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【海外健康生活Q&A】子どもを海外に連れていく前に健康面で準備すべきことは何ですか?
子どもを海外に連れていく前には健康状態のチェックや携帯医薬品の準備をしてください。
ここでは子どもを海外に連れていく際に必要な準備について紹介します。
子どもを海外に連れていく際に必要な準備
子どもは何歳から海外に連れていけるか
多くの航空会社は子どもが搭乗可能な年齢を生後1週間からとしていますが、具体的には首がすわる生後3~4カ月以降が安全な時期です。
ただし、滞在する国により、最適な渡航時期は変わります。
健康状態のチェック
子どもについても健康状態や発達のチェックを受けておくことをお勧めします。
また、歯のチェックを受けておくこともお勧めしています。
携帯医薬品の準備
解熱剤など頻繁に使う薬は、日本で使い慣れたものを持参するようにしましょう。
また、一般向けの育児書や医学書を持参すると、応急処置をする時に役立ちます。
持病のある子どもの対応
持病のある子どもに関しては、早めに担当医と相談し、英文の紹介状を書いてもらいましょう。
現地での医療機関を受診する際の大切な情報になります。
著者
福島 慎二 先生
東京医科大学病院・渡航者医療センター
監修
東京医科大学病院
渡航者医療センター 教授
濱田 篤郎 先生
※このページの情報は以下の書籍からの抜粋です。詳細は書籍をご覧ください。
海外赴任者必携『海外健康生活Q&A』
内容紹介
仕事や留学で海外に長期滞在する人は年々増加しています。海外で生活するにあたっては、感染症、メンタルヘルスの不調、生活習慣病などへの知識も必要となります。帯同する家族にも、性別や年齢に特徴的な健康問題が生じることもあるため、事前の備えが欠かせません。また、滞在先で病気になり、つらい思いをしたり、どの医療機関にかかったらいいか悩んだり、医療費の支払い方法に戸惑うなど、医療システムの面でも不安材料があります。
これらに対応するため、本書では海外出国前、滞在中、帰国後の時間軸に沿って、海外で健康な生活を送るために必要な基礎知識をQ&A形式でわかりやすく解説するとともに、2017年時点の地域別の流行疾病などの情報を収録しました。また、世界各地の文化や生活を理解し、健康問題の実情を垣間見ることのできるコラムや写真も随所に配置しています。
海外で生活する方々が、健康を維持しながら実り多い日々を送るために役立つ一冊です。
※このページの情報はこの書籍からの抜粋です。
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