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[NEWS]タンザニア:【邦人被害急増中】 犯罪被害件数が昨年比で約5倍(在タンザニア日本国大使館)
2018年03月09日
在留邦人と短期渡航者のみなさまへ
在タンザニア日本国大使館
最近、邦人を含む外国人が被害者となる一般犯罪被害事例が多発しています。また、これまでにはあまりみられなかった比較的計画性の高い犯罪も本日報告されました。
詳細や背景等は不明ながらも状況からみるに、ある程度組織力をもった犯罪グループが活動を活発化させていることは明らかで、今までどおりの警戒では被害に遭ってしまうおそれもあります。
最近の状況に照らしてご自分の安全対策が十分かを再確認するとともに、日々の生活又は旅行中において「犯罪に遭遇するかもしれない」「被害者になるかもしれない」ということを意識してください。
【状況】
●最近30日間の邦人被害件数は昨年比で「約5倍」
邦人が被害者となる一般犯罪被害事例が昨年に比して急増中です。昨年一年間のスリ・ひったくり・タクシー強盗・その他盗難の被害件数が「22件」であったのに対して今年はすでに「9件」。これらはすべて最近30日間に集中して発生しており昨年平均(月当たり1.8件)の約5倍の件数となっています。
また他の国の旅行者なども同じ手口の犯罪被害に遭っており、国籍問わず被害が多発しています。
●似通った犯罪の手口
増加する犯罪の中でも主流はひったくりとタクシー強盗です。いずれのケースも同じような手口が用いられています。たとえばタクシー強盗。実行犯の言動(被害者に近づくためのセリフ)は大きく変わることはなくいくつかのパターンに分けられ、かつ一定の手順にそって被害者は所持金・品すべてを強奪された後、タクシーをつかまえ安い大通りに連れて行かれ、帰りのタクシー代(5千~1万シリング:邦貨換算2百~5百円程度)を渡されています。つまり、同一グループか関連するいくつかのグループによる(特定グループによる)犯行とみることができます。
●これまでにない犯罪形態の現出
被害は所持品のみ、計画性といっても宿舎等から出たところから付け狙われる程度でしたが、先日、施錠された旅先の宿泊施設(ザンジバル)の室内から就寝中に所持品を盗難に遭う被害も報告されました。事前に侵入経路を準備していた点はもとより、セイフティボックスもろとも貴重品を盗むなど犯行は大胆で、これまではあまり見られない犯罪が発生しています。
【安全対策上のアドバイス】
●これまでの犯罪の手口を踏まえて、犯人が接触してきた場面をシミュレーションしてみましょう
昨年比で件数が5倍ですから、その分、街中などで犯人が接触してくる可能性が高くなっているといえます。被害者になるかどうかの分かれ目と被害の度合いは、事前の備えとファーストコンタクト(初動)の段階でどう対処するかが重要な鍵となります。街中を歩いている際に持っているバッグに手をかけられた場合を想定して何をバッグに入れるのか(入れないのか)、親しげに近づいてきたタンザニア人(これまでの実行犯は全員男です)がいた場合にどうやってかわすか、などについて、ご自分の行動パターンにそったシミュレーションをして危険回避と被害軽減のための対策を講じておきましょう。
●生活や旅行をする上で、「計画性の高い犯罪に遭遇するかもしれない」の意識を持つように心がけましょう
犯罪は、事前に計画を立てる時間的余裕がある点で実行犯側に有利となります。したがって、高い計画性をもった犯罪への予防・対処は非常な困難を伴います。個人々々で注意できる範囲は極めて限られ、どうしても間隙が生じてしまうことも想定されますので、レストラン、旅先の宿舎、移動手段などを選ぶ際には値段や雰囲気、利便性だけで比較するのではなく、安全性も条件として位置づけましょう。
__________________________________
在タンザニア日本国大使館
EMBASSY of JAPAN in TANZANIA
Plot No. 1018, Ali Hassan Mwinyi Road, P.O. Box 2577, Dar es Salaam, United Republic of TANZANIA
Tel: +255-22-2115827/9
Fax: +255-22-2115830
領事窓口時間:07:30 - 12:30 / 13:30 - 16:30
査証窓口時間:08:30 - 12:30
引用元:在タンザニア日本国大使館
在タンザニア日本国大使館
最近、邦人を含む外国人が被害者となる一般犯罪被害事例が多発しています。また、これまでにはあまりみられなかった比較的計画性の高い犯罪も本日報告されました。
詳細や背景等は不明ながらも状況からみるに、ある程度組織力をもった犯罪グループが活動を活発化させていることは明らかで、今までどおりの警戒では被害に遭ってしまうおそれもあります。
最近の状況に照らしてご自分の安全対策が十分かを再確認するとともに、日々の生活又は旅行中において「犯罪に遭遇するかもしれない」「被害者になるかもしれない」ということを意識してください。
【状況】
●最近30日間の邦人被害件数は昨年比で「約5倍」
邦人が被害者となる一般犯罪被害事例が昨年に比して急増中です。昨年一年間のスリ・ひったくり・タクシー強盗・その他盗難の被害件数が「22件」であったのに対して今年はすでに「9件」。これらはすべて最近30日間に集中して発生しており昨年平均(月当たり1.8件)の約5倍の件数となっています。
また他の国の旅行者なども同じ手口の犯罪被害に遭っており、国籍問わず被害が多発しています。
●似通った犯罪の手口
増加する犯罪の中でも主流はひったくりとタクシー強盗です。いずれのケースも同じような手口が用いられています。たとえばタクシー強盗。実行犯の言動(被害者に近づくためのセリフ)は大きく変わることはなくいくつかのパターンに分けられ、かつ一定の手順にそって被害者は所持金・品すべてを強奪された後、タクシーをつかまえ安い大通りに連れて行かれ、帰りのタクシー代(5千~1万シリング:邦貨換算2百~5百円程度)を渡されています。つまり、同一グループか関連するいくつかのグループによる(特定グループによる)犯行とみることができます。
●これまでにない犯罪形態の現出
被害は所持品のみ、計画性といっても宿舎等から出たところから付け狙われる程度でしたが、先日、施錠された旅先の宿泊施設(ザンジバル)の室内から就寝中に所持品を盗難に遭う被害も報告されました。事前に侵入経路を準備していた点はもとより、セイフティボックスもろとも貴重品を盗むなど犯行は大胆で、これまではあまり見られない犯罪が発生しています。
【安全対策上のアドバイス】
●これまでの犯罪の手口を踏まえて、犯人が接触してきた場面をシミュレーションしてみましょう
昨年比で件数が5倍ですから、その分、街中などで犯人が接触してくる可能性が高くなっているといえます。被害者になるかどうかの分かれ目と被害の度合いは、事前の備えとファーストコンタクト(初動)の段階でどう対処するかが重要な鍵となります。街中を歩いている際に持っているバッグに手をかけられた場合を想定して何をバッグに入れるのか(入れないのか)、親しげに近づいてきたタンザニア人(これまでの実行犯は全員男です)がいた場合にどうやってかわすか、などについて、ご自分の行動パターンにそったシミュレーションをして危険回避と被害軽減のための対策を講じておきましょう。
●生活や旅行をする上で、「計画性の高い犯罪に遭遇するかもしれない」の意識を持つように心がけましょう
犯罪は、事前に計画を立てる時間的余裕がある点で実行犯側に有利となります。したがって、高い計画性をもった犯罪への予防・対処は非常な困難を伴います。個人々々で注意できる範囲は極めて限られ、どうしても間隙が生じてしまうことも想定されますので、レストラン、旅先の宿舎、移動手段などを選ぶ際には値段や雰囲気、利便性だけで比較するのではなく、安全性も条件として位置づけましょう。
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在タンザニア日本国大使館
EMBASSY of JAPAN in TANZANIA
Plot No. 1018, Ali Hassan Mwinyi Road, P.O. Box 2577, Dar es Salaam, United Republic of TANZANIA
Tel: +255-22-2115827/9
Fax: +255-22-2115830
領事窓口時間:07:30 - 12:30 / 13:30 - 16:30
査証窓口時間:08:30 - 12:30
引用元:在タンザニア日本国大使館
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