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[NEWS]スペイン:邦人盗難被害の多発(在バルセロナ日本国総領事館)
2018年11月16日
●今月に入り,当館管轄地域で20件の邦人盗難被害を認知しました。
●手口別では「すり」と「置引き」が多く,全体の75%を占めています。
●旅券や現金等は,上着の内ポケット,防犯加工されたポーチ等に入れて携行して下さい。
●地下鉄での「すり」,飲食店での「置引き」に,特にご注意下さい。
●カタルーニャ州警察が作成した防犯動画は,以下のリンクからご覧頂けます。
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/bouhandouga.html
●戸籍謄(抄)本原本を持参され,旅券を早期発給できたケースもあります。
1 邦人盗難被害概要(11月1日~13日まで,当館管轄地域内)
(1)被害件数
20件(バルセロナ市内:19件,エルプラット空港:1件)
(2)手口別件数
ア 「すり」:8件(40%)
イ 「置引き」:7件(35%)
ウ 「ケチャップすり」:3件
エ 「パンク盗」:1件
オ 「ひったくり」:1件
(「すり」と「置引き」で全体の75%を占めています。)
(3)発生地別件数(主な発生地)
ア アシャンプラ区(サグラダファミリア等が所在):10件(50%)
イ シウターベジャ区(ゴシック地区等が所在):2件
(4)発生場所別件数
ア 路上:6件(「ケチャップすり」2件,「すり」,「置引き」,「パンク盗」,「ひったくり」各1件)
イ 飲食店:5件(「置引き」4件,「すり」1件)
ウ 地下鉄・駅構内:5件(「すり」4件,「ケチャップすり」1件)
エ 空港:1件(「置引き」1件)
オ ホテル:1件(「置引き」1件)
カ その他の場所・場所不明:2件(「すり」2件)
(飲食店における「置引き」,地下鉄における「すり」に,特に注意が必要です。)
2 防犯対策
(1)全手口共通の対策
・旅券や財布等は,上着の内ポケットや防犯加工されたポーチに入れる等して携行する。
・カタルーニャ州警察が作成した防犯動画を視聴する。
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/bouhandouga.html
(2)「すり」対策
・リュックサックやバッグ等に,旅券や財布等を入れない。旅券等を入れる場合は,必ず体の前で持つ(ファスナーを閉めても安心しない)。
・バッグ等の取り出しやすいところに,旅券や財布等を絶対に入れない。
・日頃から荷物は前で持つことを心がける。特に,地下鉄や観光地等,混雑した場所では,荷物を前で持つ。
・通行人から話しかけられても無視するか,荷物のファスナーを押さえる。
(3)「置引き」対策
・バッグ等は膝の上に置く,取っ手に腕を通すなどして,体から離さない。
・バッグ等を椅子の背もたれに掛けない。座席等に置いたまま離れない。
・ホテルや空港での手続時,券売機での切符購入時等は,荷物を体の前に置く。
(4)「ケチャップすり」対策
・早朝,夜間など,人通りの少ない時間帯に,一人で出歩くことを控える。
・汚物等をかけられても荷物は手放さず,話しかけられても無視する。
・自宅,宿泊先に戻るか,家族,友人,警察等に助けを求める。
(5)「パンク盗」対策
・声をかけられても無視するか,降車しない。
・車内から家族,友人,警察等に電話をかけるなどして助けを求める。
・やむを得ず降車する場合は,必ず窓を閉め,ドアロックをする。
・同行者がいる場合は,ドアロックをした上で車内に残ってもらう。
(6)「ひったくり」対策
・極力,荷物を持たないようにする。
・可能であれば,荷物をたすき掛けの状態で,体の前にして持つ。
・荷物を壁や街路樹側(通り抜けられるのが難しい側)にして持つ。
3 旅券盗難(紛失)時のデメリット
・予定どおりの旅行継続が困難になる(日本に帰国せざるを得ない場合がある)。
・航空機,ホテルの手配やキャンセル等で,余計な労力,費用が発生する。
・日本の役所が閉庁している場合,旅券申請に必要な戸籍謄(抄)本の原本が取得できず,特に大型連休の場合は,当該連休中の滞在費用等が発生する。
・旅券と共に現金やクレジットカード等を盗まれた場合,海外送金サービス等が受けられなくなり,日々の食費や交通費に困窮する。
(旅券盗難(紛失)時の必要書類は,以下のリンクを参照して下さい)
https://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryokentokousyo.html#ryokensaihakkou
4 その他
旅券の盗難被害に遭われた方の中には,戸籍謄(抄)本の原本を日本からご持参又はご家族やご親戚に預けるなどして,日本の役所の閉庁日でも,早期に旅券発給できたケースがありますので,参考にして下さい。
【問い合わせ先】
在バルセロナ日本国総領事館
住所:Avda. Diagonal, 640, 2a Planta D, 08017, Barcelona
電話番号:+(34)93-280-3433
FAX番号:+(34)93-280-4496/93-204-5439(領事班直通)
ホームページ:
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
★当館ホームページでは,当地における安全対策としての注意事項をまとめた資料を公開しています。
<バルセロナへようこそ~安全快適に滞在するために~>
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/files/000335730.pdf
<カタルーニャ州警察作成防犯動画>
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/bouhandouga.html
引用元:在バルセロナ日本国総領事館
●手口別では「すり」と「置引き」が多く,全体の75%を占めています。
●旅券や現金等は,上着の内ポケット,防犯加工されたポーチ等に入れて携行して下さい。
●地下鉄での「すり」,飲食店での「置引き」に,特にご注意下さい。
●カタルーニャ州警察が作成した防犯動画は,以下のリンクからご覧頂けます。
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/bouhandouga.html
●戸籍謄(抄)本原本を持参され,旅券を早期発給できたケースもあります。
1 邦人盗難被害概要(11月1日~13日まで,当館管轄地域内)
(1)被害件数
20件(バルセロナ市内:19件,エルプラット空港:1件)
(2)手口別件数
ア 「すり」:8件(40%)
イ 「置引き」:7件(35%)
ウ 「ケチャップすり」:3件
エ 「パンク盗」:1件
オ 「ひったくり」:1件
(「すり」と「置引き」で全体の75%を占めています。)
(3)発生地別件数(主な発生地)
ア アシャンプラ区(サグラダファミリア等が所在):10件(50%)
イ シウターベジャ区(ゴシック地区等が所在):2件
(4)発生場所別件数
ア 路上:6件(「ケチャップすり」2件,「すり」,「置引き」,「パンク盗」,「ひったくり」各1件)
イ 飲食店:5件(「置引き」4件,「すり」1件)
ウ 地下鉄・駅構内:5件(「すり」4件,「ケチャップすり」1件)
エ 空港:1件(「置引き」1件)
オ ホテル:1件(「置引き」1件)
カ その他の場所・場所不明:2件(「すり」2件)
(飲食店における「置引き」,地下鉄における「すり」に,特に注意が必要です。)
2 防犯対策
(1)全手口共通の対策
・旅券や財布等は,上着の内ポケットや防犯加工されたポーチに入れる等して携行する。
・カタルーニャ州警察が作成した防犯動画を視聴する。
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/bouhandouga.html
(2)「すり」対策
・リュックサックやバッグ等に,旅券や財布等を入れない。旅券等を入れる場合は,必ず体の前で持つ(ファスナーを閉めても安心しない)。
・バッグ等の取り出しやすいところに,旅券や財布等を絶対に入れない。
・日頃から荷物は前で持つことを心がける。特に,地下鉄や観光地等,混雑した場所では,荷物を前で持つ。
・通行人から話しかけられても無視するか,荷物のファスナーを押さえる。
(3)「置引き」対策
・バッグ等は膝の上に置く,取っ手に腕を通すなどして,体から離さない。
・バッグ等を椅子の背もたれに掛けない。座席等に置いたまま離れない。
・ホテルや空港での手続時,券売機での切符購入時等は,荷物を体の前に置く。
(4)「ケチャップすり」対策
・早朝,夜間など,人通りの少ない時間帯に,一人で出歩くことを控える。
・汚物等をかけられても荷物は手放さず,話しかけられても無視する。
・自宅,宿泊先に戻るか,家族,友人,警察等に助けを求める。
(5)「パンク盗」対策
・声をかけられても無視するか,降車しない。
・車内から家族,友人,警察等に電話をかけるなどして助けを求める。
・やむを得ず降車する場合は,必ず窓を閉め,ドアロックをする。
・同行者がいる場合は,ドアロックをした上で車内に残ってもらう。
(6)「ひったくり」対策
・極力,荷物を持たないようにする。
・可能であれば,荷物をたすき掛けの状態で,体の前にして持つ。
・荷物を壁や街路樹側(通り抜けられるのが難しい側)にして持つ。
3 旅券盗難(紛失)時のデメリット
・予定どおりの旅行継続が困難になる(日本に帰国せざるを得ない場合がある)。
・航空機,ホテルの手配やキャンセル等で,余計な労力,費用が発生する。
・日本の役所が閉庁している場合,旅券申請に必要な戸籍謄(抄)本の原本が取得できず,特に大型連休の場合は,当該連休中の滞在費用等が発生する。
・旅券と共に現金やクレジットカード等を盗まれた場合,海外送金サービス等が受けられなくなり,日々の食費や交通費に困窮する。
(旅券盗難(紛失)時の必要書類は,以下のリンクを参照して下さい)
https://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryokentokousyo.html#ryokensaihakkou
4 その他
旅券の盗難被害に遭われた方の中には,戸籍謄(抄)本の原本を日本からご持参又はご家族やご親戚に預けるなどして,日本の役所の閉庁日でも,早期に旅券発給できたケースがありますので,参考にして下さい。
【問い合わせ先】
在バルセロナ日本国総領事館
住所:Avda. Diagonal, 640, 2a Planta D, 08017, Barcelona
電話番号:+(34)93-280-3433
FAX番号:+(34)93-280-4496/93-204-5439(領事班直通)
ホームページ:
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
★当館ホームページでは,当地における安全対策としての注意事項をまとめた資料を公開しています。
<バルセロナへようこそ~安全快適に滞在するために~>
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/files/000335730.pdf
<カタルーニャ州警察作成防犯動画>
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/bouhandouga.html
引用元:在バルセロナ日本国総領事館
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