【海外健康生活Q&A】海外赴任前に健康面で準備することを教えてください

健康診断

海外赴任する本人は出国前に健康診断を受けることが法律で義務づけられています。
帯同家族は対象になりませんが、同様の健康診断を受けておくことをお勧めしています。

予防接種

出国前に予防接種を受けておくことをお勧めします。その際、海外赴任の一ヵ月以上前には予防接種を開始するようにしてください。
お子さんを帯同する場合は、定期予防接種の英文記録を持参してください。

医療情報の入手

滞在する国の医療情報を出国前に入手しておくことが大切です。
医療制度に関する情報や医療機関に関する情報は、インターネットで入手が可能です。

医療費の支払い方法の確認

海外でかかる医療費は国内に比べて高額になることが多いようです。そのため医療保険に加入して、医療費の支払いに備える必要があります。

持病がある場合の準備

持病がある人は、主治医に英文の紹介状を作成してもらいましょう。
紹介状には病名と簡単な経過、服用している薬の名前などを記入してもらってください。

携帯医薬品の準備

海外の薬局で売られている医薬品は、日本人にとって強すぎるという話をよく耳にします。
そこで、カゼ薬や下痢止めなどは、日本で使い慣れたものを持参しましょう。

監修
東京医科大学病院
渡航者医療センター 教授
濱田 篤郎 先生
※このページの情報は以下の書籍からの抜粋です。詳細は書籍をご覧ください。