海外出張出発・入国



時差

時差症状(ジェット・ラグ・シンドローム)

24時間周期で自転している地球上には、絶えずどこかで昼と夜が存在し、それぞれの国や地域によって標準時を定めている。東京の標準時が朝6時のときは、ニューヨークでは前日の夜10時が標準時になる。その標準時のズレが時差になるが、東京とニューヨークではマイナス14時間の時差がある。たとえば、朝の8時に日本の空港を出発し、12時間後にニューヨークの空港に到着したときの時間は、出発日と同じ日の朝の6時である。
このように、飛行機で東西方向に長距離を短時間で移動すると、心身にさまざまな変調をきたすことがあり、それを時差症状(ジェット・ラグ・シンドローム)と呼んでいる。時差のために、人体の生理的リズムに狂いが生じるからである。

時間的生理リズムの影響

人間には、さまざまな生理的リズムがある。なかでも24時間を一周期とする「体内の時間的生理リズム(サーカディアン・リズム)」は、心身への影響が大きいとされている。このサーカディアン・リズムに示される人間の活動能力の数値は、昼間高く夜間は停滞期で低くなる。
時差症状は、急激に異なる昼間や夜間の時間帯へ移動することで、通常の生理リズムが適応できなくなって起こる症候群のことである。つまり、時差(時間のズレ)によって、体内の時間的生理リズムが対応できずに体調を崩し、時差ボケなどの症状となって現れる。

参考:日本と世界主要都市との時差

時差の克服

時差ボケなど時差症状を克服するための根本的な対策は、まだ確立されていないのが現状。克服策として、事前の時差転倒や計画的睡眠法などの事前調整方式からヨガや針灸まで、さまざまな方法が試されているが、いずれも一長一短があり、決め手とは言い難いようである。
時差症状は、急激な昼夜の変化による睡眠時間のズレに起因する場合が多い。そのため、睡眠を基本にした対策が必要であろう。目的地までの飛行時間が長ければ、その間を有効活用して、計画的に睡眠調整をすれば時差の克服に役立つかもしれない。


参考:時差/機内での過ごし方

空 港

成田空港

日本を代表する空の表玄関で、利用者数は1日平均約7万人に上っている。旅客ターミナルは第1と第2に分かれており、発着する航空会社によって異なるので要注意。
2つのターミナルには、それぞれ外貨への両替を扱う銀行のほか書店、旅行雑貨などのショップ、レストラン、郵便局、宅配便取扱所、美容院などがそろっている。

関西国際空港

大阪湾に浮かぶ人口島につくられた日本初の24時間発着可能な国際空港。大阪の中心地からは鉄道やバス、神戸や淡路島からは船も運航されるなど空港までの交通手段も整っている。
国内線から国際線への乗り継ぎも便利で、旅客ターミナル内の階数移動だけですむ。国内線の到着ロビーは、2階で、国際線の出発ロビーは4階。

新千歳・中部国際・福岡空港

発着する航空会社や便数は少ないが、国際線が運行されている空港がある。渡航先によっては成田や関空を経由しなくても、それらの国際空港から直接出かけられる。

  • 新千歳空港
    日本最北に位置する国際空港で、ユジノサハリンスク(サハリン航空)やソウル、上海、瀋陽、香港、台北、グアムなどへの便がある。空港までの交通はJR が便利で、札幌駅から快速エアポートで約40分。バスは札幌駅から約80分。バスは室蘭、苫小牧からも運行されている。
  • 中部国際空港
    成田、関空に次ぐ国際空港で、世界の主要都市との間を結んでいる。現在、国際線は週約313便が運行(2005年9月)、欧米への直行便も充実している。 空港へのアクセスは、名古屋駅から電車で約30分、バスで約1時間。車は名古屋市内から約30~40分。岐阜、三重、静岡、福井県などからもバスが出てい る。
  • 福岡空港
    中国や韓国をはじめ東南アジアの都市を結ぶ便が多い。空港までは地下鉄空港線で博多駅から約5分。小倉、佐賀、西鉄久留米の各駅からのバスもある。

搭乗手続きと出国審査

空港へは早めに

空港では、飛行機に搭乗して海外へ飛び立つまでにさまざまな手続きや検査がある。空港へ行くまでの間に、どんなトラブルに遭遇するかもわからない。バスや車を利用する場合は、交通渋滞も考慮する必要がある。
移動時間も含めて、早めに出かけるよう心がけよう。飛行機の出発予定の2時間前には、空港に到着するようにしたい。

搭乗手続き(チェックイン)

荷物は、チェックインの際に預ける受託航空手荷物と、自分が機内に持ち込む機内持ち込み手荷物に分け、最初に受託手荷物のチェックを受ける。X線検査機に通された受託手荷物には検査済みのシールが貼られ、それ以後は開けることができない。似たようなバッグが多いので、自分のものであることがわかるように「目印」をつけておくとよい。

手荷物の区分け

荷物は、チェックインの際に預ける受託航空手荷物と、自分が機内に持ち込む機内持ち込み手荷物に分け、最初に受託手荷物のチェックを受ける。X線検査機に通された受託手荷物には検査済みのシールが貼られ、それ以後は開けることができない。似たようなバッグが多いので、自分のものであることがわかるように「目印」をつけておくとよい。

便利な通路側の席

搭乗する航空会社のカウンターへ行き、パスポートと航空券を渡してチェックインする。機内を気軽に動き回るためには、通路側の席(aisle seat)が便利である。非常口の横にある席は足が伸ばせるので、とれるかどうかは別として頼んでみる価値はある。航空会社によっては、誕生日や記念日などに特別のサービス(シャンパンサービスやケーキなど)をしてくれることもあるので、あらかじめ尋ねてみるとよい。

許容量を超えると超過料金

ここで、検査済みの受託手荷物を係員に渡すが、路線や搭乗クラスによって個数、重量に制限があるので、前もって航空会社に確かめておくこと。無料手荷物許容量を超えると超過料金が必要になる。係員から渡された預かり荷物の引換証(バッゲージクレーム・タグ)は、現地で荷物を受け取るときに必要なので、大事に保管しておく。
搭乗券で飛行機の便名、出発ゲート、出発時刻を確認して、機内持ち込みの手荷物検査(セキュリティ・チェック)のゲートへ行く。
参考:全日空国際線利用のご案内

機内持ち込み手荷物の検査

機内持ち込みの手荷物検査は、危険物を機内に持ち込ませないためのチェックで、荷物だけでなく身に付けている物も対象になる。キーホルダーや小銭入れの硬貨などが、ゲートをくぐるときに反応することがある。ポケットから出して、手荷物と一緒にX線ゲートを通過させれば問題はない。
ただし、アメリカの同時多発テロ事件以来、どの国でもセキュリティ・チェックが厳しくなっている。そのため時間がかかる場合もある。

出国審査

出国審査は、搭乗券とパスポート、出入国カードを提示し、問題がなければすぐに終わる。出入国カードは航空券を受け取るときに一緒にもらえるので、事前に必要事項を記入しておこう。紛失した場合は、出国審査フロアに備えられているので、その場でも記入できる。
パスポートにホチキスで添付される出入国カードの半券は、帰国時に必要なのでそのまま付けておく。
審査そのものは簡単だが、出国ラッシュ時などは順番待ちの長い列ができる。待ち時間のことも考慮して、早めに出国審査を受けるようにしよう。

搭乗ゲート

出国審査のゲート越えると、そこは国外と同じ領域扱いとなり、アルコール類や煙草、化粧品、香水などが免税価格で買える。
空港内の標示板に従って、搭乗券に記された該当番号の搭乗ゲートへ行き、そこで搭乗案内があるまで待つことになる。通常は、出発時間の20分前ごろから搭乗が始まる。

機内での過ごし方

着席中はシートベルトを締める

搭乗券に明記された番号の座席に着いたら、大きな荷物は頭上の荷物入れに納め、貴重品や座席で必要な物は手元に置いておく。離陸時は座席のリクライニングを元に戻し、テーブルも収納する。離陸後、水平飛行になるとシートベルト着用の表示が消えるが、乱気流の思わぬ揺れから身を守るためにも、着席中はシートベルトを締めておくようにしよう。

機中泊にはマスクが便利

降下するときの気圧の急激な変化に備えて、ガム・キャンディなどを持っていると役に立つ。降下の際には耳栓も有効。1組1000円前後で市販されている。
機中泊になる場合は、マスクがあると便利である。

機内食やドリンクサービス

機内食は、各航空会社が独自に工夫したメニューを用意している。事前に予約しておけば、精進料理や低カロリー、減塩などの特別メニューを追加料金なしで注文できる。予約は24~72時間前まで受け付けている。
通常食以外にも、カップ麺やおにぎり、サンドイッチなどの間食用の軽食を注文することも可能。アルコール類のサービスもあるが、機内は気圧が低いためお酒の回りが早いので飲み過ぎないように注意しよう。
また気圧の関係で、化粧品などの液体類は栓をゆっくりと開けないと吹きこぼれることがある。

映像・音楽プログラム

機内では航空会社ごとに独自の映像や音楽のプログラムが楽しめる。いずれもヘッドフォンを使用するが、日本で封切り前の新作映画が観られることもある。飛行機によっては、テレビゲームも楽しめる。
音楽は分野別にチャンネルが分かれていて、常時流れている。映像や音楽番組の案内は、座席ポケットに入っている機内誌に掲載してあることが多い。
機内販売も人気がある。近年は香水や化粧品などのブランド商品のほかに、航空会社ごとに工夫した商品もそろっており、免税価格で購入できる。

空港・機内の過ごし方(ALL ABOUT)>>

機内の健康管理

くつろいだ服装で

目的地まで長時間の飛行となる場合は、くつろいだ服装でゆったりした気持ちで過ごしたいもの。機内は気温調整されているが、多少肌寒く感じることもある。体温調節できるように、上に羽織れるものを用意しておくとよいだろう。
機内は空調のため乾燥しやすいので、コンタクトレンズははずしておいたほうが無難である。靴の履きっぱなしは、足のむくみの原因になる。使い捨てのスリッパを準備しておけば、足元だけでなく気分もくつろぐ。

旅行者血栓症(エコノミークラス・シンドローム)

長時間飛行して目的地に着陸後、座席から立ち上がって歩き始めようとしたとたん、胸が苦しくなり倒れてしまうという話を最近よく耳にする。これは旅行者血栓症という病気で、座り続けている間に太ももの付け根や膝の裏側にできた血のかたまり(深部静脈血栓)が、歩き始めると血流に乗って肺に流れ着き、肺の血管を詰まらせるのである。

座席のクラスとは無関係

呼吸困難から死に至ることもあり、飛行機のエコノミークラスの乗客に症状が多く出たことから、「エコノミークラス症候群」と呼ばれている。しかし、座席のクラスには関係なく、また飛行機内だけで起こる病気でもない。「同じ姿勢で長い時間を過ごす」「乾燥した室内」という2つの条件がそろえば、列車や劇場、オフィスなどでも起こり得る。

予防は水分の補給

原因の1つが機内の乾燥なので、水分の補給が大切にある。ただし、アルコール類やコーヒー、紅茶、緑茶などカフェインの入った飲み物には利尿作用があるので、水分を排出してしまう。ミネラルウオーターやイオン飲料(スポーツドリンク類)のほうが効果的である。

こまめに足を動かす

また、座ったままでも、足の指を動かしたり、つま先やかかとを上下したりする運動を、1時間ごとに3~4分行うようにしよう。たまに通路を歩くのもよい。体を締め付けるような服装は避け、くつろいで過ごすことも予防につながる。
機内で膝の裏側や太ももが張って痛みを感じたら、着陸しても席を立たずに客室乗務員を呼ぼう。席を立って歩き出したときに、胸苦しさや呼吸がしにくいようなら病院へ行く必要がある。遠慮せずに周囲の人に、助けを求めたほうがよい。

参考:時差/機内での過ごし方

到着・入国

入国に必要な書類

ビザ(査証)は、外国人の入国許可を示すもので、その国の政府が交付する。したがって、日本人がアメリカへ行くときは、アメリカ政府が発行したビザが必要となる。その原則はどこの国にも当てはまり、海外へ行く場合は相手国のビザを申請・取得しなければならない。
ただし国によっては短期間の観光や業務出張・商用などの場合は、ビザがなくても入国・滞在が可能である。日本と相手国との相互で取り決めた、査証免除(ビザウェーバー)が適用されるからで、免除の期間は国によって異なる。
だが、査証免除期間内でも、必ず入国できるとは限らない。国によっては、帰りの航空券がない場合や、パスポートの有効期間が規定以上ないと入国を拒否されることもある。入国やビザの規制は、相手国の法改正で急に変更されたり、短期間でも渡航目的によってはビザが必要になったりするケースもあるので、相手国の最新情報を知ることが重要である。
また、ビザの代行手続に関してはH.I.S法人営業等の総合旅行会社で手配が可能なので、ビザが必要な際には相談してみることをお勧めする。

搭乗機の途中寄航と乗り換え

ビザ(査証)は、外国人の入国許可を示すもので、その国の政府が交付する。したがって、日本人がアメリカへ行くときは、アメリカ政府が発行したビザが必要となる。その原則はどこの国にも当てはまり、海外へ行く場合は相手国のビザを申請・取得しなければならない。
ただし国によっては短期間の観光や業務出張・商用などの場合は、ビザがなくても入国・滞在が可能である。日本と相手国との相互で取り決めた、査証免除(ビザウェーバー)が適用されるからで、免除の期間は国によって異なる。
だが、査証免除期間内でも、必ず入国できるとは限らない。国によっては、帰りの航空券がない場合や、パスポートの有効期間が規定以上ないと入国を拒否されることもある。入国やビザの規制は、相手国の法改正で急に変更されたり、短期間でも渡航目的によってはビザが必要になったりするケースもあるので、相手国の最新情報を知ることが重要である。
また、ビザの代行手続に関してはH.I.S法人営業等の総合旅行会社で手配が可能なので、ビザが必要な際には相談してみることをお勧めする。

入国手続き

入国するための手続きは、一般的に次のような順序で行われる。

1)入国審査(イミグレーション)
搭乗機から出て「Arrival」の表示に従い入国審査へ向かう。人の流れについて行ってもよいが、トランジット客の場合もあるので要注意。
審査ゲートで係員に、パスポートと機内で記入した入国書類を提出する。パスポートにカバーを掛けていたら、必ずはずしておく。通常、入国審査で聞かれるのは滞在期間と訪問目的である。
審査は国や地域の事情によって異なるが、通常はパスポートの写真と本人とを確認し、過去の入国記録などを照合する。ビザが必要ならばその有無、パスポートの残存有効期間、場合によっては帰りの航空券や所持金の確認なども行われる。規定に違反していると、入国を拒否されることもあるので、事前の確認や準備が重要である。

2)受託航空手荷物の受け取り
審査ゲートを抜けて「Baggage Claim」の表示に従って移動する。搭乗機の便名が表示されたターンテーブルから、自分の荷物を取り出し、個数や破損していないかどうかを確認する。破損個所があったり荷物が出てこなかったりした場合は、ただちに「Lost & Found」カウンターに伝える。

3)税関審査
通常は、税関申告が必要な場合の「Declare」(赤色ライトで表示)と、申告不要の「Not Declare」(緑色ライトで表示)のカウンターに分かれている。申告する荷物がない場合は緑色のカウンターへ行き、パスポートと機内で記入した税関申告書を提出する。
簡単な検査で済むことが多いが、包装を開けてていねいに検査される場合もある。そのときも協力的な態度を示せば問題はない。

4)到着ロビーへ
税関審査を通過すれば入国したことになり、到着ロビーへ出られる。腕時計などの時差を修正して、心身ともに現地時間を確認しておこう。
到着ロビーには両替所や観光案内所もある。市内までのアクセスを知りたければ、案内所で詳しく教えてくれるだろう。


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