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[NEWS]スペイン:2018年の邦人盗難被害状況(在バルセロナ日本国総領事館)
2019年02月27日
●2018年は当館において,390件の邦人盗難被害を認知しました。
●手口別では「すり」と「置引き」が多く,全体の81%を占めています。
●地下鉄・駅における「すり」,飲食店における「置引き」にご注意下さい。
●旅券や現金等は,上着の内ポケット,マネーベルト等に入れ携行して下さい。
●戸籍謄(抄)本原本を持参され,旅券を早期発給できたケースもあります。
●2018年の邦人盗難被害状況は,以下のリンクからご覧いただけます。
https://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/files/000450619.pdf
1 2018年の邦人盗難被害状況 ()内の数値は2017年との増減数,増減率
(1)被害総数
390件(+63件,+19.3%)
(2)手口別被害件数
ア 「すり」:176件(+81件,+85.3%)
イ 「置引き」:140件(-15件,-9.7%)
ウ 「ケチャップすり」:36件(+14件,+63.6%)
エ 「車上ねらい」:19件(+5件,+35.7%)
オ 「ひったくり」:9件(+2件,+28.6%)
カ 「その他(パンク盗,侵入窃盗等)」:10件
※「すり」と「置引き」で,全体の81%を占めています。
(3)主な被害場所()の数値は被害件数全体に占める割合
ア 地下鉄・駅:95件(24.4%)
イ 路上・広場:92件(23.6%)
ウ 飲食店:80件(20.5%)
(4)被害分析
「すり」が大幅に増加しました。「置引き」は減少したものの,依然として被害件数は多い状況にあります。また,「ケチャップすり」の増加が顕著なほか,「車上ねらい」,「ひったくり」が増加しました。
2 注意点
地下鉄・駅における「すり」,レストラン・ファストフード店等の飲食店における「置引き」に注意してください。また路上・広場においても「すり」,「置引き」等が多発しているほか,「ケチャップすり」にも注意が必要です。「車上ねらい」や「パンク盗」は,レンタカーが狙われる傾向にあります。
3 防犯対策
(1)全手口共通の対策
・旅券や財布等は,上着の内ポケットやマネーベルト等に入れ携行する。
・カタルーニャ州警察が作成した防犯動画を視聴する。
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/bouhandouga.html
(2)「すり」対策
・リュックサックやバッグ等に,旅券や財布等を入れない。旅券等を入れる場合は,必ず体の前で持つ(ファスナーを閉めても安心しない)。
・バッグ等の取り出しやすいところに,旅券や財布等を絶対に入れない。
・日頃から荷物は前で持つことを心がける。特に,地下鉄や観光地等,混雑した場所では,荷物を前で持つ。
・通行人から話しかけられても無視するか,荷物のファスナーを押さえる。
・駅のエスカレーターが停止した場合は,「すり」を警戒する(犯人は犯行のためにエスカレーターの非常停止ボタンを躊躇なく押します。)
(3)「置引き」対策
・バッグ等は膝の上に置く,取っ手に腕を通すなどして,体から離さない。
・バッグ等を椅子の背もたれに掛けない。座席等に置いたまま離れない。
・ホテルや空港での手続時,券売機での切符購入時等は,荷物を体の前に置く。
・道を尋ねる,財布や小銭を落とすなどして,被害者の注意を引く手口が増えており,声をかけられるなどしても無視するか,荷物から目を離さない。
(4)「ケチャップすり」対策
・早朝,夜間など,人通りの少ない時間帯に,一人で出歩くことを控える。
・汚物等をかけられても荷物は手放さず,話しかけられても無視する。
・自宅,宿泊先に戻るか,家族,友人,警察等に助けを求める。
(5)「ひったくり」対策
・夜間など,人通りの少ない時間帯に出歩くことを控える。
・荷物は,たすき掛けにして所持する。
(6)「パンク盗」,「車上ねらい」等対策(レンタカー利用時は特に注意)
・降車時は,短時間でも,使用予定がなくても旅券や現金等を携行する。
・降車時は,短時間でも必ずドアロックをする。
・人通りの多い所,店内から車を見通せる所,監視カメラの近くに駐車する。
・乗車中もドアロックをして,話しかけられても,降車せずに対応する。
4 旅券盗難(紛失)時のデメリット
・予定どおりの旅行継続が困難になる(日本に帰国せざるを得ない場合がある)。
・被害届の提出,航空機,ホテルの手配やキャンセル等で,余計な労力,費用が発生する。
・日本の役所が閉庁している場合,旅券申請に必要な戸籍謄(抄)本の原本が取得できず,特に大型連休の場合は,当該連休中の滞在費用等が発生する。
・旅券と共に現金やクレジットカード等を盗まれた場合,海外送金サービス等が受けられなくなり,日々の食費や交通費に困窮する。
(旅券盗難(紛失)時の必要書類は,以下のリンクを参照して下さい)
https://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryokentokousyo.html#ryokensaihakkou
5 その他
旅券の盗難被害に遭われた方の中には,6か月以内に取得した戸籍謄(抄)本の原本を日本からご持参又はご家族やご親戚に預けるなどして,日本の役所の閉庁日でも,早期に旅券発給できたケースがありますので,参考にして下さい。
【問い合わせ先】
在バルセロナ日本国総領事館
住所:Avda. Diagonal, 640, 2a Planta D, 08017, Barcelona
電話番号:+(34)93-280-3433
FAX番号:+(34)93-280-4496/93-204-5439(領事班直通)
ホームページ:
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
★当館ホームページでは,当地における安全対策としての注意事項をまとめた資料を公開しています。
<バルセロナへようこそ~安全快適に滞在するために~>
https://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/files/000444533.pdf
<カタルーニャ州警察作成防犯動画>
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/bouhandouga.html
引用元:在バルセロナ日本国総領事館
●手口別では「すり」と「置引き」が多く,全体の81%を占めています。
●地下鉄・駅における「すり」,飲食店における「置引き」にご注意下さい。
●旅券や現金等は,上着の内ポケット,マネーベルト等に入れ携行して下さい。
●戸籍謄(抄)本原本を持参され,旅券を早期発給できたケースもあります。
●2018年の邦人盗難被害状況は,以下のリンクからご覧いただけます。
https://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/files/000450619.pdf
1 2018年の邦人盗難被害状況 ()内の数値は2017年との増減数,増減率
(1)被害総数
390件(+63件,+19.3%)
(2)手口別被害件数
ア 「すり」:176件(+81件,+85.3%)
イ 「置引き」:140件(-15件,-9.7%)
ウ 「ケチャップすり」:36件(+14件,+63.6%)
エ 「車上ねらい」:19件(+5件,+35.7%)
オ 「ひったくり」:9件(+2件,+28.6%)
カ 「その他(パンク盗,侵入窃盗等)」:10件
※「すり」と「置引き」で,全体の81%を占めています。
(3)主な被害場所()の数値は被害件数全体に占める割合
ア 地下鉄・駅:95件(24.4%)
イ 路上・広場:92件(23.6%)
ウ 飲食店:80件(20.5%)
(4)被害分析
「すり」が大幅に増加しました。「置引き」は減少したものの,依然として被害件数は多い状況にあります。また,「ケチャップすり」の増加が顕著なほか,「車上ねらい」,「ひったくり」が増加しました。
2 注意点
地下鉄・駅における「すり」,レストラン・ファストフード店等の飲食店における「置引き」に注意してください。また路上・広場においても「すり」,「置引き」等が多発しているほか,「ケチャップすり」にも注意が必要です。「車上ねらい」や「パンク盗」は,レンタカーが狙われる傾向にあります。
3 防犯対策
(1)全手口共通の対策
・旅券や財布等は,上着の内ポケットやマネーベルト等に入れ携行する。
・カタルーニャ州警察が作成した防犯動画を視聴する。
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/bouhandouga.html
(2)「すり」対策
・リュックサックやバッグ等に,旅券や財布等を入れない。旅券等を入れる場合は,必ず体の前で持つ(ファスナーを閉めても安心しない)。
・バッグ等の取り出しやすいところに,旅券や財布等を絶対に入れない。
・日頃から荷物は前で持つことを心がける。特に,地下鉄や観光地等,混雑した場所では,荷物を前で持つ。
・通行人から話しかけられても無視するか,荷物のファスナーを押さえる。
・駅のエスカレーターが停止した場合は,「すり」を警戒する(犯人は犯行のためにエスカレーターの非常停止ボタンを躊躇なく押します。)
(3)「置引き」対策
・バッグ等は膝の上に置く,取っ手に腕を通すなどして,体から離さない。
・バッグ等を椅子の背もたれに掛けない。座席等に置いたまま離れない。
・ホテルや空港での手続時,券売機での切符購入時等は,荷物を体の前に置く。
・道を尋ねる,財布や小銭を落とすなどして,被害者の注意を引く手口が増えており,声をかけられるなどしても無視するか,荷物から目を離さない。
(4)「ケチャップすり」対策
・早朝,夜間など,人通りの少ない時間帯に,一人で出歩くことを控える。
・汚物等をかけられても荷物は手放さず,話しかけられても無視する。
・自宅,宿泊先に戻るか,家族,友人,警察等に助けを求める。
(5)「ひったくり」対策
・夜間など,人通りの少ない時間帯に出歩くことを控える。
・荷物は,たすき掛けにして所持する。
(6)「パンク盗」,「車上ねらい」等対策(レンタカー利用時は特に注意)
・降車時は,短時間でも,使用予定がなくても旅券や現金等を携行する。
・降車時は,短時間でも必ずドアロックをする。
・人通りの多い所,店内から車を見通せる所,監視カメラの近くに駐車する。
・乗車中もドアロックをして,話しかけられても,降車せずに対応する。
4 旅券盗難(紛失)時のデメリット
・予定どおりの旅行継続が困難になる(日本に帰国せざるを得ない場合がある)。
・被害届の提出,航空機,ホテルの手配やキャンセル等で,余計な労力,費用が発生する。
・日本の役所が閉庁している場合,旅券申請に必要な戸籍謄(抄)本の原本が取得できず,特に大型連休の場合は,当該連休中の滞在費用等が発生する。
・旅券と共に現金やクレジットカード等を盗まれた場合,海外送金サービス等が受けられなくなり,日々の食費や交通費に困窮する。
(旅券盗難(紛失)時の必要書類は,以下のリンクを参照して下さい)
https://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryokentokousyo.html#ryokensaihakkou
5 その他
旅券の盗難被害に遭われた方の中には,6か月以内に取得した戸籍謄(抄)本の原本を日本からご持参又はご家族やご親戚に預けるなどして,日本の役所の閉庁日でも,早期に旅券発給できたケースがありますので,参考にして下さい。
【問い合わせ先】
在バルセロナ日本国総領事館
住所:Avda. Diagonal, 640, 2a Planta D, 08017, Barcelona
電話番号:+(34)93-280-3433
FAX番号:+(34)93-280-4496/93-204-5439(領事班直通)
ホームページ:
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
★当館ホームページでは,当地における安全対策としての注意事項をまとめた資料を公開しています。
<バルセロナへようこそ~安全快適に滞在するために~>
https://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/files/000444533.pdf
<カタルーニャ州警察作成防犯動画>
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/bouhandouga.html
引用元:在バルセロナ日本国総領事館
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