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[NEWS]スペイン:10月の邦人盗難被害状況(在バルセロナ日本国総領事館)
2018年11月15日
●10月は当館において,37件の邦人盗難被害を認知しました。
●手口別では「置引き」と「すり」が多く,全体の81%を占めています。
●旅券や現金等は,上着の内ポケット,防犯加工されたポーチ等に入れて携行して下さい。
●カタルーニャ州警察が作成した防犯動画は,以下のリンクからご覧頂けます。
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/bouhandouga.html
●戸籍謄(抄)本原本を持参され,旅券を早期発給できたケースもあります。
1 10月の邦人盗難被害概要
(1)被害件数及び手口
当館において37件の邦人盗難被害を認知し,手口別では「置引き」が17件(45.9%),「すり」が13件(35.1%),「ケチャップすり」が4件,「車上ねらい」が3件でした。「置引き」と「すり」で,全体の81%を占めています。
(2)発生地及び発生場所
発生地別ではアシャンプラ区,サンツ・モンジュイック区,シウターベジャ区等における発生が多く,発生場所別では「地下鉄・駅」が12件(32.4%),「飲食店」が9件(24.3%),「路上・広場」が7件(18.9%)等となっています。
2 主な盗難被害例
(1)「置引き」
ア 飲食店(レストラン,バル,ファストフード,カフェ等)
・体の横や足元に置いていたバッグ,椅子に掛けていたバッグを盗まれた。
・座席にバッグを置いてトイレに行っている間に盗まれた。
イ 地下鉄や駅構内(L9号線車内,サンツ駅等)
・道を尋ねられ対応中に,スーツケース上に置いていたバッグを盗まれた。
・券売機で切符を購入中に,スーツケース上に置いていたバッグを盗まれた。
ウ ホテル
・チェックイン手続中に,スーツケース上に置いていたバッグを盗まれた。
(2)「すり」
ア 地下鉄(L3,L5号線,カタルーニャ駅,サンツ駅等)
・ポーチやリュックサックのファスナーを開けられ,旅券等を盗まれた。
イ 路上(観光地等)
・シウターベジャ区の市場や大通り,サンツ・モンジュイック区の美術館付近等を徒歩で観光中,バッグ等のファスナーを開けられ旅券等を盗まれた。
(3)「ケチャップすり」
・ミロ美術館及びサンパウ病院付近の路上,ゾナウニベルシタリア駅エレベーター付近において汚物のような液体をかけられ,その後,親切を装った人物が話しかけてきて液体を拭いている間にバッグを盗まれた(うち1件は未遂)。
(4)「車上ねらい」
ア 高速道路のサービスエリア駐車場
・トイレ休憩で立ち寄った際,駐車中の車から旅券等在中のバッグを盗まれた。
イ 高速道路ガソリンスタンド及びバルセロナ空港レンタカー駐車場
・給油中又は荷物の積み込み中に,見知らぬ男性から声をかけられ,対応中に旅券等在中のバッグを盗まれた。
3 防犯対策
(1)全手口共通の対策
・旅券や財布等は,上着の内ポケットや防犯加工されたポーチに入れ携行する。
・カタルーニャ州警察が作成した防犯動画を視聴する。
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/bouhandouga.html
(2)「置引き」対策
・バッグ等は膝の上に置く,取っ手に腕を通すなどして,体から離さない。
・バッグ等を椅子の背もたれに掛けない。座席等に置いたまま離れない。
・ホテルや空港での手続時,券売機での切符購入時等は,荷物を体の前に置く。
(3)「すり」対策
・リュックサックやバッグ等に,旅券や財布等を入れない。旅券等を入れる場合は,必ず体の前で持つ(ファスナーを閉めても安心しない)。
・バッグ等の取り出しやすいところに,旅券や財布等を絶対に入れない。
・日頃から荷物は前で持つことを心がける。特に,地下鉄や観光地等,混雑した場所では,荷物を前で持つ。
・通行人から話しかけられても無視するか,荷物のファスナーを押さえる。
(4)「ケチャップすり」対策
・早朝,夜間など,人通りの少ない時間帯に,一人で出歩くことを控える。
・汚物等をかけられても荷物は手放さず,話しかけられても無視する。
・自宅,宿泊先に戻るか,家族,友人,警察等に助けを求める。
(5)「車上ねらい」対策
・降車時は,短時間でも,使用予定がなくても旅券や現金等を携行する。
・降車時は,短時間でも必ずドアロックをする。
・人通りの多い所,店内から車を見通せる所,監視カメラの近くに駐車する。
4 旅券盗難(紛失)時のデメリット
・予定どおりの旅行継続が困難になる(日本に帰国せざるを得ない場合がある)。
・航空機,ホテルの手配やキャンセル等で,余計な労力,費用が発生する。
・日本の役所が閉庁している場合,旅券申請に必要な戸籍謄(抄)本の原本が取得できず,特に大型連休の場合は,当該連休中の滞在費用等が発生する。
・旅券と共に現金やクレジットカード等を盗まれた場合,海外送金サービス等が受けられなくなり,日々の食費や交通費に困窮する。
(旅券盗難(紛失)時の必要書類は,以下のリンクを参照して下さい)
https://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryokentokousyo.html#ryokensaihakkou
5 その他
旅券の盗難被害に遭われた方の中には,戸籍謄(抄)本の原本を日本からご持参又はご家族やご親戚に預けるなどして,日本の役所の閉庁日でも,早期に旅券発給できたケースがありますので,参考にして下さい。
【問い合わせ先】
在バルセロナ日本国総領事館
住所:Avda. Diagonal, 640, 2a Planta D, 08017, Barcelona
電話番号:+(34)93-280-3433
FAX番号:+(34)93-280-4496/93-204-5439(領事班直通)
ホームページ:
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
★当館ホームページでは,当地における安全対策としての注意事項をまとめた資料を公開しています。
<バルセロナへようこそ~安全快適に滞在するために~>
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/files/000335730.pdf
<カタルーニャ州警察作成防犯動画>
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/bouhandouga.html
引用元:在バルセロナ日本国総領事館
●手口別では「置引き」と「すり」が多く,全体の81%を占めています。
●旅券や現金等は,上着の内ポケット,防犯加工されたポーチ等に入れて携行して下さい。
●カタルーニャ州警察が作成した防犯動画は,以下のリンクからご覧頂けます。
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/bouhandouga.html
●戸籍謄(抄)本原本を持参され,旅券を早期発給できたケースもあります。
1 10月の邦人盗難被害概要
(1)被害件数及び手口
当館において37件の邦人盗難被害を認知し,手口別では「置引き」が17件(45.9%),「すり」が13件(35.1%),「ケチャップすり」が4件,「車上ねらい」が3件でした。「置引き」と「すり」で,全体の81%を占めています。
(2)発生地及び発生場所
発生地別ではアシャンプラ区,サンツ・モンジュイック区,シウターベジャ区等における発生が多く,発生場所別では「地下鉄・駅」が12件(32.4%),「飲食店」が9件(24.3%),「路上・広場」が7件(18.9%)等となっています。
2 主な盗難被害例
(1)「置引き」
ア 飲食店(レストラン,バル,ファストフード,カフェ等)
・体の横や足元に置いていたバッグ,椅子に掛けていたバッグを盗まれた。
・座席にバッグを置いてトイレに行っている間に盗まれた。
イ 地下鉄や駅構内(L9号線車内,サンツ駅等)
・道を尋ねられ対応中に,スーツケース上に置いていたバッグを盗まれた。
・券売機で切符を購入中に,スーツケース上に置いていたバッグを盗まれた。
ウ ホテル
・チェックイン手続中に,スーツケース上に置いていたバッグを盗まれた。
(2)「すり」
ア 地下鉄(L3,L5号線,カタルーニャ駅,サンツ駅等)
・ポーチやリュックサックのファスナーを開けられ,旅券等を盗まれた。
イ 路上(観光地等)
・シウターベジャ区の市場や大通り,サンツ・モンジュイック区の美術館付近等を徒歩で観光中,バッグ等のファスナーを開けられ旅券等を盗まれた。
(3)「ケチャップすり」
・ミロ美術館及びサンパウ病院付近の路上,ゾナウニベルシタリア駅エレベーター付近において汚物のような液体をかけられ,その後,親切を装った人物が話しかけてきて液体を拭いている間にバッグを盗まれた(うち1件は未遂)。
(4)「車上ねらい」
ア 高速道路のサービスエリア駐車場
・トイレ休憩で立ち寄った際,駐車中の車から旅券等在中のバッグを盗まれた。
イ 高速道路ガソリンスタンド及びバルセロナ空港レンタカー駐車場
・給油中又は荷物の積み込み中に,見知らぬ男性から声をかけられ,対応中に旅券等在中のバッグを盗まれた。
3 防犯対策
(1)全手口共通の対策
・旅券や財布等は,上着の内ポケットや防犯加工されたポーチに入れ携行する。
・カタルーニャ州警察が作成した防犯動画を視聴する。
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/bouhandouga.html
(2)「置引き」対策
・バッグ等は膝の上に置く,取っ手に腕を通すなどして,体から離さない。
・バッグ等を椅子の背もたれに掛けない。座席等に置いたまま離れない。
・ホテルや空港での手続時,券売機での切符購入時等は,荷物を体の前に置く。
(3)「すり」対策
・リュックサックやバッグ等に,旅券や財布等を入れない。旅券等を入れる場合は,必ず体の前で持つ(ファスナーを閉めても安心しない)。
・バッグ等の取り出しやすいところに,旅券や財布等を絶対に入れない。
・日頃から荷物は前で持つことを心がける。特に,地下鉄や観光地等,混雑した場所では,荷物を前で持つ。
・通行人から話しかけられても無視するか,荷物のファスナーを押さえる。
(4)「ケチャップすり」対策
・早朝,夜間など,人通りの少ない時間帯に,一人で出歩くことを控える。
・汚物等をかけられても荷物は手放さず,話しかけられても無視する。
・自宅,宿泊先に戻るか,家族,友人,警察等に助けを求める。
(5)「車上ねらい」対策
・降車時は,短時間でも,使用予定がなくても旅券や現金等を携行する。
・降車時は,短時間でも必ずドアロックをする。
・人通りの多い所,店内から車を見通せる所,監視カメラの近くに駐車する。
4 旅券盗難(紛失)時のデメリット
・予定どおりの旅行継続が困難になる(日本に帰国せざるを得ない場合がある)。
・航空機,ホテルの手配やキャンセル等で,余計な労力,費用が発生する。
・日本の役所が閉庁している場合,旅券申請に必要な戸籍謄(抄)本の原本が取得できず,特に大型連休の場合は,当該連休中の滞在費用等が発生する。
・旅券と共に現金やクレジットカード等を盗まれた場合,海外送金サービス等が受けられなくなり,日々の食費や交通費に困窮する。
(旅券盗難(紛失)時の必要書類は,以下のリンクを参照して下さい)
https://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryokentokousyo.html#ryokensaihakkou
5 その他
旅券の盗難被害に遭われた方の中には,戸籍謄(抄)本の原本を日本からご持参又はご家族やご親戚に預けるなどして,日本の役所の閉庁日でも,早期に旅券発給できたケースがありますので,参考にして下さい。
【問い合わせ先】
在バルセロナ日本国総領事館
住所:Avda. Diagonal, 640, 2a Planta D, 08017, Barcelona
電話番号:+(34)93-280-3433
FAX番号:+(34)93-280-4496/93-204-5439(領事班直通)
ホームページ:
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
★当館ホームページでは,当地における安全対策としての注意事項をまとめた資料を公開しています。
<バルセロナへようこそ~安全快適に滞在するために~>
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/files/000335730.pdf
<カタルーニャ州警察作成防犯動画>
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/bouhandouga.html
引用元:在バルセロナ日本国総領事館
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