聞かなければ、話が終わってしまうこともあります。
もしくはもう一度電話をかけ直して、他の担当者に聞いてみるのもいいでしょう。すんなり「それでしたら簡単です」と言われることもあります。一人の担当者がすべてのサービスを理解しているとは限らないのです。
生活を立ち上げていくための諸手続を通して初めて生のアメリカ社会に接してみると、イライラすることや、「日本ではこんな事あり得ない!」と腹が立つことがあるかもしれません。驚いたり感動したり落ち込んだり、普段の自分から考えられないくらい感情の浮き沈みが激しい時もあるでしょう。
あなたが経験している、まさにそれが「カルチャーショック」です。
アメリカでの生活に馴染むまでは多くの人が経験することです。怒りが消えるまで半年、もしかしたら1年以上かかるかもしれません。だからといってすぐにアメリカを嫌いにならないでください。社会習慣をきちんと理解して一度システムの中に入ってしまえば、アメリカは便利で快適な社会です。困ったときにはUS万次郎がお手伝いします。

あなたのアメリカ生活が素晴らしいものになりますように!

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