海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。
[NEWS]アフガニスタン:治安情勢(外務省 海外安全ホームページ)
2017年08月02日
【安全のために】
●危険情報「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」を全土に対して発出しています。目的の如何を問わず,渡航は止めてください。
●既にアフガニスタンに入国されている方は,国外の安全な地域へ直ちに退避してください。退避までの期間の緊急連絡先(氏名,連絡先,滞在日程)を在アフガニスタン日本国大使館又は外務省邦人テロ対策室まで至急連絡してください。
在アフガニスタン日本国大使館: (93) 799-689-861,(93) 793-915-658
外務省邦人テロ対策室: (代表)03-3580-3311(内線)3047
【主要トピック】
● タリバーンの他,「ISILホラサーン州」を称する勢力等の反政府武装勢力による攻撃で,一般の市民や外国人も巻き込まれる事件が相次いでいます。(継続)
● 国内各地でロケット弾が着弾しています。(継続)
● 外国人が誘拐される事件が相次いでおり,誘拐のリスクが高い状態にあります。(継続)
● 地方の治安情勢は極めて不安定で,攻撃の標的にならずとも被害に巻き込まれる危険性が大いにあります。(継続)
☆詳細については,下記の内容をよくお読み下さい。
1 最近のアフガニスタンにおける治安情勢
(1)タリバーン等の反政府武装勢力による攻撃
アフガニスタンでは,主要な反政府武装勢力であるタリバーンの他,「ISILホラサーン州」を称する勢力等が各地で攻撃を繰り返しており,厳しい治安情勢が続いています。治安当局による警備・警戒が特に強化されている首都カブール市内でも,即席爆発装置(IED)の爆発,銃撃,自爆攻撃等の事件が多発しています。政府関係者,議員,軍・治安当局,駐留外国軍,各国の大使館・総領事館等が主な攻撃対象となっていますが,一般の市民や外国人も相次いで巻き込まれています。
7月17日,国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)は,テロ等の事件による民間人の被害状況に関する本年の中間報告書を発出しました。その中で,2017年上半期の民間人の死者数は1,662名で,2016年の同期比で2%上昇し,死傷者の合計数は5,234名と,同期比とほぼ同等の水準であった他,全体的な傾向としてIEDによる犠牲者が増加している旨言及しています。こうしたデータからも,今後も厳しい治安情勢が継続すると思われます。
(参考URL:https://unama.unmissions.org/sites/default/files/protection_of_civilians_in_armed_conflict_midyear_report_2017_july_2017.pdf )
(2)ロケット弾の着弾
2016年中,カブール中心部ではロケット弾が着弾する事件が少なくとも4件発生し,同市以外の地域や未確認のものを含めると相当数の着弾があると推測されます。2017年になっても7月5日には,同市内の民家に,6日には,ファリヤーブ県において車両にロケット弾が着弾し,子供を含めた死傷者が出ました。ロケット弾は,一度に複数着弾するケースが多く,更に,標的から外れて着弾することもあり,巻き込まれて被害を受けるリスクが高いのが実態です。
(3)外国人を狙った誘拐
警察当局は,外国人が所属するNGO事務所等に対して,誘拐の防止に向け,事務所や住居への監視カメラや警備員の配置,移動の経路や時間帯の頻繁な変更,身辺警護員の同行,可能な限りの防弾車の利用等を勧告しています。
アフガニスタンでは,外国人が誘拐されるリスクは高く,2016年には援助関係者や大学教授等がいずれも車で移動中に誘拐される事件が発生しました(同乗していたアフガニスタン人はいずれも拘束されていません。)。2017年5月には,カブール市内の国際NGOの事務所兼宿舎が襲撃され,フィンランド人職員が誘拐された他,6月には,同市内でケニア人とされる外国人が誘拐される事案が発生しています。
(4)地方の不安定な治安情勢
アフガニスタン国内各地では,治安部隊(国軍・警察)がタリバーン等に対する掃討作戦を展開し,激しい戦闘が繰り広げられています。一部では,政府の統制が及ばない地域が拡大する傾向にあると言われています。米アフガニスタン復興特別査察官(SIGAR)の報告書によれば,アフガニスタン政府の支配あるいは影響が及んでいるのは国内407の郡のうち243郡とされており,中部のウルズガン県,南部のヘルマンド県やカンダハール県等が反政府武装勢力の影響が強い地域の例として挙げられています。また,東部のナンガルハール県等で活動する「ISILホラサーン州」を称する勢力に対しても,治安部隊による掃討作戦が展開されており,4月には,アフガニスタン駐留米軍は,同県の山中の「ISILホラサーン州」の拠点に対して,大規模爆風爆弾(MOAB)を用いる空爆を行いました。
2016年は,南部のラシュカルガー市や北部のクンドゥーズ市といった地方都市にタリバーンが攻勢をかけ,都市の支配をめぐって市街地でも戦闘が行われました。反政府武装勢力に対し,アフガニスタン軍や米軍による空爆も行われています。地方においても,攻撃の標的とならずとも被害に巻き込まれる危険性が大いにあります。
(参考URL:https://www.sigar.mil/pdf/quarterlyreports/2017-04-30qr.pdf )
2 2017年7月3日~7月31日に発生した主なテロ・誘拐事件抜粋(以下いずれも現地時間)
(1) カブール市
● 7月3日,警察高官が乗車した車両に仕掛けられた爆弾が爆発し,1名が死亡。
● 7月5日,ロケット弾が民家に着弾し,2名が死亡,1名が負傷。
● 7月24日,車両を使った自爆攻撃が発生し,36名以上が死亡,42名以上が負傷。(タリバーンが犯行声明発出)
● 7月31日,在アフガニスタン・イラク大使館が襲撃され,少なくとも2名が死亡。(「ISILホラサーン州」が犯行声明発出)
(2)カブール市以外
● 7月3日,カンダハール県カンダハール市郊外において,車両が路肩に仕掛けられた爆弾の爆発を受け,4名が死亡,1名が負傷。
● 7月3日,ヘルマンド県ラシュカルガー郊外において,米軍に対する迫撃砲による攻撃があり,1名が死亡,2名が負傷。
● 7月6日,ファリヤーブ県南部において,車両がロケット弾攻撃に遭い,4名が死亡,1名が負傷。
● 7月8日,ナンガルハール県において,車両に仕掛けられた爆弾が爆発し,1名が死亡,4名が負傷。
● 7月10日,ラグマーン県中央部において,検問所が襲撃され,2名が死亡,7名が負傷。
● 7月11日,ファラー県ファラー市近郊において,車両が襲撃され,7名が死亡,9名が負傷,数名が拉致。
● 7月12日,ヘラート県ヘラート市近郊において,建設作業員が襲撃され,3名が死亡。
● 7月17日,ヘラート県北部において,治安部隊に対する襲撃があり,3名が死亡。
● 7月18日,ヘラート県において,路肩の地雷が複数回爆発し,2名以上が死亡,1名以上が負傷。
● 7月19日,ロガール県西部において,警官に対する襲撃があり,3名が死亡,1名が負傷。
● 7月19日以降数日間,カンダハール県内でバスが複数回襲撃され,少なくとも7名が死亡,複数名が負傷,60名近くが拉致。
● 7月20日,ゴール県において,警察関連施設が襲撃され,4名が死亡,7名が負傷。
● 7月22日,ファリヤーブ県において,行政関連施設が襲撃され,2名が死亡。
● 7月23日,ゴール県南部において,病院が武装グループに侵入され,4名以上が死亡。
● 7月25日,カンダハール県カンダハール市近郊において,軍基地が襲撃され,30名が死亡,複数名が負傷。
【参考データ】
1 カブール市内における外国人の死傷者が生じた事件抜粋(2016年以降)
※新しい事案から順に記載
・2017年5月31日,各国大使館や政府機関が集まるエリアにおける大規模な爆発により,ネパール人等を含む600名近くが死傷。
・2017年5月20日,国際NGOの事務所が襲撃され,ドイツ人1名含む2名が死亡。
・2016年10月,軍事基地内で,アフガニスタン軍の格好をした者が銃を発砲し,米国人2名が死亡,米国人3名が負傷。タリバーンが犯行声明発出。
・2016年6月,警備会社に勤務するネパール人及びインド人を乗せたバスに対する自爆テロが発生し,15名が死亡,20名以上が負傷。タリバーンとISILが犯行声明を発出。
・2016年4月,市内中心部にあるアフガニスタン治安機関の施設付近で,車両を用いた自爆テロが発生した後,治安部隊と武装集団との間で銃撃戦となり,少なくとも64人が死亡,347人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年2月,市内中心部にある国防省付近で自爆テロが発生し,少なくとも15人が死亡,31人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年2月,市内南西部にある警察庁舎付近で自爆テロが発生し,少なくとも20人が死亡,29人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年1月,市内南西部で,報道機関関係者が乗車した車両を標的とした自爆テロ事件が発生し,少なくとも7人が死亡,27人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年1月,市内中心部にあるイタリア大使館の敷地内にロケット弾1発が着弾し,少なくとも2人が負傷(同館員の負傷者はなし)。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年1月,カブール国際空港付近で外国軍の車両及び施設を標的とした二度の自爆テロ事件が発生し,少なくとも1人が死亡,22人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年1月,市内北西部にある仏レストランの前で自爆テロが発生し,少なくとも1人が死亡,15人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
2 アフガニスタン全土における外国人誘拐(2015年以降)
※新しい事案から順に記載
・2017年6月18日,カブール市内で,ケニア人とされる外国人1名が国家保安局(NDS)の格好をした者によって誘拐。
・2017年5月20日,カブール市内で,国際NGOの事務所において,フィンランド人職員が武装した者によって誘拐。
・2016年12月,ヘラート県で,イラン人トラック運転手が武装した者によって誘拐(後日解放)。
・2016年12月,クンドゥーズ県で,車両移動中の赤十字国際委員会(ICRC)のスペイン人職員が誘拐(後日解放)。
・2016年11月,ヘラート県ヘラート市で,イラン人トラック運転手が武装した者によって誘拐。
・2016年11月,カブール市内で,NGOに勤務するオーストラリア人職員が,拳銃を所持した者により誘拐。(後日解放)
・2016年8月,カブール市内で,アフガニスタン・アメリカン大学の米国人とオーストラリア人の教授2名が武装集団によって誘拐。
・2016年6月,カブール市内で,教育・医療支援を行う国際NGOに勤務するインド人職員が拳銃を所持した者によって誘拐(後日解放)。
・2016年4月,ナンガルハール県ジャララバード市で,オーストラリア人の援助機関職員が武装集団によって誘拐(後日解放)。
・2016年3月,バングラデシュ国籍のNGO職員2人が,クンドゥーズ県からバグラーン県への移動中,武装集団によって誘拐。
・2016年3月,カブール市内で,建設会社に勤めるトルコ人が誘拐。
・2015年8月,カブール市内で,ドイツ人援助関係者が武装集団によって誘拐(後日解放)。
・2015年6月,カブール市内で,オランダ人援助関係者が何者かによって誘拐(後日解放)。
・2015年6月,西部ヘラート県で,イラン人運転手が何者かによって誘拐(後日解放)。
・2015年4月,北東部クンドゥーズ県で,ドイツ人援助関係者が何者かによって誘拐(後日解放)。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C165.html
●危険情報「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」を全土に対して発出しています。目的の如何を問わず,渡航は止めてください。
●既にアフガニスタンに入国されている方は,国外の安全な地域へ直ちに退避してください。退避までの期間の緊急連絡先(氏名,連絡先,滞在日程)を在アフガニスタン日本国大使館又は外務省邦人テロ対策室まで至急連絡してください。
在アフガニスタン日本国大使館: (93) 799-689-861,(93) 793-915-658
外務省邦人テロ対策室: (代表)03-3580-3311(内線)3047
【主要トピック】
● タリバーンの他,「ISILホラサーン州」を称する勢力等の反政府武装勢力による攻撃で,一般の市民や外国人も巻き込まれる事件が相次いでいます。(継続)
● 国内各地でロケット弾が着弾しています。(継続)
● 外国人が誘拐される事件が相次いでおり,誘拐のリスクが高い状態にあります。(継続)
● 地方の治安情勢は極めて不安定で,攻撃の標的にならずとも被害に巻き込まれる危険性が大いにあります。(継続)
☆詳細については,下記の内容をよくお読み下さい。
1 最近のアフガニスタンにおける治安情勢
(1)タリバーン等の反政府武装勢力による攻撃
アフガニスタンでは,主要な反政府武装勢力であるタリバーンの他,「ISILホラサーン州」を称する勢力等が各地で攻撃を繰り返しており,厳しい治安情勢が続いています。治安当局による警備・警戒が特に強化されている首都カブール市内でも,即席爆発装置(IED)の爆発,銃撃,自爆攻撃等の事件が多発しています。政府関係者,議員,軍・治安当局,駐留外国軍,各国の大使館・総領事館等が主な攻撃対象となっていますが,一般の市民や外国人も相次いで巻き込まれています。
7月17日,国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)は,テロ等の事件による民間人の被害状況に関する本年の中間報告書を発出しました。その中で,2017年上半期の民間人の死者数は1,662名で,2016年の同期比で2%上昇し,死傷者の合計数は5,234名と,同期比とほぼ同等の水準であった他,全体的な傾向としてIEDによる犠牲者が増加している旨言及しています。こうしたデータからも,今後も厳しい治安情勢が継続すると思われます。
(参考URL:https://unama.unmissions.org/sites/default/files/protection_of_civilians_in_armed_conflict_midyear_report_2017_july_2017.pdf )
(2)ロケット弾の着弾
2016年中,カブール中心部ではロケット弾が着弾する事件が少なくとも4件発生し,同市以外の地域や未確認のものを含めると相当数の着弾があると推測されます。2017年になっても7月5日には,同市内の民家に,6日には,ファリヤーブ県において車両にロケット弾が着弾し,子供を含めた死傷者が出ました。ロケット弾は,一度に複数着弾するケースが多く,更に,標的から外れて着弾することもあり,巻き込まれて被害を受けるリスクが高いのが実態です。
(3)外国人を狙った誘拐
警察当局は,外国人が所属するNGO事務所等に対して,誘拐の防止に向け,事務所や住居への監視カメラや警備員の配置,移動の経路や時間帯の頻繁な変更,身辺警護員の同行,可能な限りの防弾車の利用等を勧告しています。
アフガニスタンでは,外国人が誘拐されるリスクは高く,2016年には援助関係者や大学教授等がいずれも車で移動中に誘拐される事件が発生しました(同乗していたアフガニスタン人はいずれも拘束されていません。)。2017年5月には,カブール市内の国際NGOの事務所兼宿舎が襲撃され,フィンランド人職員が誘拐された他,6月には,同市内でケニア人とされる外国人が誘拐される事案が発生しています。
(4)地方の不安定な治安情勢
アフガニスタン国内各地では,治安部隊(国軍・警察)がタリバーン等に対する掃討作戦を展開し,激しい戦闘が繰り広げられています。一部では,政府の統制が及ばない地域が拡大する傾向にあると言われています。米アフガニスタン復興特別査察官(SIGAR)の報告書によれば,アフガニスタン政府の支配あるいは影響が及んでいるのは国内407の郡のうち243郡とされており,中部のウルズガン県,南部のヘルマンド県やカンダハール県等が反政府武装勢力の影響が強い地域の例として挙げられています。また,東部のナンガルハール県等で活動する「ISILホラサーン州」を称する勢力に対しても,治安部隊による掃討作戦が展開されており,4月には,アフガニスタン駐留米軍は,同県の山中の「ISILホラサーン州」の拠点に対して,大規模爆風爆弾(MOAB)を用いる空爆を行いました。
2016年は,南部のラシュカルガー市や北部のクンドゥーズ市といった地方都市にタリバーンが攻勢をかけ,都市の支配をめぐって市街地でも戦闘が行われました。反政府武装勢力に対し,アフガニスタン軍や米軍による空爆も行われています。地方においても,攻撃の標的とならずとも被害に巻き込まれる危険性が大いにあります。
(参考URL:https://www.sigar.mil/pdf/quarterlyreports/2017-04-30qr.pdf )
2 2017年7月3日~7月31日に発生した主なテロ・誘拐事件抜粋(以下いずれも現地時間)
(1) カブール市
● 7月3日,警察高官が乗車した車両に仕掛けられた爆弾が爆発し,1名が死亡。
● 7月5日,ロケット弾が民家に着弾し,2名が死亡,1名が負傷。
● 7月24日,車両を使った自爆攻撃が発生し,36名以上が死亡,42名以上が負傷。(タリバーンが犯行声明発出)
● 7月31日,在アフガニスタン・イラク大使館が襲撃され,少なくとも2名が死亡。(「ISILホラサーン州」が犯行声明発出)
(2)カブール市以外
● 7月3日,カンダハール県カンダハール市郊外において,車両が路肩に仕掛けられた爆弾の爆発を受け,4名が死亡,1名が負傷。
● 7月3日,ヘルマンド県ラシュカルガー郊外において,米軍に対する迫撃砲による攻撃があり,1名が死亡,2名が負傷。
● 7月6日,ファリヤーブ県南部において,車両がロケット弾攻撃に遭い,4名が死亡,1名が負傷。
● 7月8日,ナンガルハール県において,車両に仕掛けられた爆弾が爆発し,1名が死亡,4名が負傷。
● 7月10日,ラグマーン県中央部において,検問所が襲撃され,2名が死亡,7名が負傷。
● 7月11日,ファラー県ファラー市近郊において,車両が襲撃され,7名が死亡,9名が負傷,数名が拉致。
● 7月12日,ヘラート県ヘラート市近郊において,建設作業員が襲撃され,3名が死亡。
● 7月17日,ヘラート県北部において,治安部隊に対する襲撃があり,3名が死亡。
● 7月18日,ヘラート県において,路肩の地雷が複数回爆発し,2名以上が死亡,1名以上が負傷。
● 7月19日,ロガール県西部において,警官に対する襲撃があり,3名が死亡,1名が負傷。
● 7月19日以降数日間,カンダハール県内でバスが複数回襲撃され,少なくとも7名が死亡,複数名が負傷,60名近くが拉致。
● 7月20日,ゴール県において,警察関連施設が襲撃され,4名が死亡,7名が負傷。
● 7月22日,ファリヤーブ県において,行政関連施設が襲撃され,2名が死亡。
● 7月23日,ゴール県南部において,病院が武装グループに侵入され,4名以上が死亡。
● 7月25日,カンダハール県カンダハール市近郊において,軍基地が襲撃され,30名が死亡,複数名が負傷。
【参考データ】
1 カブール市内における外国人の死傷者が生じた事件抜粋(2016年以降)
※新しい事案から順に記載
・2017年5月31日,各国大使館や政府機関が集まるエリアにおける大規模な爆発により,ネパール人等を含む600名近くが死傷。
・2017年5月20日,国際NGOの事務所が襲撃され,ドイツ人1名含む2名が死亡。
・2016年10月,軍事基地内で,アフガニスタン軍の格好をした者が銃を発砲し,米国人2名が死亡,米国人3名が負傷。タリバーンが犯行声明発出。
・2016年6月,警備会社に勤務するネパール人及びインド人を乗せたバスに対する自爆テロが発生し,15名が死亡,20名以上が負傷。タリバーンとISILが犯行声明を発出。
・2016年4月,市内中心部にあるアフガニスタン治安機関の施設付近で,車両を用いた自爆テロが発生した後,治安部隊と武装集団との間で銃撃戦となり,少なくとも64人が死亡,347人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年2月,市内中心部にある国防省付近で自爆テロが発生し,少なくとも15人が死亡,31人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年2月,市内南西部にある警察庁舎付近で自爆テロが発生し,少なくとも20人が死亡,29人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年1月,市内南西部で,報道機関関係者が乗車した車両を標的とした自爆テロ事件が発生し,少なくとも7人が死亡,27人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年1月,市内中心部にあるイタリア大使館の敷地内にロケット弾1発が着弾し,少なくとも2人が負傷(同館員の負傷者はなし)。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年1月,カブール国際空港付近で外国軍の車両及び施設を標的とした二度の自爆テロ事件が発生し,少なくとも1人が死亡,22人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
・2016年1月,市内北西部にある仏レストランの前で自爆テロが発生し,少なくとも1人が死亡,15人が負傷。タリバーンが犯行声明を発出。
2 アフガニスタン全土における外国人誘拐(2015年以降)
※新しい事案から順に記載
・2017年6月18日,カブール市内で,ケニア人とされる外国人1名が国家保安局(NDS)の格好をした者によって誘拐。
・2017年5月20日,カブール市内で,国際NGOの事務所において,フィンランド人職員が武装した者によって誘拐。
・2016年12月,ヘラート県で,イラン人トラック運転手が武装した者によって誘拐(後日解放)。
・2016年12月,クンドゥーズ県で,車両移動中の赤十字国際委員会(ICRC)のスペイン人職員が誘拐(後日解放)。
・2016年11月,ヘラート県ヘラート市で,イラン人トラック運転手が武装した者によって誘拐。
・2016年11月,カブール市内で,NGOに勤務するオーストラリア人職員が,拳銃を所持した者により誘拐。(後日解放)
・2016年8月,カブール市内で,アフガニスタン・アメリカン大学の米国人とオーストラリア人の教授2名が武装集団によって誘拐。
・2016年6月,カブール市内で,教育・医療支援を行う国際NGOに勤務するインド人職員が拳銃を所持した者によって誘拐(後日解放)。
・2016年4月,ナンガルハール県ジャララバード市で,オーストラリア人の援助機関職員が武装集団によって誘拐(後日解放)。
・2016年3月,バングラデシュ国籍のNGO職員2人が,クンドゥーズ県からバグラーン県への移動中,武装集団によって誘拐。
・2016年3月,カブール市内で,建設会社に勤めるトルコ人が誘拐。
・2015年8月,カブール市内で,ドイツ人援助関係者が武装集団によって誘拐(後日解放)。
・2015年6月,カブール市内で,オランダ人援助関係者が何者かによって誘拐(後日解放)。
・2015年6月,西部ヘラート県で,イラン人運転手が何者かによって誘拐(後日解放)。
・2015年4月,北東部クンドゥーズ県で,ドイツ人援助関係者が何者かによって誘拐(後日解放)。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C165.html
- 海外赴任ガイドのご購入
- セミナー研修のご案内
- 海外赴任ブログ
国内トラベルクリニック(予防接種実施機関)リスト
海外赴任ガイドのSNS