海外出張滞在の諸情報




世界のホテル事情

星の数を目安に

世界のほとんどの主要都市には近代的なホテルが立ち並んでいる。なかでも「一流ホテル」は、設備やサービスが充実しており、多くの観光客やビジネスマンに利用されている。
主要都市のホテルは、それぞれ設備やサービスなどを選定基準に、星の数でランク分けされていることが多い。一般的に5ランク程度に分かれており、星の数が多いほどランクが上になる。ただし、ホテルのランク付けには国際基準がないので、それぞれの国や地域によってかなり差があるのが実情だが、ホテルを選択する際の目安にはなる。

満足感? 開放感?

一流ホテルではほとんどの場合、グローバルなレベルでの設備やサービスが期待でき、それなりの満足感を得ることができる。だが、家庭的なきめ細かなサービスとなると、むしろ二流、三流ホテルのほうが行き届いている場合もある。海外出張で多忙な日々を過ごすビジネスマンにとって唯一、解放感を味わえるのはホテルに帰ったプライベートな時間かもしれない。それだけに、心身ともにくつろげるホテルを選びたい。
世界のホテル情報は、インターネットで手軽に検索できる。マップで場所の説明から宿泊料金の確認や予約まで、必要な情報がほとんど得られる。

ホテルでの注意事項

貴重品はセーフティボックスへ

●チェックインは14時以降が一般的で、到着が遅くなるときは、あらかじめホテルのフロントに伝えておく。チェックアウトは10時前後だが、通常、荷物はチェックアウト後も預けることができる。
●部屋に入ると、テーブルの上などに各種のパンフレットなどが置いてあるので、できるだけ目を通しておく。ホテルの案内やサービスの内容などが書かれているので確認しておこう。
●部屋の電話は、必ずしも部屋番号と一致しないことがあるので、事前に確認しておく。同行者がいる場合は部屋の電話番号をメモしておこう。
●ホテルの部屋の鍵がきちんとかかるかどうか確認し、部屋から出るときは必ず鍵をかける。室内に置くトランクやバッグにも施錠する。
●部屋には、貴重品(現金、トラベラーズチェック、パスポートなど)を置かない。貴重品を保管する場合は、ホテルのセーフティボックス(部屋に備えてある金庫、またはホテル側が貴重品を保管する場所)を利用する。パスポートを常時、携帯しなければならない国(地域)もあるので、その場合は当該国の決まりに従う。

不用意にドアを開けない

●同行した人の部屋番号は必ずメモしておく。連絡するときに必要となる。
●部屋のドアは不用意に開けない。特に夜は注意する。ロビーも要注意。不特定多数の人が出入りしているので、置き引きなどに遭いやすい。
●部屋の中には、原則として他人を入れない。人と会う場合は、ロビーやコーヒーショップなどを利用する。親しい人やグループであっても同じ。部屋の中のトラブルはすべて個人の責任となる。
●ホテルでチップを渡すのは、主に部屋まで荷物を運んだボーイやベッドメーキングをしたメイドなどである。ただし、団体行動で、部屋まで荷物を運んでもらったときなどは、旅行業者がまとめて払う場合があるので事前に確認しておく。
チップの額は、あらかじめガイドや通訳などに聞いておくとよい。一般的に日本円で100?200円くらい。現地の通貨を持ち合わせていない場合は、翌日渡してもよい。レストランでは、食事代の5~10%程度をテーブルに置いてくるが、これも国によって違いがあるので事前に調べておこう。

乾燥防止に濡れたタオル

●部屋の冷蔵庫に入っている飲み物類は、市価の3倍くらいが相場。外で買って持ち込んだほうが経済的である。
●下着やTシャツ類は、部屋の洗面所でも洗濯できる。絞る際、備え付けのバスタオルに包んで絞るとよく脱水でき、乾きが早い。Yシャツなどをクリーニングに出すときは、室内に用意してあるビニール袋に入れて、朝ドアのノブに下げておくと夕方までに仕上げてくれることが多い。
●室内は一般的に乾燥していることが多いので、枕元に濡れたタオルをかけておくとよい。その際ハンガーが必要だが、ホテルによっては戸棚からはずせないところもある。日本から針金ハンガーを数本持っていくと、下着などを洗濯したときにも役に立つ。
●暑い国のホテルでは、部屋のエアコンが効きすぎて寒く感じることが多い。逆に寒い国に行くと、暖房が効きすぎてかなり暑いことがある。 また季節のある都市でもロサンジェルス、サンフランシスコのホテルやレストラン等、アメリカは全体的に冷房がとても効いている。風邪などをひかないためにも、それぞれの「室内温度」に備える工夫が必要である。

自在に曲がる便利な小型洗濯板 >>

請求書の明細書は必ずチェック

●ホテルの食堂やレストランでは、ボーイが案内したところに座るようにする。食堂では、必ずしもネクタイを締めなくてもよい。特に朝はラフな格好の人が多い。
●ホテルの国際電話は要注意。便利なのでつい利用しがちだが、料金は通常の2~3倍を覚悟しておかなければならない。面倒でも公衆電話を利用したほうがはるかに安く済む。
●請求書は、明細を必ずチェックする。電話代やルームサービス、ミニバーなどの明細が間違っている場合がよくある。また、フロントの精算は意外に時間がかかることが多い。余裕をもって早めに済ませるようにしよう。

アパートメントホテル

1週間以上なら格安

日本のウィークリーマンションのような宿泊施設で、1週間以上連泊する場合は、ホテルより格安の予算で利用できる。海外では部屋の賃貸契約は、通常6か月~1年以上だが、アパートメントホテルは短期契約ができるため、近年は日本の海外出張ビジネスマンや滞在型観光客の間に、利用者が増えてきている。
ホテルとの違いは、キッチンや調理器具、食器類、家具、電話、ランドリーなど生活に必要な設備がほぼそろっていること。また、ホテルより広いスペースで、まわりへの気遣いもいらず、自分が借りた家という感覚でリラックスできる点も、利用者が増えている理由だろう。

タイプもさまざま

2人用から4人用くらいまで、タイプの異なる物件がそろっている。2人以上で利用すれば1人当たりの部屋代も格安になるし、1か月?3か月(場合によっては6か月)の長期滞在の場合は、税金分のサービス割引や、部屋代も5~10%OFFになる物件もある。オフシーズンはさらに割引率が上がるので、長期滞在するビジネスマンには経済的で合理的な宿泊施設といえる。

アパートメントホテルの利点

1)部屋で気軽に、現地の友人や同僚と話し合える
ホテルでは相部屋の宿泊人以外は、入室できない決まりがあるところも多い。リビングルームの付いたアパートメントホテルなら、広々としたスペースが得られるので、気軽に現地の友人や同僚を招いて仕事の話し合いや、ホームパーティーをすることも可能。しかもベッドルームは、プライベートスペースとして確保できる。
2)自炊ができる
外食はなにかと食費がかさむもの。栄養も偏りがちになる。キッチンや調理器具、食器類がそろっているため、自炊で経済的かつ栄養バランスのよい食事が楽しめる。多忙なときは、レトルト食品を用意しておけば、いつでも電子レンジで簡単に調理することが可能である。
3)長期間でも少ない荷物で生活できる
ランドリー付きなので、かさばる衣服や下着類は最小限の用意ですむ。家具や家電など生活備品がそろっているので、よけいなものを持ち込まなくてよい。
4)チップが無用
ホテルではいつもチップのことが気になるもの。鍵をかけても、留守中メイドやボーイが入室することもある。その点アパートメントホテルは、ベッドメーキングサービスがない代わりに、盗難やチップの心配もない。

参考:アパートメントホテルについて

ホテル・アパートメント・リースマンション
快適なところを探しましょう

パソコンの活用

日本語環境のパソコン

海外の出張先でも、業務を円滑に進めるためにパソコンとインターネットは欠かせない。日本の本社・支店・営業所などとの連絡・情報交換、また出張先の業務の管理など、いまやパソコン抜きのビジネスは考えられない。パソコン以外にも各種の通信手段があるが、伝達できる情報の量や速度などでパソコンの優位は揺るがない。
したがって、出張先にも使い慣れた日本語環境のパソコンを1台は持っていきたい。現地で購入する方法もあるが、日本語OSをインストールしてもうまく作動しないことがあるので、日本から持ち込んだほうが確実である。持参する際は、精密機器だけに慎重な扱いが求められる。

持ち運ぶ際の注意点

パソコンを持参する場合、現在使っているもの、新しく購入するものに関係なく、機内持ち込みの荷物にする。パソコン専用のキャリングケースに入れ、パソコンが入っていることがわかるようにしておいたほうが安全である。荷物を検査する際、慎重に扱ってくれるので、故障の心配なども少なくてすむ。
新しいパソコンを購入して持ち込む場合は、モデムが現地の使用許可を取得しているか、電源や工業規格に対応しているかなどを確認したうえで選ぶようにしたい。

無税持ち込み

現地の空港に到着すると税関のチェックを受ける。個人使用の電気製品はどこの国でも基本的に無税扱いだが、それは「購入後6か月以上たった製品」という条件付である。したがって、海外出張の直前に購入したパソコンは、課税の対象となる。課税率も価格の60%、場合によっては100%などという国もあるので要注意。
さらに気をつけなければならないのは、個人使用が目的で購入後6か月以上経過したものでも、高価な電子機器のパソコンなどには課税されるケースが少ないないということである。

到着後に取り寄せ

パソコンは高価な精密機器である。現地に到着後、日本から取り寄せる場合は、支払いのシステムや荷扱いなどで信頼できる業者を選ぶようにしよう。
日本で購入すると5%の消費税がかかるが、出張先の国に消費税がなければその分、負担しないですむ。しかし、国によっては日本の消費税に相当する付加価値税などがあるので、どちらが得か検討する必要がある。どちらにしても、無事故で確実に届けてくれる業者から購入するようにしよう。
留守宅の家族に国際宅配便で送付してもらう方法もあるが、パソコンは振動や衝撃などに弱いので梱包には十分気をつけなければならない。送料は、重さと容積で計算される。現地で通関の際、課税される場合もある。

モデムの解決策

各国とも、電話回線に接続する機器は国が認可しているものに限っているため、持参するパソコンは原則として当該国の使用認可を取得しているモデムを搭載していなければならない。または、使用認可を取得しているTDKの国際モデムカード(世界の主要国のほとんどをカバーしている)などを購入する必要がある。
どちらにしても、パソコンを海外で利用する場合のモデムの解決策は、次の四通りが考えられる。

  • 現地の認可されているモデムを搭載したパソコンを用意する
  • TDKの海外認可モデムを購入する
  • 現地でモデムを購入する
  • 添付されているモデムをそのまま使用する

プロバイダの選択

インターネットを利用する場合、プロバイダと契約しなければならないが、海外でのプロバイダ契約には、大きく分けて、出発前に日本で契約していく方法と、出張国へ行ってから現地のプロバイダと契約する二つの方法がある。
日本で契約する場合は、海外でのインターネット接続料、出張国でのサービスの有無、市内通話料金で利用できるアクセスポイントの有無などをチェックする必要がある。
現在、国内で契約しているプロバイダが海外接続サービスを行っていれば、接続の設定を一部変更するだけで現地へ行ってもインターネットを使用できる。Eメールアドレスもそのまま海外で使えるため便利である。ただし、場合によっては基本料金のほかに海外接続サービス料を支払う必要も出てくる。
一方、海外での契約は、国内の契約より利用料金が安いことが多い。ただし、言葉の問題などで登録や設定、サポートを受けるときなどに時間がかかることが多い。

参考:
海外ローミングについて
パソコンの持ち込みについて
海外出張関連リンク集

インターネット接続
インターネットでの情報収集、メールチェックはかかせない

ネット販売の利用

短時間で確実に入手

出張先が「世界の主要都市」なら、日本の製品はほとんどが手に入ると考えてよいが、発展途上国の一部などでは、医薬品や新刊書(雑誌)、最新のCD・DVDなどが手に入らないケースが少なくない。
留守家族や知人に依頼して送ってもらってもよいが、手続きや関税などの問題があるため、最近は便利なインターネット販売を利用する人が増えている。
取り扱い業者のホームページを開くと、じつにさまざまな商品が並んでいる。商品代や梱包代、送料などのほかに支払い方法、現地に到着するまでの期間などを十分確認してから注文するようにしよう。欲しい商品がない場合は、注文するとすぐに手配してもらえる。


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