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[NEWS]スペイン:昨年12月の邦人盗難被害状況(在バルセロナ日本国総領事館)
2019年01月21日
●昨年12月は当館管轄内において,32件の邦人盗難被害を認知しました。
●手口別では「すり」と「置引き」が多く,全体の71.9%を占めています。
●地下鉄・駅における「すり」,飲食店における「置引き」にご注意下さい。
●旅券や現金等は,上着の内ポケット,マネーベルト等に入れ携行して下さい。
●カタルーニャ州警察が作成した防犯動画は,以下のリンクからご覧頂けます。
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/bouhandouga.html
●戸籍謄(抄)本原本を持参され,旅券を早期発給できたケースもあります。
1 昨年12月の邦人盗難被害概要(当館管轄内)
(1)被害件数及び手口
「置引き」:17件(53.1%)
「ケチャップすり」:7件(21.9%)
「すり」:6件(18.8%)
「車上ねらい」:2件
※「すり」と「置引き」で,全体の71.9%を占めています。
(2)発生地(主な発生地)
アシャンプラ区:12件(37.5%)
シウターベジャ区:5件(12.5%)
(3)発生場所(主な場所)
路上:11件(34.4%)
飲食店:9件(28.1%)
(4)被害分析
「置引き」の17件中9件(52.9%)は飲食店,「すり」の6件中3件(50%)は地下鉄・駅で発生しているほか,「ケチャップすり」の増加が顕著です。
2 注意点
飲食店における「置引き」,地下鉄・駅における「すり」に注意してください。
3 防犯対策
(1)全手口共通の対策
・旅券や財布等は,上着の内ポケットやマネーベルト等に入れ携行する。
・カタルーニャ州警察が作成した防犯動画を視聴する。
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/bouhandouga.html
(2)「置引き」対策
・バッグ等は膝の上に置く,取っ手に腕を通すなどして,体から離さない。
・バッグ等を椅子の背もたれに掛けない。座席等に置いたまま離れない。
・ホテルや空港での手続時,券売機での切符購入時等は,荷物を体の前に置く。
・飲食店において,客が水をこぼしたり,グラス等を落として割ったとしても,手を貸したり,割れる音がした方を向かない。
(3)「ケチャップすり」対策
・早朝,夜間など,人通りの少ない時間帯に,一人で出歩くことを控える。
・汚物等をかけられても荷物は手放さず,話しかけられても無視する。
・自宅,宿泊先に戻るか,家族,友人,警察等に助けを求める。
(4)「すり」対策
・リュックサックやバッグ等に,旅券や財布等を入れない。旅券等を入れる場合は,必ず体の前で持つ(ファスナーを閉めても安心しない)。
・バッグ等の取り出しやすいところに,旅券や財布等を絶対に入れない。
・日頃から荷物は前で持つことを心がける。特に,地下鉄や観光地等,混雑した場所では,荷物を前で持つ。
・通行人から話しかけられても無視するか,荷物のファスナーを押さえる。
・駅のエスカレーターが停止した場合は,「すり」を警戒する(犯人は犯行のためにエスカレーターの非常停止ボタンを躊躇なく押します。)
(5)「パンク盗」,「車上ねらい」等対策
・降車時は,短時間でも,使用予定がなくても旅券や現金等を携行する。
・降車時は,短時間でも必ずドアロックをする。
・人通りの多い所,店内から車を見通せる所,監視カメラの近くに駐車する。
・乗車中もドアロックをして,話しかけられても,降車せずに対応する。
(6)その他
最近,カタルーニャ広場やサグラダファミリア付近の観光バス降車場所周辺において,白昼,周囲に大勢の通行人がいるのにも関わらず,観光客から所持品を盗もうとする事案が発生している模様ですので,十分ご注意ください。
4 旅券盗難(紛失)時のデメリット
・予定どおりの旅行継続が困難になる(日本に帰国せざるを得ない場合がある)。
・被害届の提出,航空機,ホテルの手配やキャンセル等で,余計な労力,費用が発生する。
・日本の役所が閉庁している場合,旅券申請に必要な戸籍謄(抄)本の原本が取得できず,特に大型連休の場合は,当該連休中の滞在費用等が発生する。
・旅券と共に現金やクレジットカード等を盗まれた場合,海外送金サービス等が受けられなくなり,日々の食費や交通費に困窮する。
(旅券盗難(紛失)時の必要書類は,以下のリンクを参照して下さい)
https://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryokentokousyo.html#ryokensaihakkou
5 その他
旅券の盗難被害に遭われた方の中には,6か月以内に取得した戸籍謄(抄)本の原本を日本からご持参又はご家族やご親戚に預けるなどして,日本の役所の閉庁日でも,早期に旅券発給できたケースがありますので,参考にして下さい。
【問い合わせ先】
在バルセロナ日本国総領事館
住所:Avda. Diagonal, 640, 2a Planta D, 08017, Barcelona
電話番号:+(34)93-280-3433
FAX番号:+(34)93-280-4496/93-204-5439(領事班直通)
ホームページ:
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
★当館ホームページでは,当地における安全対策としての注意事項をまとめた資料を公開しています。
<バルセロナへようこそ~安全快適に滞在するために~>
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/files/000335730.pdf
<カタルーニャ州警察作成防犯動画>
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/bouhandouga.html
引用元:在バルセロナ日本国総領事館
●手口別では「すり」と「置引き」が多く,全体の71.9%を占めています。
●地下鉄・駅における「すり」,飲食店における「置引き」にご注意下さい。
●旅券や現金等は,上着の内ポケット,マネーベルト等に入れ携行して下さい。
●カタルーニャ州警察が作成した防犯動画は,以下のリンクからご覧頂けます。
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/bouhandouga.html
●戸籍謄(抄)本原本を持参され,旅券を早期発給できたケースもあります。
1 昨年12月の邦人盗難被害概要(当館管轄内)
(1)被害件数及び手口
「置引き」:17件(53.1%)
「ケチャップすり」:7件(21.9%)
「すり」:6件(18.8%)
「車上ねらい」:2件
※「すり」と「置引き」で,全体の71.9%を占めています。
(2)発生地(主な発生地)
アシャンプラ区:12件(37.5%)
シウターベジャ区:5件(12.5%)
(3)発生場所(主な場所)
路上:11件(34.4%)
飲食店:9件(28.1%)
(4)被害分析
「置引き」の17件中9件(52.9%)は飲食店,「すり」の6件中3件(50%)は地下鉄・駅で発生しているほか,「ケチャップすり」の増加が顕著です。
2 注意点
飲食店における「置引き」,地下鉄・駅における「すり」に注意してください。
3 防犯対策
(1)全手口共通の対策
・旅券や財布等は,上着の内ポケットやマネーベルト等に入れ携行する。
・カタルーニャ州警察が作成した防犯動画を視聴する。
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/bouhandouga.html
(2)「置引き」対策
・バッグ等は膝の上に置く,取っ手に腕を通すなどして,体から離さない。
・バッグ等を椅子の背もたれに掛けない。座席等に置いたまま離れない。
・ホテルや空港での手続時,券売機での切符購入時等は,荷物を体の前に置く。
・飲食店において,客が水をこぼしたり,グラス等を落として割ったとしても,手を貸したり,割れる音がした方を向かない。
(3)「ケチャップすり」対策
・早朝,夜間など,人通りの少ない時間帯に,一人で出歩くことを控える。
・汚物等をかけられても荷物は手放さず,話しかけられても無視する。
・自宅,宿泊先に戻るか,家族,友人,警察等に助けを求める。
(4)「すり」対策
・リュックサックやバッグ等に,旅券や財布等を入れない。旅券等を入れる場合は,必ず体の前で持つ(ファスナーを閉めても安心しない)。
・バッグ等の取り出しやすいところに,旅券や財布等を絶対に入れない。
・日頃から荷物は前で持つことを心がける。特に,地下鉄や観光地等,混雑した場所では,荷物を前で持つ。
・通行人から話しかけられても無視するか,荷物のファスナーを押さえる。
・駅のエスカレーターが停止した場合は,「すり」を警戒する(犯人は犯行のためにエスカレーターの非常停止ボタンを躊躇なく押します。)
(5)「パンク盗」,「車上ねらい」等対策
・降車時は,短時間でも,使用予定がなくても旅券や現金等を携行する。
・降車時は,短時間でも必ずドアロックをする。
・人通りの多い所,店内から車を見通せる所,監視カメラの近くに駐車する。
・乗車中もドアロックをして,話しかけられても,降車せずに対応する。
(6)その他
最近,カタルーニャ広場やサグラダファミリア付近の観光バス降車場所周辺において,白昼,周囲に大勢の通行人がいるのにも関わらず,観光客から所持品を盗もうとする事案が発生している模様ですので,十分ご注意ください。
4 旅券盗難(紛失)時のデメリット
・予定どおりの旅行継続が困難になる(日本に帰国せざるを得ない場合がある)。
・被害届の提出,航空機,ホテルの手配やキャンセル等で,余計な労力,費用が発生する。
・日本の役所が閉庁している場合,旅券申請に必要な戸籍謄(抄)本の原本が取得できず,特に大型連休の場合は,当該連休中の滞在費用等が発生する。
・旅券と共に現金やクレジットカード等を盗まれた場合,海外送金サービス等が受けられなくなり,日々の食費や交通費に困窮する。
(旅券盗難(紛失)時の必要書類は,以下のリンクを参照して下さい)
https://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryokentokousyo.html#ryokensaihakkou
5 その他
旅券の盗難被害に遭われた方の中には,6か月以内に取得した戸籍謄(抄)本の原本を日本からご持参又はご家族やご親戚に預けるなどして,日本の役所の閉庁日でも,早期に旅券発給できたケースがありますので,参考にして下さい。
【問い合わせ先】
在バルセロナ日本国総領事館
住所:Avda. Diagonal, 640, 2a Planta D, 08017, Barcelona
電話番号:+(34)93-280-3433
FAX番号:+(34)93-280-4496/93-204-5439(領事班直通)
ホームページ:
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
★当館ホームページでは,当地における安全対策としての注意事項をまとめた資料を公開しています。
<バルセロナへようこそ~安全快適に滞在するために~>
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/files/000335730.pdf
<カタルーニャ州警察作成防犯動画>
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/bouhandouga.html
引用元:在バルセロナ日本国総領事館
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