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【海外健康生活Q&A】子どもの定期予防接種はどのように進めたらいいですか?
子どもの定期予防接種については、出発までは日本のスケジュールに従い年齢月齢相応に接種を受けてください。
ここでは子どもの定期予防接種について紹介します。
子どもの定期予防接種
定期予防接種をできるところまで受ける
子どもを海外に連れていく場合は、日本で接種できる年齢月齢相応の定期予防接種を優先して行います。
定期予防接種の途中で出発する場合は、日本で接種できるところまで受けて、あとは滞在する国の予防接種スケジュールに従い接種するのが基本です。
英文の予防接種証明書を持参する
出発前には、日本で接種したワクチンの種類と回数を記載した英文の予防接種証明書を医師に作成してもらってください。
予防接種証明書とは、それまでに受けた予防接種歴(接種時期/回数)の証明書です。
海外の学校に入学する時に必要な予防接種
子どもをインターナショナルスクールや現地校に入学させる時には、一定の予防接種を終了していることが条件となることがあります。
その場合、日本の定期予防接種だけでは種類や回数が足りないことが多いようです。
出国前に入学する学校の状況がわかっていれば、足りない分を国内で接種しておくこともできます。
著者
福島 慎二 先生
東京医科大学病院・渡航者医療センター
監修
東京医科大学病院
渡航者医療センター 教授
濱田 篤郎 先生
※このページの情報は以下の書籍からの抜粋です。詳細は書籍をご覧ください。
海外赴任者必携『海外健康生活Q&A』
内容紹介
仕事や留学で海外に長期滞在する人は年々増加しています。海外で生活するにあたっては、感染症、メンタルヘルスの不調、生活習慣病などへの知識も必要となります。帯同する家族にも、性別や年齢に特徴的な健康問題が生じることもあるため、事前の備えが欠かせません。また、滞在先で病気になり、つらい思いをしたり、どの医療機関にかかったらいいか悩んだり、医療費の支払い方法に戸惑うなど、医療システムの面でも不安材料があります。
これらに対応するため、本書では海外出国前、滞在中、帰国後の時間軸に沿って、海外で健康な生活を送るために必要な基礎知識をQ&A形式でわかりやすく解説するとともに、2017年時点の地域別の流行疾病などの情報を収録しました。また、世界各地の文化や生活を理解し、健康問題の実情を垣間見ることのできるコラムや写真も随所に配置しています。
海外で生活する方々が、健康を維持しながら実り多い日々を送るために役立つ一冊です。
※このページの情報はこの書籍からの抜粋です。
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