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【海外健康生活Q&A】海外でも日本語でメンタルヘルスの相談ができるところはありますか?
海外で生活していると、ちょっとした不安や子育ての悩みを日本語で相談できたらいいのに、と思うことがあります。 ここでは海外での日本語対応が可能なメンタルヘルス相談について紹介します。
日本語対応が可能なメンタルヘルス相談
出国前に会社の相談体制を確認する
海外でも日本人が多い地域では、日本語の通じる臨床心理士や精神科医を受診することが可能な場合があります。
ただ、海外からメンタルヘルスの相談を日本語でしたい時、ほとんどのケースでは、電子メールや電話といった手段に頼ることになります。
出国前に会社の健康相談の体制について確認しておきましょう。
Group Withのホームページ
海外で育つ子どもたちやその家族を応援することを目的に東京で活動しているのがGroup Withです。
インターネットサイトでは、障がいのある子どもと海外で暮らすための情報などを提供しているほか、「日本語で受けられる海外のメンタルヘルス相談機関・窓口」のリストを公開しています。
With Kidsのホームページ
子どもを帯同して海外に滞在する場合、現地の学校生活などの相談ができるのがWith Kidsです。
メンバーはすべて臨床心理士で、子どもの発達や学校に関する問題など、さまざまな心の悩みに電子メールで相談に応じています。
JAMSNET東京のホームページ
海外に在住する日本人、あるいはこれから渡航を計画している日本人をサポートしている非営利団体です。
精神科を含む医療全般に関し、海外から電子メールで相談することが可能です。
著者
松永 優子 先生
東京医科大学病院・渡航者医療センター
監修
東京医科大学病院
渡航者医療センター 教授
濱田 篤郎 先生
※このページの情報は以下の書籍からの抜粋です。詳細は書籍をご覧ください。
海外赴任者必携『海外健康生活Q&A』
内容紹介
仕事や留学で海外に長期滞在する人は年々増加しています。海外で生活するにあたっては、感染症、メンタルヘルスの不調、生活習慣病などへの知識も必要となります。帯同する家族にも、性別や年齢に特徴的な健康問題が生じることもあるため、事前の備えが欠かせません。また、滞在先で病気になり、つらい思いをしたり、どの医療機関にかかったらいいか悩んだり、医療費の支払い方法に戸惑うなど、医療システムの面でも不安材料があります。
これらに対応するため、本書では海外出国前、滞在中、帰国後の時間軸に沿って、海外で健康な生活を送るために必要な基礎知識をQ&A形式でわかりやすく解説するとともに、2017年時点の地域別の流行疾病などの情報を収録しました。また、世界各地の文化や生活を理解し、健康問題の実情を垣間見ることのできるコラムや写真も随所に配置しています。
海外で生活する方々が、健康を維持しながら実り多い日々を送るために役立つ一冊です。
※このページの情報はこの書籍からの抜粋です。
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