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【海外健康生活Q&A】帰国後の体調管理はどのようにしたらいいでしょうか?
帰国後は気候などの環境が変化するため、体調不良に陥ることがよくあります。
ここでは帰国後の体調管理について紹介します。
帰国後の体調管理
1週間は休暇をとる
帰国後に体調を崩す人はかなり多くみられます。
帰国して1週間程度は、日本での生活の準備期間として休暇をとるようにしてください。
仕事や生活面での再適応
帰国後は、あまり慌てずに、時間をかけて日本での仕事や生活の様式に適応するようにしましょう。
半年くらいの時間がかかるものと考え、少しずつ慣れるようにしていきます。
感染症に関する注意
途上国に滞在した人は、帰国後1~2ヵ月間は感染症の発病に注意してください。
発熱や下痢が見られた場合は早めに医療機関を受診し、検査を受けるようにしましょう。
なお、入国時に体調が悪い場合は空港の検疫に申し出てください。
体を総点検して再出発に備える
人間ドックなどの詳しい検査を受けておきましょう。
また、海外滞在中に受診できなかった健康面の問題があれば、日本の医療機関で健診を受けてください。
監修
東京医科大学病院
渡航者医療センター 教授
濱田 篤郎 先生
※このページの情報は以下の書籍からの抜粋です。詳細は書籍をご覧ください。
海外赴任者必携『海外健康生活Q&A』
内容紹介
仕事や留学で海外に長期滞在する人は年々増加しています。海外で生活するにあたっては、感染症、メンタルヘルスの不調、生活習慣病などへの知識も必要となります。帯同する家族にも、性別や年齢に特徴的な健康問題が生じることもあるため、事前の備えが欠かせません。また、滞在先で病気になり、つらい思いをしたり、どの医療機関にかかったらいいか悩んだり、医療費の支払い方法に戸惑うなど、医療システムの面でも不安材料があります。
これらに対応するため、本書では海外出国前、滞在中、帰国後の時間軸に沿って、海外で健康な生活を送るために必要な基礎知識をQ&A形式でわかりやすく解説するとともに、2017年時点の地域別の流行疾病などの情報を収録しました。また、世界各地の文化や生活を理解し、健康問題の実情を垣間見ることのできるコラムや写真も随所に配置しています。
海外で生活する方々が、健康を維持しながら実り多い日々を送るために役立つ一冊です。
※このページの情報はこの書籍からの抜粋です。
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